TAKAYAN'S ROOM

主にゲームブックを楽しんでいます

《宇宙の暗殺者》 第16話 ロボットの悲劇

2023年08月04日 22時48分01秒 | 宇宙の暗殺者(完結)
TAKAYAN「えへん!(´ρ`)」

俺は壁に寄り掛かると、軽く咳払いをした。

男「────!(゜ロ゜;)」

男は跳ね起きて俺を見つめる。

男「あ、あんたは!?」

いきなり現れた俺を見て、男は動転しているようだ。

T「車のセールスマンじゃないのは確かさ」

俺は〈ヴァンダーベッケン〉に潜入した理由を簡単に話す。











T「…というわけで、俺はサイラスを捜している」

男「そうだったのか…」

男が打ち解けてきたので、俺はサイラスのことを尋ねてみる。

T「知っていることがあれば、教えてくれ」

男「あいつは許せない…!」

T「…! いったい何をされたんだ?」

男「俺は〈ヴァンダーベッケン〉のロボットたちのメンテナンスをしていた。
 ある日、サイラスは『ブリッジの司令ロボットに問題がある』と言いやがった。
 そのロボットは新型で、人間のような意識と人格を持っていたんだよ。
 また、狂った科学者に命令されることを嫌っていたんだ」

T「なるほど、サイラスは腹を立てるだろうな」

男「サイラスはロボットを作った俺に命じた。
 『あんな失敗作は早々にスクラップにしろ』と…」

T「お宅はロボットを処分したのか?」

男「できるわけがない! あいつをスクラップにするのは殺人と同じだ。
 あのロボットは生きている! 自分が存在することを知っている!」

T「もし見かけたら、できるだけのことはしよう。
 決してスクラップにはさせないさ」

男「話を聞いてくれて嬉しかったよ。そうだ! これを持って行くといい」

男は俺に円筒型の電子キーを手渡す。
(バックパックに収納できる品物は五つまでだから、まだ余裕がある)

男「これがあれば、鍵の掛かった扉を開けられるはずだ」

T「ありがとう。じゃあ、元気でな」

俺は奥にある扉を開けて進むことにする。


☆ステータス
技術点 12/12  体力点 22/22  運点 10/10  装甲点 10/12

☆持ち物
電撃銃
熱線銃
手榴弾2個
装甲宇宙服
活性剤4錠
バックパック
(電子キー)
(電子キー)

☆メモ
パイロットのロボットに質問されたら、『何も知らない』と答えること
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《宇宙の暗殺者》 第15話 何があったんだ?

2023年08月04日 19時04分42秒 | 宇宙の暗殺者(完結)
ハッチを開けると、そこは小さな薄暗い部屋だった。
本、小型の電子機器、寝台、その他の家具などが散乱している。

?「う、うう…」

TAKAYAN「…!」




白いオーバーオールを着た男が寝台の上に寝転がっていた。
男のベルトに吊り下げられているのは計測用の装置だ。
両手で顔を覆って、悲しそうな声を上げている。

男「うう…」

男は俺に気付いていない。向かい側には扉がある。
あの扉を抜けて先へ進もうか? それとも…

・男に攻撃を仕掛ける

・男を脅して情報を聞き出す

・男と話をしてみる

嫁さんが浮気でもしたのかよ?


☆ステータス
技術点 12/12  体力点 22/22  運点 10/10  装甲点 10/12

☆持ち物
電撃銃
熱線銃
手榴弾2個
装甲宇宙服
活性剤4錠
バックパック
(電子キー)

☆メモ
パイロットのロボットに質問されたら、『何も知らない』と答えること
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《宇宙の暗殺者》 第14話 勘で選ぶ

2023年08月04日 16時57分30秒 | 宇宙の暗殺者(完結)
左手の通路は幅が広く、見通しが良かった。
今まで通ってきたトンネルに比べれば、まるでハイウェイだ。











突き当たりまで来ると、そこには二つの小さなハッチがあった。
片方のハッチは俺の正面にあり、もう片方は側面の壁にある。
さて、どちらのハッチを開けようか?

・正面のハッチを開けてみる

・側面の壁にあるハッチを開けてみる

よし、こっちだ。


☆ステータス
技術点 12/12  体力点 22/22  運点 10/10  装甲点 10/12

☆持ち物
電撃銃
熱線銃
手榴弾2個
装甲宇宙服
活性剤4錠
バックパック
(電子キー)

☆メモ
パイロットのロボットに質問されたら、『何も知らない』と答えること
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《宇宙の暗殺者》 第13話 警告に従います…(;・▽・)

2023年08月04日 11時23分25秒 | 宇宙の暗殺者(完結)
俺は幾重にも屈曲した長いトンネルを進んでいく。

TAKAYAN「どこまで続くんだよ…?(;×○×)」











しばらく歩くと、いくつかのトンネルが合流している場所に出た。
同じようなトンネルが左右の暗闇の中へ伸びている。
俺が通ってきたトンネルの突き当たりには小さなハッチがある。それには…

 注意  極めて危険  許可されなき者の立ち入り禁止

こんな文字が書かれていた。

・左に曲がる

・右に曲がる

・小さなハッチの中に入ってみる

T「このハッチを開ける勇気は無いぜ…(・・;)」

気の小さい俺は左に曲がることにする。


☆ステータス
技術点 12/12  体力点 22/22  運点 10/10  装甲点 10/12

☆持ち物
電撃銃
熱線銃
手榴弾2個
装甲宇宙服
活性剤4錠
バックパック
(電子キー)

☆メモ
パイロットのロボットに質問されたら、『何も知らない』と答えること
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《宇宙の暗殺者》 第12話 虫の知らせ

2023年08月04日 09時46分28秒 | 宇宙の暗殺者(完結)
フォスニク人たちの死体を調べてみたが、役立ちそうな物は持っていなかった。




しかし、二人が首に掛けている鎖の先に付いた円筒が俺の目を引く。

TAKAYAN「これは…」

円筒には小さな文字で〈電子キー〉と刻まれている。
ひょっとしたら、これを使って鍵の掛かった扉を開けられるかもしれない。
俺は電子キーを持って行くことにした。
(バックパックに収納できる品物は五つまでだから、まだ余裕がある)

・衝立の向こう側にある扉は既に調べている

・これから調べてみようと思う

・トンネルに戻る

T(あの扉は開けないほうがいいような気がする…)

嫌な予感がするので、俺はトンネルに戻ることにした。


☆ステータス
技術点 12/12  体力点 22/22  運点 10/10  装甲点 10/12

☆持ち物
電撃銃
熱線銃
手榴弾2個
装甲宇宙服
活性剤4錠
バックパック
(電子キー)

☆メモ
パイロットのロボットに質問されたら、『何も知らない』と答えること
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