武の釣り日誌

5歳でハゼを釣りを始めた少年が釣りに目覚めていく格闘の日々

第2回アサヒ飲料杯争奪全日本磯チヌ選手権

2015-05-18 11:36:09 | Weblog
JFT主催の全日本磯チヌ選手権に参加してきました!!


去年、この大会に参加し、とてつもなく悔しい思いをしたので、今年こそはやったるで!!


と気合いを入れて、1年間開催会場の牛窓に通い、磯の地形や牛窓の癖や特性、釣り方、魚の傾向

などを体に染み込ませこの1日にかけてきました



前日にも多くの前釣りの選手の方が見受けられ、気合いが入りました!


ポーターの俺はどこに降りようかな・・・と悩みます。。。


台湾から今大会のためにお越しくださったJFT台湾支部4名?の方たちと釣ることにします


スーパー爆釣ポイント下筏です♪


準備も早々に釣り開始2投目に釣れ、爆釣決定か?笑
しかし、9時までで30センチまでが5枚しか釣れずがっかりで自信を失い最後の練習を終えました

台湾の方はとても穏やかで優しく、笑顔が似合う紳士ばかりでした

釣りも想像をはるかに凌駕するレベルで、遠投も撒き餌ワークすべてがパーフェクトでした


その夜はバイトをして、バイトが終わり急いで最終の準備をして会場で一休みします


翌朝になり、多くの名手が集まり熱気もむんむんです!!

KENさんもおられ、朝からお世話になりっぱなしです・・・


受付にて挨拶と参加費を払います

シード選手はどのリーグで番号もあらかじめ決まっているのでクジも引かなくて済みます




ルールは匹数勝負で同匹数の場合重量審査を行うとのことです

とにかく釣って釣って釣りまくらなければなりません!!


24番はA船(まこと渡船)さんの最後ということで皆さんがどんな磯に上がるか見るだけです(笑)


まさかの1人磯ということで頑張るぞ!!

と思っていたのに6時から予選リーグが始まるのに、磯に上がった時に時計を見れば5時56分・・・

今回のポイントは「ホウゲンダ」です

船を降りるときには「今日は武君の釣りを見させてもらおうか!!」と審判の方まで。。。



審判とはこのお方「ゴッドオブトーナメント」の異名を持つ山元八郎さんです

しかも、もう一人は老舗アユ針メーカー「マルト」の社長の太田さんも審判としておられます




後ろを向けば糸の結びや針についてなどをお話ししていました


八郎さんに見られているなんて恥ずかしいですわ・・・

なんて言っているわけにもいかず、準備を済ませ6時2分釣り開始です!!


5分で準備を済ませたのは人生で初めてです(笑)


今回のポイントは初めて上がるのですが、広い磯で足元からそこそこ水深があり、

目の前には潮筋が見え、沖や右斜め沖に払い出しているようです


3時間という時間と広い磯をフルに生かすべく今回選んだ釣り方は「広多角釣法」です


広い角度を同時にポイントを作りながら徐々に範囲を狭めたり潮の加減によってポイントを変える

釣り方でチヌには不向きとされていますが、牛窓ではよくやる手です


まずは磯際の変化に撒き餌を撒き、手前にいる魚を刺激します


仕掛け投入は瀬際がセオリーなのですが、反対となる沖から探っていきます


当日は8時半満潮ということで魚の習性上沖から岸に向かってエサを求め接岸してくるという特性

を生かすべく、沖から寄せて釣るイメージで釣っていきます


タナは2ヒロ半に設定し、浅くしたり深くしたりしながら探ります


30分経過しても釣れません。。。


タナをこまめに変えながら探る方向、仕掛けを軽くしたり深くしたり、

潮の中や引かれなどいろいろ狙います


瀬際も狙いますが釣れません・・・


八郎さんも「何で釣れんのんやろうね。。。」とおっしゃっています。。。


いろいろ動いてみますが、やはり船着きが良いようです・・・


気づけば残り1時間・・・


丁寧に釣ろう!ということでタナ取りオモリでタナを取ります!!


水深が1本半もあります・・・


すぐに仕掛けを5Bに変えます!


底付近に狙いを定め釣ります。


ここで八郎さんが「もっと瀬際を釣ってごらん」とアドバイスをくださいます


根掛かりするギリギリのラインを流すこと2投・・・ウキが沈みます!


