恐ろしすぎる世界の終末を描いた黙示録は現代のことを予言しているのか!?
ヨハネの黙示録は、新約聖書のラストを飾る聖典。唯一の予言書。
ヨハネは、イエスの12人の弟子の中の1人。
兄のヤコブと一緒に漁師をしていたが、イエスと出会い行動を共にすることになる。
一番弟子ペテロとヨハネが最後の晩餐の準備をしたと言われている。
多神教であるローマ帝国は、一神教のキリスト教を迫害し、ヨハネも迫害を受け、エーゲ海の小さな島に流されてしまう。
ヨハネはそこで不思議な体験をする。
神から啓示を受け、未来の出来事を幻によって見せられた。
恐ろしすぎる終末の世界の様子
大天使軍団とサタンの戦い
怒りが頂点に達した神の裁き
イエスキリストの再臨
天国行きか地獄行きかを決める最後の審判
人類がいまだかつて遭遇したことのない想像を絶するシーンが展開されていく。
序文:これは、イエス・キリストの黙示である。
黙示は、ギリシャ語でアポカリプス。
天の啓示を意味する。
幻の全ては神の言葉であり、イエス・キリストの証言。
空に扉が浮かんでいる。
扉は空いている。
ラッパの音がけたたましく鳴る。
ラッパの音かと思っていたが、実は人の声だった。
「この扉をくぐれ、そうしたらこれから起こることを教えてやる」
ヨハネは、精霊によって引き上げられるが、扉の向こうに広がる衝撃的な光景を見て愕然とする。
そこには玉座に座っている神様がいた。
それを取り囲むように、24人の長老と、4匹の謎の生き物が存在していた。
第一の生き物:顔がライオン
第二の生き物:雄牛
第三の生き物:人間のような姿
第四の生き物:ワシのような姿
それぞれに6個ずつ翼が生えていて、びっしりと目玉が張り付いている。
そして、神様にずっと感謝の言葉を捧げている。
その周りでは、24人の長老が神様に礼拝をあげている。
ヨハネは、神様が7つの封印を施した巻物を持っていることに気づく。
屈強な天使が「この巻物を開いて、封印を解くのにふさわしい奴はおらんかね?」と言う。
ヨハネ:「そのような人間はこの世にはいません」
長老:「ごらん、ユダ族出身のライオンであり、ダビデの子孫があの巻物を開き、7つの封印を解いてしまうよ」
神様のもとに屠られた子羊が立っている。
子羊は7つの耳を持ち、7つの目を持っていた。
ユダ族と言えば、イスラエル12支族の中でもリーダー的存在。
そのシンボルはライオン。
ダビデの子孫と言えば、イエスのこと。
殺された子羊も、処刑されたイエスのことを表している。
子羊は、神様から巻物を受け取った。
4匹の生き物と24人の長老はひれ伏し、音楽を奏でながら讃美歌を歌い始めた。
「あなたは封印を解くのにふさわしい方です。
なぜなら、あなたは殺され、あらゆる国民のあらゆる民族を救ったからです
あなたの血潮によって全ての人々は罪を償われたからです」
子羊イエスは、7つの巻物を一つ一つ解いていく。
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