冒険を終えて

TAKAYAN｢か、帰ったぞ…｣

マーテル｢お疲れ様♪｣

メイリィ｢マーテル＝リゼール、初めまして。私は…｣

マ｢えっと、確かメイリィだったわね？｣

メ｢よろしくお願いします…｣

マ｢なかなかの美人じゃないの(私には劣るけど)
　とてもロボットには見えないわよ｣

T｢ロボットじゃなくて、アンドロイドさ｣

メ｢私は人間ではないので、ゲームブックをプレイするのは無理です。
　けれど、記事の編集ぐらいはできると思いますの｣

マ｢それは助かるわ！｣

T｢名案だろ？｣

メ｢TAKAYANやマーテルが安心して冒険できるように頑張ります｣

こうしてメイリィは今後、記事の編集を担当することになった。

T｢ところで、今回の冒険の感想は？｣

マ｢見ていて楽しかったわよ。SFの作品も悪くないと思ったわ。
　〈ヴァンダーベッケン〉には様々な仕掛けがあったわね。
　まさか惑星に放り出されるなんて…｣

T｢あのときは驚いたな｣

マ｢他にも楽しいルートがあるかもしれないわ。
　何かのミニゲームで使うページが巻末にあるの。
　だけど、サイラスを捕まえることができたんだから、
　とりあえず成功と言っていいんじゃない？｣

T｢そういうことにしておこうか｣

時間は掛かったが、どうにか最後まで書くことができた。
しかし、管理人たちの冒険は続く。
一冊でも多くのゲームブックをクリアするために…

《宇宙の暗殺者》 最終話 彼女のスリーサイズ

俺とメイリィは市場に来た。

TAKAYAN｢おい、気に入った体はあったか？｣

メイリィ｢う～ん、どれにしようか迷いますの…｣

女の買い物は長い…(´△｀；)


・


・


・


そして三時間後…

メ｢TAKAYAN、これに決めました｣

T｢どれどれ…｣

　B　88　　W　59　　H　89




ちょっとグラマーすぎるんじゃないか。

T｢店員さん、いくらだ？｣

店員｢消費税を含めて10万クレジットになります｣

T｢何だとーっ！？((;° □°))｣


・


・


・


メ｢TAKAYAN、私は幸せですわ…(* ´ ▽ ` *)｣

T｢よ、良かったな…(´×へ×｀；)｣

ああ、プラモもCDも買えなくなっちまった…

《宇宙の暗殺者》・完


☆ステータス
技術点　11/12　　体力点　22/22　　運点　7/10　　装甲点　10/14

☆持ち物
電撃銃
熱線銃
装甲宇宙服(技術点-1)
活性剤4錠
バックパック
(電子キー)
(赤外線ゴーグル)
(アンドロイドの頭)

☆メモ
パイロットのロボットに質問されたら、『何も知らない』と答えること
常に真ん中を進むこと

《宇宙の暗殺者》 第99話 相棒との約束

俺はサイラスを強化スーツから引っ張り出す。

TAKAYAN｢サイラス、起きろよ｣

サイラス｢わ、私は負けたのか…？(×△×;)｣

メイリィ｢そんなに気を落とすことはありませんわ。
　　　　あなたには新しい生活が待っていますもの｣

T｢お宅は今後、刑務所で寝泊まりすることになる｣

メ｢もっとも、今回の事件で多くの犠牲者を出しましたから…｣

T｢多分、死ぬまで釈放されることはないだろう。
　牢屋の中で頭を冷やすんだな｣

サ｢き、貴様のような若僧に…｣

T｢負け惜しみを言っている暇は無いぜ。すぐに迎えが来る｣

こうしてサイラスの野望は打ち砕かれた。





・


・


・


警視総監｢TAKAYAN、よくやってくれたな｣

T｢苦労しましたよ。何度も死にそうな目に遭ったんですから｣

警視総監｢おかげでサイラスを牢屋へ放り込むことができた。
　　　　我々は心から感謝している。
　　　　そうそう、君の口座に報酬が振り込まれているはずだ｣

T｢本当ですか！？　メイリィ、ATMへ直行だ！(^O^)｣

メ｢はいっ！(*^▽^*)｣


・


・


・


ATMで口座の残高を確認してみると…

T｢うわっ！｣

メ｢いくら振り込まれていましたの？｣

T｢聞いて驚くなよ。10万クレジットだ！(。-∀-)｣

メ｢じ、10万クレジット～！？(*゜△゜*)｣

これだけあれば、新しいバイクが買える。
余ったら、オークションでレアなゲームブックやプラモを…

メ｢TAKAYAN、約束は覚えていますわよね？｣

T｢えっ？｣

メ｢あのとき、確かに言いましたわ｣

　サイラスを捕まえたら、報酬がもらえることになっているんだ。
　そのときは君の体のパーツを買ってやろう。

T｢────！！(；゜○゜)｣

メ｢さあ、市場へ行きましょう♪(*＾・＾*)｣


☆ステータス
技術点　11/12　　体力点　22/22　　運点　7/10　　装甲点　10/14

☆持ち物
電撃銃
熱線銃
装甲宇宙服(技術点-1)
活性剤4錠
バックパック
(電子キー)
(赤外線ゴーグル)
(アンドロイドの頭)

