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2013年4月、ホーチミンへ移住
2020年6月、ハノイへ移住
 2022年1月、永久帰国

総領事館から注意喚起

2017年05月23日 | サイゴン生活

 先日、総領事館から「夜間の外出に関する注意喚起」がありました。

 ベトナムでは、殺人などの凶悪犯罪はほとんどありませんが、スリやひったくりなどの犯罪はよく見聞きします。とはいえ、日本に限らず他の諸外国でもそうした犯罪は日常的に発生しているわけで、この国だけが特別に危ないというわけではなさそうです。

 昨日、イギリスのコンサート会場で自爆テロにより20人の人が亡くなった事件がありましたが、ベトナムでは、テロ事件はこの4年間聞いたことがありません。

 とはいえ、用心に越したことはありませんから、総領事館の注意喚起のとおり、夜間の不要な外出はできるだけ避けたほうがよさそうです。

 以下は、総領事館からの注意喚起。

 

 日本人が夜間に歩行中、何者かに暴行される事件が発生しました。夜間は特に慎重に行動し、外出する際は短い距離でも乗り物を利用する等、安全対策に十分注意を払ってください。

       在留邦人及び邦人旅行者の皆様へ
                      在ホーチミン日本国総領事館
                      平成29年5月22日

           件名:夜間の外出に関する注意喚起

1.今般、バリア・ブンタウ省において、日本人がレストランでの夕食を終えた後、徒歩で自宅へ戻るために信号待ちをしていた際、バイクに乗った2人組が近寄ってきて、ベトナム語で言いがかりをつけられ、いきなり殴られる等の暴力を受けた他、包丁の様な刃物で威嚇され、自宅まで追跡され追い回される等の被害に遭遇しました(被害者の方は、一人は片方の鼓膜が破れ日本に一時帰国し治療、又一人は病院で4針を縫う等の手当を受けたとのことです)。

2.本件事件については、現在、当地公安(警察)当局で捜査中であり、背景等詳細は不明ですが、当地に滞在する在留邦人及び旅行者の皆様におかれては、以下の点に十分注意の上、安全対策にご留意願います。

●夜間の行動は特に慎重にしましょう。夜間や早朝の外出は極力避ける、やむを得ず外出する場合には一人歩きは避ける、近い距離でも乗り物を利用するといった対策が必要です。
●旅のスケジュールを立てる場合も、目的地に夜遅く到着する様な計画は出来るだけ避けましょう。
●現地の方とのトラブルは可能な限り避け、不要な争いや、いざこざを起こさない様注意しましょう。外国生活や海外旅行中は、言葉やコミュニケーションの問題等に端を発するトラブルが発生しやすい環境にありますが、常に冷静沈着を心がけましょう。不審な人物に話しかけられたり、言いがかりをつけられても極力相手にしない等、十分な距離をとることも重要です。
●不審な行動をとる人物は、凶器を保持している可能性もあります。万が一、被害に遭遇した場合には、生命を第一に考え、抵抗はしないことが大切です。

 この注意喚起は、総領事館に「在留届」を提出している日本人にメール送付されているものです。

 外務省の「海外在留邦人統計」(平成28年)によると・・

 1)アメリカ   :419,610人

 2)中国     : 131,161人

 3)オーストラリア:  89,133人

 4)イギリス   :  67,997人

 5)タイ     :  67,424人

 となっています。ベトナムは・・

 17)ベトナム   :14,695人です。

 こんなにたくさんの日本人が住んでいるんだ。でも、この数字は、大使館あるいは総領事館に「在留届」を提出している日本人の数を集計したものなので、実際はそれを上回る日本人が住んでいることになります。

 


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