武の釣り日誌

5歳でハゼを釣りを始めた少年が釣りに目覚めていく格闘の日々

ウキの選択って?

2013-10-22 11:16:53 | Weblog
皆さんがフカセ釣りをするに当たってウキの選択ってどのようにされていますか?


形・重量・穴径の大きさ・色・塗装・リング・浮力・重心の位置など・・・

様々な目線においてウキの良し悪しを決めていると思います!


ウキ一つ一つに意味があり特徴があると思います。

チヌを釣ることの多い俺は、まず重量と穴径の大きさを重心の位置を見ることが多いです!

広島という地域柄遠浅で遠投ポイントが多くて。。。というよりも

まずは安定感と仕掛けを送り込むことは出来るかというところに着眼点を置いています!


釣研のウキを使うことが多いので釣研のチヌつり用のウキを2つピックアップして考えます。


征黒と遠投ビッグ黒鯛というウキです(^^)



(征黒)


(遠投ビッグ黒鯛)

この2つです!


一見すると似ているこの二つのウキは大きく違いそれぞれに特徴があります!




まず、征黒というウキですが。。。


ウキ自体の重さが13g前後で穴径は小さめで重心はウキの上側についています!

つまり、自重は重ためで穴径は小さく高重心設計となっています。

これが特徴となるのですが・・・
いまいち分かりづらいですよね?

13グラムはウキの中でもどちらかといえば重たいのですが・・・

非常に操作性に優れており、使い勝手のいい重さです!

穴径は小さ目と書きましたが実は普通で道糸も送りやすく、ウキ止めも止めてくれます!


そして、このウキの最大の特徴は「高重心」であるということ!

高重心だと何が違うの?と思われた方が多いと思います。

高重心ということは重りがウキの上部にあるということです!

誘いをかけたら通常のウキでは浮き上がるのにこのウキは沈んでくれます。
これは高重心だからです!

高重心の利点はそこにあります!

誘いを掛けたときに自らの思ったように誘うことが出来るということ!

それに加え捕食が下手なチヌによくあるサシエをくわえて離すといったときに

ウキが浮き上がってしまうとチヌは捕食をあきらめる傾向があります!
そういったときに浮き上がりしない高重心のウキというのは重宝します!


でも、弱点もあります。。。

それはぶれるということですね・・・
誘いを掛ける釣りというのは攻めるときに良くするらしいのですが・・・

例えば悪天候で風が吹いて波気があるときにはウキの下側が左右にぶれてしまうのです・・・

また飛行姿勢も悪くなりやすいです(汗)

このような特徴を考慮した選択をすると良いですよ!



次に遠投ビッグ黒鯛です!

おれ自身も良く使います!

まず、自重が20グラムと重く慣れるまで少し扱いづらいですが、慣れると簡単に扱えます!

穴径ですが、征黒よりも1ミリちかく大きく糸抜けが抜群にいいです!


最後に重心ですが、このウキはチヌ釣り用のウキに多い低重心のウキとなっています♪

低重心とはつまり、お相撲さんのシコと同じでどっしり下に体重を乗せているのとおなじです!

つまり、安定感がありぶれにくく重さもあるため飛行姿勢もよく悪天候・悪状況下でも使えます

先ほどもいいましたようにチヌは捕食があまり上手なほうではなくサシエがぶれるのを嫌います

誘いとは別ですよ!

また、大きいボディは潮乗りがよく本流や潮の筋から離れにくく、

流れのある釣り場でつりたいときにはもってこいのウキです!


このウキの弱点は・・・

まず、ウキの穴径がデカイということです!

全遊動をする場合、特に沈め釣りをする際にはウキの穴径がデカイと糸抜けが良い分、

仕掛けの張りが失われたり、ウキを支点として釣りが出来なかったりします・・・

つまり、居食いが増えるということになります・・・

また、糸を送りやすい分、送った糸も戻りやすく風が吹いていたり誘ったりするときに、
予想以上に仕掛けが引き戻されチヌの警戒心を生む事があります・・・

大きいボディは抵抗が大きい分、小さいアタリがでにくいことがあり、
道糸をしっかり操作しなければ難しい事があります。。。


以上がこの2つのウキの特徴です!

重心については棒ウキなんかを使われると分かりやすいと思います!

ウキの色については赤は天気のいい日に使い、黄色は曇りや雨の日に使うことが多いです。
(天気のいいにはつや消しのウキが一番です)


形については遠投しなくていいときには細身で遠投や悪天候時には大きめを良く使います!

リングは塩が固まりにくく傷に強いものをお勧めします!





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