よろず戯言

テーマのない冗長ブログです。

餅太郎

2013-02-23 23:47:13 | グルメ

懐かしの駄菓子紹介。

今回は菓道“餅太郎”

 

01

昔から変わらぬパッケージ。

価格はなんと10円!

 

味のある昔話のイラストが描かれた小さな小袋に、

これまた小粒のあられが入っている。

内容量は6gと、極めて少ないが、10円という価格だと納得する。

なによりも子供むけと考えて、少量で安価なのは駄菓子たる由縁。

少ないお小遣いで、できるだけ多くのお菓子を楽しみたい。

そんなとき、10円,20円の商品は非常に重宝される。

 

02

 

うす塩味のあられが、ほんのちょっと。

大人だと袋から直接流し入れて、ひと口で食べ切れそうな量だ。

亀田製菓や越後製菓など、おかきやあられの大手メーカーの同様の商品に比べ、

多少油っこさがあるが、まあごくごく普通のあられ。

そしてこの餅太郎には、105円の大袋もある。

 

Photo

 

こちらの大袋は70g入りと、小袋よりも一割お得。

パッケージに“ピーナッツ入り”と強調されているが、小袋の方もピーナッツが入っている。

ただ、このピーナッツの含有量がとてつもなく低く、

小袋でだいたい、1.5個~2個、大袋で7.5個~11.5個。※1

これは東ハトキャラメルコーンや、ブルボンピーパリ※2よりも酷い。

 

まあとくにこれといった特長のないあられ菓子の餅太郎なのだが、

ここで今になって気になってしまったのが、パッケージのイラスト。

小袋の方は、花咲じいさんと、餅をついているおじいさんとおばあさん。

餅をついているのは、おそらく桃太郎のおじいさんとおばあさん。

で、大袋の方にはさらに、桃太郎のお供であろう、帷子姿のイヌ,サル,キジも描かれている。

 

_

花咲じいさん

 

__2

おじいさんとおばあさん

 

__3

イヌ,サル,キジ

 

・・・・。

主役たる、桃太郎の姿がない!

いや、そもそも花咲じいさんは別の物語じゃん!

まてよ、もしやこれは、この商品・餅太郎が主役であり、

そのお供の、イヌ・サル・キジであり、

餅太郎を作ってくれている、おじいさん,おばあさん・・って構図なのかもしれない。

盛り上げるために、花咲じいさん加えてみましたみたいな。

 

 

・・・と、どうでもいいことを考えつつ、この餅太郎の姉妹品も紹介する。

その名も、“どんどん焼”

駄菓子店のみならず、コンビニやスーパーなどでも見かける。

取り扱っている店が多く、ひょっとしたらこっちの方が馴染みがあるかもしれない。

 

01_2

こちらも昔から変わらぬパッケージ。

 

これまた味のあるパッケージの小袋。

“どんどん焼”ということで、その音を連想させる太鼓が描かれている。

こちらは21円と、餅太郎よりも少し高い。

ソース味が主流だが、キムチ味もあるらしい。

自分は未だキムチ味には遭遇したことがない。

 

02_2

 

基本、餅太郎と同じあられなのだが、

ソース味ということで、若干、あられの色が濃くなっている。

で、食べるとこれがけっこう、塩辛い。

ソースの味がちょっとキツめ。

こっちにはピーナッツは入っていない。

 

そしてこちらも、パッケージにツッコミを入れなければならない。

まずはパッケージ向かって左側の鼓笛隊。

太鼓を担いで大股で歩く聖子ちゃんカットの少女が、ヤケにいなせ。

その一方で、内股で横笛を吹く、ナヨっとした少年が情けない。

 

__4

なぜ男子が内股で女子がガニマタなのか?

 

そして・・・向かって右側!

大太鼓を叩く、少年と少女。

この少女の方に注目!

 

__5

妙にエロい。

 

ヤケにセクシーな胸元が粋。

この谷間に釘付けですよ。

祭りに居がちな、ちょっとヤンキー入ったおネエちゃんですね判ります。

おっぱい小さくても、さらしをうまいこと巻いて谷間強調。

御輿担いでいるときに思わずポロリして、

すかさずカメラ小僧に撮られてエロ本とかに投稿されるパターン。

 

ああ・・またしょうもないことを書いてしまった。

 

__6

サル、やけにかわいいな・・・。

 

 

 

※1  小袋は5袋,大袋は2袋、それぞれ食べて検証。

    ピーナッツ0.5個は半かけのこと。

 

※2 ピーパリに入っているのは、ピーナッツではなく、加工されたカシューナッツ。

   ちなみにキャラメルコーンは、薄皮付きのピーナッツ(南京豆)。

 

 

 



2 コメント

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随分とご無沙汰してます。 (トモユキ)
2013-03-03 22:10:19
随分とご無沙汰してます。

餅太郎は知らなかったものの、パッケージの絵を見て、
「どんどん焼きの絵に似てるな」と思った矢先に
どんどん焼きが紹介されて、武さんのツッコミとの併せ技で
思わず笑ってしまいました。
自分はあられは濃い目の味が好きで、どんどん焼きは
うまい棒に次いで好きな駄菓子だったりします。

駄菓子の話題を見ると、幼少の頃にお隣の駄菓子屋さんに
よく出入りしていたことと、お菓子の味を思い出して、
とても懐かしい気分になりますね。
今度、久々に買ってこようと思います。
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トモユキさん、こんばんはお久しぶりです。 ()
2013-03-04 23:39:17
トモユキさん、こんばんはお久しぶりです。
 
やっぱり餅太郎よりも、どんどん焼きの方が認知度が高いみたいですね。
どんどん焼きが好きな駄菓子の上位にくるとは!
トモユキさんの好みはなかなか渋いですね。
 
駄菓子のなかには、今風のパッケージに変わってしまったものも多く、
この餅太郎やどんどん焼きのように、
昔ながらのパッケージは、何度みても懐かしさがこみ上げてきます。
そしてツッコミどころが多いのも、昔のままならではだと思います。
 
最近は大型の商業施設のなかに、駄菓子専門のショップなどもできており、
ちょっと前に比べて、駄菓子を目にする機会が増えました。
ふらっと立ち寄って、わんさか買っても、数百円だったりするんですよ。
この安さもまた駄菓子の魅力ですね。
 
トモユキさんもぜひ立ち寄って、大人買いしちゃってください。
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