武の釣り日誌

5歳でハゼを釣りを始めた少年が釣りに目覚めていく格闘の日々

撒き餌のもしも・・・

2013-01-31 01:13:51 | Weblog

このブログを閲覧されている皆さんはフカセ釣りをしている方が多いと思われます。


そのほとんどが撒き餌を撒き魚を寄せ対象魚を釣っていくことだろうと思います!



魚というのは集魚材の匂いだけで寄っているわけでなく、
生きるために様々な情報を駆使して撒き餌によっているのです!!


例えばお祭りのときの屋台でイカ焼きが売られているとして、

匂いがしなくても屋台の「イカ焼き」の文字を見て焼ける音を聞いて食欲が湧き食べたい!

と思うのと同じようなものだと思います。



そうなのであれば撒き餌が水面に着水した音や集魚材の煙幕・水中で光る牡蠣殻やコーンなど

もちろん、潮下に居れば匂いもするわけですよね!


そうなれば魚というのは視覚・嗅覚・聴覚・(さらには体側を利用した感覚)
を駆使して撒き餌によっているといっても過言ではありませんよね?



そんな魚たちは時に意外な行動に出ることもあり、
俺ら人間は目を疑う光景を見せてくれ楽しませてくれます!







釣り人が撒き餌を撒くと大体はこういったように、

撒き餌の煙幕は奥に拡散したり、手前にこぼれたりします!



チヌでいえば、習性として煙幕に向かって泳ぐといわれており

撒き餌と仕掛けの投入点を近づけなるべく長い時間同調していくのが理想とされます。





(上の矢印が潮の向きで左から右に言っていうものとします)


赤い点がウキで矢印がウキの動きとします。


撒き餌は当然潮に流されていくので左から右に流れていきます。


仕掛けを流していく上で抵抗が掛かるためウキはななめの移動となります。
したがって、拡散した沖の撒き餌ぎりぎりにウキを投入することで、
撒き餌の密度の濃い部分で仕掛と撒き餌が同調することとなります。


コレがオーソドックスなフカセ釣りでもっとも釣れるでしょう!



でも、これは全部のチヌに当てはまるとは限らないって教えてくれたチヌが居ます。






さきほど使った図のように黒く塗りつぶされたところというのは釣り人は意外と見えてないですよね



そのチヌは川フカセをしていたときで春先で海中がすけすけの中突如手前に現れました。




普通なら撒き餌の密度の濃いそうな撒き餌の塊の着水点に集まりそうなものの、

手前の微量な牡蠣殻やコーンを地道に落ちてきたのを食べていました!?


一向に沖にいく気配も無く試しにサシエをチヌの視線の先まで引き戻すと・・・

スゥーっとサシエのほうへ泳ぎオキアミをパクリ!!


あまりにも見事に捕食と撒き餌への反応を見れたので目を疑いました。



釣り人のおもっているように誘導できない魚もいるのだなぁ~っと楽しませてくれました!!




1日釣っていると沖に打つ撒き餌もさることながらこぼれ撒き餌も相当なはず!



地道にたまに降ってくる微量の撒き餌を拾っている魚も居るかも知れないので手前に引っ張ったり、


逆に仕掛けだけ遠投して撒き餌はいつもどおり流して、

拡散撒き餌で食わすという有名な手もやはり効果的なんでしょうね!




たまには手前のほうまで引っ張るというのもありかもなのでお試しくださいね!!



皆さんも身近に魚を見れる環境があったら見てみてくださいね!!




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