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あんみつ風大福

2024-07-21 08:35:38 | グルメ

 

季節ごとに面白い大福を販売してくれる、あわしま堂。

あわしま堂は、西日本を中心に和洋菓子を販売している愛媛県のメーカー。

東日本のひとには馴染みがないかもしれない。

これまでも、いくつか商品を紹介してきたが、今回は夏らしい商品。

あんみつ風大福。

 

寒天を中心に、みかんやさくらんぼなどのフルーツが入り、

赤えんどう豆が入った、みつまめ。

そのみつまめに、たっぷりの小豆あんが盛られたのが、あんみつ。

そのあんみつっぽい大福が、あんみつ風大福。

 

みつまめ自体は、江戸時代末期には屋台で庶民に食べられていたようだが、

あんみつの歴史は意外にも浅く、昭和のはじめくらいらしい。

発祥は銀座の甘味処らしく、しるこ屋さんや、みつまめ屋さんが発祥と諸説ある。

 

そんな、夏においしい和風スイーツのあんみつ。

自分も大好きで、そういった商品をよく買って食べる。

本当は甘味処で、リッチで本格的なやつを食べたいのだけど、

スーパーやコンビニで売られているのしか食べたことがない。

寒天やあんこもいいけれど、自分は赤えんどうが好きだったり。

 

黒糖ゼリーは黒蜜のかかった寒天をイメージしてるのだろう。

レシピというか、この構成を考えたひと、できるな!

 

そして、このあんみつ風大福。

5月くらいだったか、店頭に並びはじめたので、速攻で買って食べた。

もちろん、冷蔵庫でしっかり冷やして。

 

うーん・・・まずくはないのだけど、あんみつではないな。

黒糖ゼリーが入っているとはいえ、寒天が感じられないので、あんみつとは言い難く、

葛粉の入っていない、固めの水まんじゅうっぽくなってしまう。

まあ、商品名も、あんみつ“風”大福となっているんだけどね。

 

見た目は汁気のない水まんじゅう。

 

あんこはたっぷり入っている。

目視でさくらんぼや桃などのフルーツは確認できず。

 

黒蜜のかかった寒天を模した、黒糖ゼリーは確認できた。

 

パッケージを見ると、桃やさくらんぼも入っているようだけど、

目視でそれらが確認できなかった。

ただ、食べていると、らしき風味は感じられた。

小さくクラッシュされたものが入っているのだろう。

 

あんみつではない・・・と思いつつも、なんだかんだで複数回購入して食べた。

1個98円くらいで売られているので、ついつい買ってしまう。

だが、7月に入って、どうも終売になったっぽい。

なんで?

あんみつといったら、夏の和菓子だろうに。

お盆のお供え物にも最適だと思うんだけどな。

 

変わりにマスカット大福なるものが販売され始めたので、

最近はそちらを買うようになった。

あんみつ風大福、来年も販売してくれるだろうか?

 

やっぱ、あんみつはたっぷりの寒天と赤えんどうが入ってなきゃ!

・・・と、この記事の画像用に、市販のみつまめの缶詰とチューブ入りのあんこを買った。

 

・・・が、あんこを盛るのを忘れ、そのままみつまめで食べてしまった。

 



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