今年の夏、息子と観に行ったポケモン映画。
そのパンフレットの片隅に見つけた商品広告。
"全世界待望―"
そんな大仰な謳い文句で紹介されていた商品が、HGタケシ。
チビッコを中心に大人気のポケモン。
任天堂から20年前に発売された、ゲームボーイ用ソフトだった。
昆虫採集をコンセプトに、少年をターゲットに作られた本ソフト、
じわじわと人気が広まり、アニメ化されてから一気に人気が爆発。
以後、基本システムは踏襲されたままシリーズ化され、
派生ゲームも数多く発売され、未だ根強い人気を誇るシリーズだ。
バンダイから届いた小箱。
その初代、ポケットモンスター赤/緑にて、
プレイヤーが最初に挑戦することになるジムリーダー。
それが、タケシだ。
他のRPGでいうところの、ボスキャラに相当するのがジムリーダーだ。
初めてプレイヤーの前に立ちはだかる少年は、
それまで戦った、短パンの少年とは異なり、
子どもとは思えない屈強そうな肉体をさらけ出し、プレイヤーに勝負を挑んでくる。
段ボールを開けるとさらにピッタリと型にはめられて商品が登場。
商品も半紙のようなものにくるまれて完全防備。
コレクターのなかには、箱の角がつぶれていたり、
表面に擦り傷があることさえ、クレームつける人が居るからな・・・。
いわタイプのポケモンを繰り出し、いぶし銀の戦いを見せてくる。
序盤の最初のジムリーダーなんで、てんで大したことはなく、
初めにフシギダネを選んでいた自分は難なく倒せた。
タケシが繰り出してくる、いわ/じめんタイプのポケモンは、
フシギダネなど、くさタイプのポケモンは有利に戦うことができた。
とはいえ、いわ/じめんタイプに不利な、
ほのおタイプのポケモン、ヒトカゲを選んでしまったプレイヤーは苦戦したはず。
そんな最初の壁、タケシが20年の時を経て、リアルフィギュアとしてバンダイから販売された。
やっと現れた商品の箱。
それほどポケモンに思い入れがわるわけでもないのだが、
初代ポケットモンスター赤/緑と、二作目の金/銀はそれなりにプレイした。
そうして発見した、タケシのフィギュアの広告。
よくもまあ、こんないぶし銀のキャラクターを商品化したもんだ。
アニメではそれなりに活躍して、人気のあったタケシではあるが、
ゲーム内ではいたって地味な存在だ。
今回発売されたフィギュアは、アニメではなく、ゲームのデザインで造形されている。
箱の側面や底面には、ゲームボーイのなつかしの画面が!
完全受注生産だった。
決して安いものではなかったのだが、
あまり深く考えもせず、なんとなく注文してしまった。
そして、その商品が先日手元に届いた。
わくわくして箱を開ける・・・が、箱のなかにきちっと、また型枠の箱。
それをひっぱりだすと、さらに半紙のようなものにくるまれた状態で、
ようやっとパッケージが姿を現した。
神経質なコレクターに対応するためか?
完全防備な超過剰包装状態で送られてきた。
パッケージを開けると、ポリ製ブリスターにはめられた、タケシが姿を現した!
届いた箱の段階で判ったけれど、思ったよりも小さかった。
注文画面に、フィギュアの大きさなんか記載されていたのだろうが、
ろくに見もせずに注文した。
アミーボとかと並べてちょっと大きいくらいのサイズ。
リザードンのアミーボと並べるとタケシが大きく感じるし、
ピカチュウやプリンのアミーボと並べるとタケシが小さくなってしまうけれど。
ルカリオ、ゲッコウガあたりだといい感じだろう。
ミュウツーは見たことがないのでよく判らない。
たくましい体の造形。
マッチョ過ぎず理想的な体だ。
いやー原型師さんって凄いな・・・。
タケシのフィギュアを隅々まで見ていて、そのリアルさに唸る。
塗装もムラやはみ出し、気泡などが一切見られず、とても丁寧。
やはり、食玩のオマケや、アミーボ、一番くじの景品などとは比較にならない。
完全受注生産で高価なだけはある。
ただ、これもやっぱりMADE IN CHINA なのよね・・・。
なんでこんな裾ダルダルのズボン履いてるんだろう?
りりしいお顔。
フラッシュで見えないけれど、眉間の縦ジワも素敵。
いやあ、こういう高級?なフィギュア初めて買ったけれど、いいねこれ。
ガンダムのフィギュアやらが1万超えてしまうのも納得するわ。
あの複雑さは、そらするよな・・・って。
でもさすがに、フィギュアにそんな額は出せないけどね。
ロボット魂のゲーマルク欲しいなあ。
大きさの目安として比較写真を。
ふつうタバコの箱とかでやるんだろうが、タバコ吸わないので、クッピーラムネで代用。
判りにくいか・・・。
初代で繰り出してくる、二体のポケモンのモンコレと一緒に。
イシツブテはいい感じだけど、イワークが小さ過ぎて悲しい。
プリンとリザードンのアミーボと。
プリンはでか過ぎ。
リザードンは逆に小さ過ぎ。
うまくゆかないものだな・・・。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます