懐かしの駄菓子紹介。
今回は菓道の“餅太郎”。
昔から変わらぬパッケージ。
価格はなんと10円!
味のある昔話のイラストが描かれた小さな小袋に、
これまた小粒のあられが入っている。
内容量は6gと、極めて少ないが、10円という価格だと納得する。
なによりも子供むけと考えて、少量で安価なのは駄菓子たる由縁。
少ないお小遣いで、できるだけ多くのお菓子を楽しみたい。
そんなとき、10円,20円の商品は非常に重宝される。
うす塩味のあられが、ほんのちょっと。
大人だと袋から直接流し入れて、ひと口で食べ切れそうな量だ。
亀田製菓や越後製菓など、おかきやあられの大手メーカーの同様の商品に比べ、
多少油っこさがあるが、まあごくごく普通のあられ。
そしてこの餅太郎には、105円の大袋もある。
こちらの大袋は70g入りと、小袋よりも一割お得。
パッケージに“ピーナッツ入り”と強調されているが、小袋の方もピーナッツが入っている。
ただ、このピーナッツの含有量がとてつもなく低く、
小袋でだいたい、1.5個~2個、大袋で7.5個~11.5個。※1
これは東ハトのキャラメルコーンや、ブルボンのピーパリ※2よりも酷い。
まあとくにこれといった特長のないあられ菓子の餅太郎なのだが、
ここで今になって気になってしまったのが、パッケージのイラスト。
小袋の方は、花咲じいさんと、餅をついているおじいさんとおばあさん。
餅をついているのは、おそらく桃太郎のおじいさんとおばあさん。
で、大袋の方にはさらに、桃太郎のお供であろう、帷子姿のイヌ,サル,キジも描かれている。
花咲じいさん
おじいさんとおばあさん
イヌ,サル,キジ
・・・・。
主役たる、桃太郎の姿がない!
いや、そもそも花咲じいさんは別の物語じゃん!
まてよ、もしやこれは、この商品・餅太郎が主役であり、
そのお供の、イヌ・サル・キジであり、
餅太郎を作ってくれている、おじいさん,おばあさん・・って構図なのかもしれない。
盛り上げるために、花咲じいさん加えてみましたみたいな。
・・・と、どうでもいいことを考えつつ、この餅太郎の姉妹品も紹介する。
その名も、“どんどん焼”。
駄菓子店のみならず、コンビニやスーパーなどでも見かける。
取り扱っている店が多く、ひょっとしたらこっちの方が馴染みがあるかもしれない。
こちらも昔から変わらぬパッケージ。
これまた味のあるパッケージの小袋。
“どんどん焼”ということで、その音を連想させる太鼓が描かれている。
こちらは21円と、餅太郎よりも少し高い。
ソース味が主流だが、キムチ味もあるらしい。
自分は未だキムチ味には遭遇したことがない。
基本、餅太郎と同じあられなのだが、
ソース味ということで、若干、あられの色が濃くなっている。
で、食べるとこれがけっこう、塩辛い。
ソースの味がちょっとキツめ。
こっちにはピーナッツは入っていない。
そしてこちらも、パッケージにツッコミを入れなければならない。
まずはパッケージ向かって左側の鼓笛隊。
太鼓を担いで大股で歩く聖子ちゃんカットの少女が、ヤケにいなせ。
その一方で、内股で横笛を吹く、ナヨっとした少年が情けない。
なぜ男子が内股で女子がガニマタなのか?
そして・・・向かって右側!
大太鼓を叩く、少年と少女。
この少女の方に注目!
妙にエロい。
ヤケにセクシーな胸元が粋。
この谷間に釘付けですよ。
祭りに居がちな、ちょっとヤンキー入ったおネエちゃんですね判ります。
おっぱい小さくても、さらしをうまいこと巻いて谷間強調。
御輿担いでいるときに思わずポロリして、
すかさずカメラ小僧に撮られてエロ本とかに投稿されるパターン。
ああ・・またしょうもないことを書いてしまった。
サル、やけにかわいいな・・・。
※1 小袋は5袋,大袋は2袋、それぞれ食べて検証。
ピーナッツ0.5個は半かけのこと。
※2 ピーパリに入っているのは、ピーナッツではなく、加工されたカシューナッツ。
ちなみにキャラメルコーンは、薄皮付きのピーナッツ(南京豆)。
餅太郎は知らなかったものの、パッケージの絵を見て、
「どんどん焼きの絵に似てるな」と思った矢先に
どんどん焼きが紹介されて、武さんのツッコミとの併せ技で
思わず笑ってしまいました。
自分はあられは濃い目の味が好きで、どんどん焼きは
うまい棒に次いで好きな駄菓子だったりします。
駄菓子の話題を見ると、幼少の頃にお隣の駄菓子屋さんに
よく出入りしていたことと、お菓子の味を思い出して、
とても懐かしい気分になりますね。
今度、久々に買ってこようと思います。
やっぱり餅太郎よりも、どんどん焼きの方が認知度が高いみたいですね。
どんどん焼きが好きな駄菓子の上位にくるとは!
トモユキさんの好みはなかなか渋いですね。
駄菓子のなかには、今風のパッケージに変わってしまったものも多く、
この餅太郎やどんどん焼きのように、
昔ながらのパッケージは、何度みても懐かしさがこみ上げてきます。
そしてツッコミどころが多いのも、昔のままならではだと思います。
最近は大型の商業施設のなかに、駄菓子専門のショップなどもできており、
ちょっと前に比べて、駄菓子を目にする機会が増えました。
ふらっと立ち寄って、わんさか買っても、数百円だったりするんですよ。
この安さもまた駄菓子の魅力ですね。
トモユキさんもぜひ立ち寄って、大人買いしちゃってください。