日本の国家財政を立て直したい

ギリシアの次はイタリア、何て言っているが、何よりも酷いのは日本だ。
日本の国債は、海外に頼っているわけではなく、日本人自身への借金だからいいのだ、何て、のんきなこと言っているけど、結局、日本人自身のお金がパーになるのだ。
多少事情は違うかもしれないが、この財政破綻への道は、同じである。

約９０兆円の国家予算に対して、税収は、４０兆円も満たない。
これって、相当な無駄を削っても、今の税収不足では国家は成り立たない。
無駄を削り、公務員改革を進め、議員定数を是正し・・・と色々やっても、税率アップはやむをえないと思う。なぜなら、まず、年金基金へ、税金を投入しないと、不足が生じている。年金をもらう人と、年金を支払う人のつりあいが全く取れなくなる。

こういうことを書くと、必ず、トリックがあるなどと言われるが、さまざまな部分でお金が不足しているのは事実だ。
我々日本国民自身が、どれだけ、辛抱する気があるのだろうか？
東北の瓦礫の処分を、拒否する都道府県。福島の花火を拒否する市町村。
「がんばろう日本」と言っているが、かなり多くの人が（私を含め）、自分が多少の犠牲を被ることを拒否している。

私は、消費税10％は致し方ないと思う。それは多少の犠牲だからです。
本来25％以上取らないと、借金をしなくて済むようにはならないから。
諸外国で、こんなに消費税の安い国は無いと思います。
一方、何だかんだ言っても、公共サービスがこれだけ行き届いている国が、他にどれくらいあるでしょうか？
日本人は日本のこれまでの尺度だけで話をしていますが、海外と比べるとかなり我々は良い国なのではないでしょうか？

税金が安い方がいいのは、私も同感です。できれば、産油国のように、子供が国王から、お小遣いをもらえるようなことならいい。でも、原油のようなものは、今のところ、日本にはありません。
これ以上、負のツケを将来に残すことが我々親としていいのでしょうか？
このままでは、自分の息子を日本において置くのは不安です。

私はサラリーマンなので、否応無く、源泉徴収です。
厚生年金や介護保険料等々、給与明細をみると、支払額は半端な額ではありません。
でも、仕方ないと思っています。
それ相応に頂いているのですから、それ相応にお支払いします。
６５歳以上だらけの日本。

私のこのCAFE仲間の皆さんは、６５歳以上の方が多く、非常に耳の痛い話かもしれませんが、この世代の方にも、厳しい負担となることをお許し願いたい。
皆さんからの非難が多いとは思いますが、あえて書きました。