いちばん見かけるであろう、タカミ製菓の“にんじん”。
やおきん版パッケージ。
昔懐かしい駄菓子、にんじん。
にんじんっていっても、野菜のニンジンではなく、お米のお菓子。
ポン菓子っていうのが通称なのかな?
白米に圧力をかけて膨らませ、砂糖などで甘くされた昔ながらのお菓子。
これがニンジンを模したオレンジ色した三角形の袋に入れられたものが、“にんじん”。
タカミ製菓のオリジナルパッケージ。
緑や黄色、青などカラーバリエーションがある。
駄菓子専門店で見つけた、レアかもしれない商品。
商品名は“にんじん”ではなく、ポップライス。
製造主がメーカーでなく個人名だった。
口は密封されておらず、ゆる~く針金入りのあの紐(正式名称判らず)で縛られていた。
すぐに湿気てしまいそう・・・。
レトロな雰囲気の味のあるコアラのイラストが印象的。
中身は素朴なポン菓子。
砂糖でほんのり甘い。
自分が小学生の頃からずっとあった。
駄菓子屋が廃れてしまった今でも、スーパーでふつうに売られている。
中身もおそらく当時と変わっておらず、ポン菓子が詰められている。
オレンジ色が主流だが、たまに緑や黄色い袋も見かける。
甥っ子たちにおやつとして最近よく買うようになった。
現代っ子がチョイスするお菓子は、グミやソフトキャンディが主流なよう。
今の子はなかなか自分でチョイスするようなお菓子じゃなかろうし、
逆に珍しがるかなと思った。
それに米が原料ってことで、なんとなく健康にも良さそう。
ジャンボサイズもある。
自分が子どもの頃はというと・・・。
あまり買って食べた覚えがない。
似たようなお菓子で、ポン菓子に水飴がからめられ、
塊にされたお菓子、“おこし”っていうのかな?
あっちの方が好きだった。
ニンジン型の袋ではなく、普通の袋に入って売られているポン菓子。
自分が小学生くらいまでは、
おっちゃんが軽トラに金網付きのマシンを持って来ていて、
生米を持っていくと、一合100円くらいだったかな?
有料でそれをポン菓子に加工してくれる業者が居た。
出来上がるとき、ドーーーーンッ!って爆発音が鳴り響き、
耳を抑えて怖がっていたのを覚えている。
できたてのそれは、温かくて、
水あめもまだ固まりきれておらずベタベタしていて、それはそれは美味しかった。
もうあの業者も見かけることはなく、
できたてのポン菓子を味わうことはできないが、
この にんじんを手に取ると、当時のことが思い出される。
客以外にも子どもがたくさん集まってきて、物欲しそうに眺めたり、
できたてのポン菓子の入った袋を手にした子に、すかさず寄ってたかってきて、
「ひとくちちょうだい!」とかせびるクソガキも居たなあ。
「いもうとたちのやきだめ!」って、ぜったいやらんかったけど。
そんなことも思い出す、にんじん。
自分の部屋で食べる甥っ子たち。
こぼすこぼす。
数日後にクッションに張り付いた状態で発見されることも。
小さい子に与えるときは、気を付けなきゃならん。
ドラゴンクエストⅩ、魔獣の菜園にある巨大ニンジン。
いたずらジャーミィといたずらバーティ。
ジャムとバターが好物だけど、ちゃんと野菜も食べるのね。
スマブラスペシャルのステージ、“頂上”に出現するニンジン。
取ると微量に体力回復(10%だったかな?)。
原作アイスクライマーにも、ボーナスステージで登場する野菜のひとつ。
ガオガエンは肉食だったか。
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