公益社団法人 高槻市シルバー人材センターブログ

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高槻フォトウォッチングバックナンバー

2006年03月08日 18時40分20秒 | Weblog
鵜殿のヨシ
<紹介文>高槻市の東部、道鵜町の淀川河川敷に広大な「鵜殿のヨシ」が群生しています。 鵜殿を含む鵜殿村(現在の道鵜町・萩之庄・井尻・上牧のあたり)は、山崎や柱本などとともに古くから、紀貫之の『土佐日記』等歴史にも登場します、 平安時代に淀川は京都と外海を結ぶ交通の要所として重要な役割を担うようになり、淀川沿い鵜河の辺に造られた宿を「鵜殿」と呼び、土地の名になったと言われています、ヨシは古くは雅楽で用いられ、雅楽の楽器「篳篥(ひちりき)」のリード(蘆舌:ろぜつ)はヨシの幹(かん)で作られます、又ヨシで編んだヨシズ、宇治の茶園や高槻市山間部の原・塚脇地区の寒天製造者に用いられていましたが、寒天業の縮小とともにヨシズ製造も縮小されています、又ヨシは水質の浄化等、水辺環境に役立つとも言われています、今このヨシ原の保全に力が注がれています。