家庭裁判所で調停成立後、調書をもらう。それをもって役所へ。何はともあれ離婚届け提出。
その後の手続きは人によりけり。必要書類は各自調べてもらうとして、多くの人は年金分割をするのではないかと思う。
加えて、子どもがいれば親権(子の氏変更)、児童手当口座の変更、子どもの学校への届け。習い事や塾などにも引っ越し等の手続きや支払い口座の変更。人によっては、各種子育て援助金や低所得者への援助申請があるかもしれない。
家や車を譲り受けたら、名義変更の手続きとそれに付随する保険の変更。保険と言えば自分の医療保険にも加入した。予算の関係で、掛け捨て型。追加で自転車保険もお願いする。
職場にも、転居や扶養家族に関する変更を申し出る。
離婚が決まってから、これらすべての手続きを終えるまでに2カ月かかった。特にのんびりしていたつもりはないけれど、後から後から思いつくので、そのたびに手続をしていく。
引っ越しの際、本当は公営住宅に移りたかったが、申請期間外だったのでできなかった。その数カ月後、公報で入居者募集をしていたけれど、これまでの引っ越しの手続きを考えると、心が萎えてしまう…という訳で断念した。
こうしてたくさんの手続きを振り返ってみると、私たちは実に多くの届け出に縛られた生活をしているのが分かる。家族が移動するだけでこんなにもたくさんの場所に報告し、受理されなければ、社会生活を普通に送れないことに驚く。それらによって守られているのだろうが、ちょっと不自由な気分にもなる。
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