☆メモ
パイロットのロボットに質問されたら、『何も知らない』と答えること
常に真ん中を進むこと

《宇宙の暗殺者》 第98話 正義は勝つ

メイリィ｢TAKAYAN、負けないでください！｣

TAKAYAN｢ああ、まだ死にたくないからな｣

さあ、銃撃戦だ！

サイラス　　技術点　9　　体力点　12

〈第1ラウンド〉
まずは俺が撃つ番だ。サイコロを二つ振る。
出目は『1+5＝6』で、俺の技術点未満だ。弾はサイラスに命中する！
俺の武器は熱線銃だから、サイコロを一つ振る。出た目は4だ。
サイラスの体力点を4減らすことができる。
サイラスの体力点　12→8

次はサイラスが撃つ番だ。サイコロを二つ振る。
出目は『6+3＝9』で、サイラスの技術点と同じだ。弾は外れた。

〈第2ラウンド〉
俺が撃つ番だ。サイコロを二つ振る。
出目は『4+4＝8』で、俺の技術点未満だ。弾はサイラスに命中する！
俺の武器は熱線銃だから、サイコロを一つ振る。出た目は2だ。
サイラスの体力点を2減らすことができる。
サイラスの体力点　8→6

次はサイラスが撃つ番だ。サイコロを二つ振る。
出目は『5+3＝8』で、サイラスの技術点未満だ。弾は俺に命中する！
またサイコロを二つ振る。出目は『5+6＝11』で、俺の装甲点未満だ。
レーザーは装甲宇宙服を貫けなかったので、俺はダメージを受けない。
(装甲点-1、13→12)

〈第3ラウンド〉
俺が撃つ番だ。サイコロを二つ振る。
出目は『4+6＝10』で、俺の技術点未満だ。弾はサイラスに命中する！
俺の武器は熱線銃だから、サイコロを一つ振る。出た目は1だ。
サイラスの体力点を1減らすことができる。
サイラスの体力点　6→5

次はサイラスが撃つ番だ。サイコロを二つ振る。
出目は『2+3＝5』で、サイラスの技術点未満だ。弾は俺に命中する！
またサイコロを二つ振る。出目は『5+3＝8』で、俺の装甲点未満だ。
レーザーは装甲宇宙服を貫けなかったので、俺はダメージを受けない。
(装甲点-1、12→11)

〈第4ラウンド〉
俺が撃つ番だ。サイコロを二つ振る。
出目は『2+6＝8』で、俺の技術点未満だ。弾はサイラスに命中する！
俺の武器は熱線銃だから、サイコロを一つ振る。出た目は3だ。
サイラスの体力点を3減らすことができる。
サイラスの体力点　5→2

次はサイラスが撃つ番だ。サイコロを二つ振る。
出目は『4+3＝7』で、サイラスの技術点未満だ。弾は俺に命中する！
またサイコロを二つ振る。出目は『3+3＝6』で、俺の装甲点未満だ。
レーザーは装甲宇宙服を貫けなかったので、俺はダメージを受けない。
(装甲点-1、11→10)

〈第5ラウンド〉
俺が撃つ番だ。サイコロを二つ振る。
出目は『5+2＝7』で、俺の技術点未満だ。弾はサイラスに命中する！
俺の武器は熱線銃だから、サイコロを一つ振る。出た目は5だ。
サイラスの体力点を5減らすことができる。
サイラスの体力点　2→0

サイラス｢ぐわぁーっ！！(((×□×;)))｣

T｢俺の勝ちだ！(≧▽≦)｣

メ｢TAKAYAN、お見事！(* ・▽・*)｣


☆ステータス
技術点　11/12　　体力点　22/22　　運点　7/10　　装甲点　10/14

☆持ち物
電撃銃
熱線銃
装甲宇宙服(技術点-1)
活性剤4錠
バックパック
(電子キー)
(赤外線ゴーグル)
(アンドロイドの頭)

☆メモ
パイロットのロボットに質問されたら、『何も知らない』と答えること
常に真ん中を進むこと

《宇宙の暗殺者》 第97話 サイラスの切り札

秘密の出入り口を抜けると、そこは巨大な格納庫だった。

メイリィ｢TAKAYAN、あそこに小型の宇宙艇がありますわ｣

TAKAYAN｢あれに乗って逃げるつもりだな｣

？｢その前に貴様らを始末する！｣

T｢サイラス、どこだ？　姿を見せろ！｣

サイラス｢さっきも言ったが、私を怒らせた罪は重いぞ！( ・`□・´)｣

T｢うわっ、何のコスプレだよ！？( ;゜△゜)｣




サイラスは作業用の強化スーツを着込んでいた。
これは装着した者の力を数十倍にも増幅する機械だ。

サ｢この強化スーツの力には手も足も出まい！｣

サイラスはレーザー銃を構え、俺たちに向かってくる。

・サイラスと戦う

・バックパックの中から役に立ちそうな物を取り出す

メ｢使えそうなアイテムはありませんわ｣

T｢ここまで来たら、小細工はしないぜ｣

俺は熱線銃を抜いた。


☆ステータス
技術点　11/12　　体力点　22/22　　運点　7/10　　装甲点　13/14

☆持ち物
電撃銃
熱線銃
装甲宇宙服(技術点-1)
活性剤4錠
バックパック
(電子キー)
(赤外線ゴーグル)
(アンドロイドの頭)

☆メモ
パイロットのロボットに質問されたら、『何も知らない』と答えること
常に真ん中を進むこと