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季節ごとに面白い大福を販売してくれる、あわしま堂。
あわしま堂は、西日本を中心に和洋菓子を販売している愛媛県のメーカー。
東日本のひとには馴染みがないかもしれない。
これまでも、いくつか商品を紹介してきたが、今回は夏らしい商品。
あんみつ風大福。
寒天を中心に、みかんやさくらんぼなどのフルーツが入り、
赤えんどう豆が入った、みつまめ。
そのみつまめに、たっぷりの小豆あんが盛られたのが、あんみつ。
そのあんみつっぽい大福が、あんみつ風大福。
みつまめ自体は、江戸時代末期には屋台で庶民に食べられていたようだが、
あんみつの歴史は意外にも浅く、昭和のはじめくらいらしい。
発祥は銀座の甘味処らしく、しるこ屋さんや、みつまめ屋さんが発祥と諸説ある。
そんな、夏においしい和風スイーツのあんみつ。
自分も大好きで、そういった商品をよく買って食べる。
本当は甘味処で、リッチで本格的なやつを食べたいのだけど、
スーパーやコンビニで売られているのしか食べたことがない。
寒天やあんこもいいけれど、自分は赤えんどうが好きだったり。
黒糖ゼリーは黒蜜のかかった寒天をイメージしてるのだろう。
レシピというか、この構成を考えたひと、できるな!
そして、このあんみつ風大福。
5月くらいだったか、店頭に並びはじめたので、速攻で買って食べた。
もちろん、冷蔵庫でしっかり冷やして。
うーん・・・まずくはないのだけど、あんみつではないな。
黒糖ゼリーが入っているとはいえ、寒天が感じられないので、あんみつとは言い難く、
葛粉の入っていない、固めの水まんじゅうっぽくなってしまう。
まあ、商品名も、あんみつ“風”大福となっているんだけどね。
見た目は汁気のない水まんじゅう。
あんこはたっぷり入っている。
目視でさくらんぼや桃などのフルーツは確認できず。
黒蜜のかかった寒天を模した、黒糖ゼリーは確認できた。
パッケージを見ると、桃やさくらんぼも入っているようだけど、
目視でそれらが確認できなかった。
ただ、食べていると、らしき風味は感じられた。
小さくクラッシュされたものが入っているのだろう。
あんみつではない・・・と思いつつも、なんだかんだで複数回購入して食べた。
1個98円くらいで売られているので、ついつい買ってしまう。
だが、7月に入って、どうも終売になったっぽい。
なんで?
あんみつといったら、夏の和菓子だろうに。
お盆のお供え物にも最適だと思うんだけどな。
変わりにマスカット大福なるものが販売され始めたので、
最近はそちらを買うようになった。
あんみつ風大福、来年も販売してくれるだろうか?
やっぱ、あんみつはたっぷりの寒天と赤えんどうが入ってなきゃ!
・・・と、この記事の画像用に、市販のみつまめの缶詰とチューブ入りのあんこを買った。
・・・が、あんこを盛るのを忘れ、そのままみつまめで食べてしまった。
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