根掛かりか??一か八か合わせよう!と合わせるとチヌです

1匹1500gと牛窓にしては良いサイズです

1匹いるのがわかったらやる気がどんどん出てきます


この1匹を皮切りに太田さんや八郎さんから多くのことを教えていただきました


食わせのテクニックや釣りの組み立て

そして、何より撒き餌ワークです

俺が自信を持っていた撒き餌ワークについて言われたのは正直がっかりでした


いつもリズミよく撒いていこうと心がけていたその撒き餌ワークのリズムが

単調で緩急がなく、ここぞ!というときに撒き餌を多く撒いたり、休ませたり


そういったリズムつくりというのが非常に重要だということを学びました

糸の結びについてや今の中国地方がなぜ強いのか?など多くのことを学びました


ここにエサがあるよ!食べて!と伝えること
エサという存在感をチヌに伝え食べてもらわなければならない

そのためには多くの知識を使い、攻め方を変え、そして食わせる
このプロセスが大事だと改めて学びました


ほぼマンツーマンで多くのことを教えてくださった八郎さんに感謝です



結果は9時まで頑張ったものの1匹で終わりました。

がむしゃらに練習を重ねましたが、いい結果を得られずがっかりでした

しかし、磯釣りトーナメントでにおいて圧倒的強さを誇っている八郎さんから教わったことは

書き表せないほど多かったです


また、1から出直して、来年の王座決定戦までに仕上げていきたいと思います




決勝に勝ち上がられたのは関東の室田選手と一昨年のG杯チャンプの沖永選手です


お二方とも顔見知りなのでですが、釣りは見たことないのでしっかり見学させていただくことにします


決勝は「ウチバナ」と呼ばれるポイントで満ち潮が本命です
試合開始時点では下げ潮が弱まりつつあり、転流でいつ上げ潮が流れ出すか!

という感じです


昨年の宿毛パラダイスカップで知り合った沖永さん、朝からさわやかに挨拶もしていただいたので

今回セコンド?をさせていただきました


潮が動かず苦戦の両選手。。。苦しい時間が続く中でも集中力を切らさず、

持っている技を駆使して努力されています


交代間際に沖永さんの棒ウキに初めてまともな反応をとらえます!!

お??と思われましたが素針・・・

そして、前半戦終了です。

もう5分あったら・・・という感じでした


交代するときに沖永さんから「武くんなんとかして潮を動かしてよぉ~(>。<;)」と一言・・・

「あと少しで動くと思いますよ!」としか言えませんでした。。。。汗


ここ牛窓は沖を見れば潮の変化がわかるのですが、沖の潮は完璧に潮どまりで、

いつ転流で本命の上げ潮が来てもおかしくない状況・・・


沖の潮にも目を配りながら引き続き両選手の釣りを見学します


室田さんは沖永さんより手前のカケアガリ付近で根掛かりを恐れず軽い仕掛けで一点集中

沖永さんは25mほど沖から手前に誘い引き戻したり、扇形に流したり、ポイントをずらしながら展開


相対する釣りの展開は目が離せません・・・

どうなるのか・・・と思われたものの45分ハーフの1時間半の決勝は幕を閉じました


決勝でもとても勉強になり、本当に濃い1日でした


決勝の結果は・・・・




優勝は関東の室田さんでチョキ・準優勝はパーの沖永さんとなりました


3位は関西?の山田さんでした!


入賞された皆様おめでとうございます!


役員の皆様・選手の皆様、お疲れ様でした!!



そして、ここ最近お世話になりっぱなしだったまこと渡船さん本当にありがとうございました!!


応援してくださっていた皆様本当にすみませんでした。


また1から出直してきますので、これからもよろしくお願いいたします!!


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4 コメント

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Unknown (かつや)
2015-05-21 10:41:14
後ろにあんな超名人の方がいる中で釣りをするのは緊張感ありそうですね!!武さんにとってすごく貴重な大会になりましたねっ*\(^o^)/*
土曜日の徳山戦楽しんできてください♪
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Unknown ()
2015-05-21 10:52:09
今年のフィッシングショー大阪の時から今年は武くんの釣りを見たいなぁ~とおっしゃってくださっていたので光栄なことです(^^)
いろいろ習えてよかったです(^^)

徳山に行くことがなかなかないので楽しむことを優先したいです^_-☆
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がんばってください(^O^) (Unknown)
2015-05-24 12:01:44
応援してまーす(^-^)
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Unknown ()
2015-05-25 03:42:39
コメントありがとうございます(^^)
これからも精進して頑張ります(*^_^*)
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