買い控えて、後回しにしたモノ。
筆頭はオーブンレンジ。電子レンジはなくても結構平気だったが、お菓子作りの好きな子ども達には我慢をさせたと思う。買えば頻繁に使うことが目に見えていたので、オーブンはちょっぴり良いものにしようと決めていた。そのため、生活が軌道に乗って、ある程度お金の目途が立つまで待った。買った途端…毎日のように菓子やらパンやら作り始めた。今でも週に4~5日、何か焼いているのではないか。粉やら砂糖、玉子の消費量に驚く。手作りしている限りは、食費を切り詰めたくないし、仕方ないという感じ。
ホットプレートもその一つ。それまでお好み焼きは一枚一枚フライパンで焼いていた。みんなの口に入るのになかなか時間がかかるし、台所と食卓が別の部屋なので、行ったり来たりが面倒だった。食べながら焼けるって素敵。子供にせがまれて、なんとたこ焼きプレート付き!関西の人にとっては『何を当たり前なこと言ってるんだ』と思われるかもしれないが、私にとっては人生初のたこ焼き器。散々探して、展示品の新品を手に入れた。やったー。屋台で売ってたり、冷凍食品だったりで食べることはあっても、カリッと焼きたてのたこ焼きは新鮮だった。
こんな風に「ない」から手に入れるものは、お金さえ貯まれば買うという選択ができるが、「ある」けど買うのは難しい。ケチなので。
例えば服や靴。底が薄くなったり、ひび割れしてきてもまだ履けると思うと買えない。特に離婚直後で生活が不安定な時は、後回し対象になる。今でも養育費に頼っている時点で、安定しているとは言えない気がするし、どの時点で買い替えるかは悩みどころ。みんなはどこで線引きしているのだろう?
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