YAMAHA XS250SPL

1980年製バイクXS250スペシャル(4A8)の維持、他車種部品流用等。ブログ開始2009年11月1日。

キャブの油面調整、ダイヤフラムのピストン清掃

2015年12月02日 15時06分28秒 | バイク

2015.11.30
キャブレター取り外し。



エンジンの掛かりが悪く、アクセルを少し開けないと掛からなかったり、掛かってもすぐ止まったり、PRIでガソリンを送らないと掛からない場合有り。
また、走行中アクセルを開けても、いまいちパワーが出ない感じがしていた。



燃料が少ない感じなので、フロートアームを曲げない方向に戻す。
左右ともフロート室にガソリンが40CC程有るつもりでいたが、20CC程しか出てこなかった。




この数ケ月タンク内フィルターやKAWASAKI製コック部品等を疑っていたが、原因はコック裏からガソリンが漏れていた時にキャブレター下部からガソリンの滴が有り、オーバーフローなのかとフロートアームを曲げていた頃にガソリンコック裏の負圧ダイヤフラムの破れを見つけ、ここからキャブレター下部へガソリンが垂れていたのを勘違いし、フロートアームを曲げていた。
KAWASAKI製コック部品に交換してガソリンが漏れなくなった後、キャブのフロート室には十分ガソリンは有ると思っていた。



左右キャブ共、1ミリ近くアームをフラットな方向に指で戻した。



9月頃の会社の帰りの住宅街での失火状態も上記ガス欠状態が原因の様。





上記フロートアーム調整後、右キャブのダイヤフラムピストンが張り付き、少しだけピストンが上がったこの位置で、がっちり固着していた。
そのせいか、キャブの周りがガソリンで汚れている。



ピストンをCRC+耐水ペーパーで清掃。



取り外した逆の順番で取り付け開始。



アクセルワイヤーから取り付け。



キャブレター取り付け部にCRCを吹き付けるとスコッと入る。



マニホールドカバーのクランプホースを締め付け。



エアークリーナージョイントの取り付け。



タンクを載せて、負圧ホースを取り付ける。



フューエルホースを取り付け後、ガソリンコックをPRIにしてガソリンを送る。



タンク固定ボルトを取り付け、シートを取り付ける。


2015.12.1
掛かり具合、吹け上がり共、良くなった。
アクセルを開ける感覚が軽くなった様。




2015.12.2
ガソリン臭がするのでキャブの下部をふき取るとガソリン漏れ跡が有る。
フロート室を固定するキャブ本体のネジ山がダメになっているので密閉があまいのか、
フロートアームの戻しすぎなのかまだ解らない。



右キャブ、フロート室のガソリン抜き取り。



ホースが外れてガソリン流出。



左のキャブ、フロート室のガソリン抜き取り後。
コックをPRIにしてガソリンを送り右キャブ、フロート室のガソリンを再度抜き取った。
左右共、40CC程でフロートアームの戻しすぎでは無さそうなので様子見。







コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 研磨だけのつもりがタンク塗... | トップ | ガソリン漏れ再調査 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
キャブ (武左ゑ門)
2015-12-02 21:39:36
オーバーフローは嫌ですよね。
ヘタすると ガソリンに失火したり ピストン内にガソリンが回って セルを回すとウオーターハンマーでエンジン壊れますから。
私も一度コックをPRIのままにしていたら、ピストン内までガソリンが入ってしまいました。

このキャブ オーバーフローの際の排出パイプが無いもので。
エンジンシリンダーまで ガソリンが入り込みます。

フロートバルブの修正と フロートチャンバーガスケットを交換したほうが良いですよ。
フロートチャンバー内の パイロットジェットも点検したほうが良いですかね。
返信する
Unknown (XS250SPL)
2015-12-03 09:34:07
こんにちは。
フロートアームを曲げていた時はガソリン漏れは無かったのでバルブは大丈夫と思います、またガスケットも替えたいですがキャブ本体のネジ山までは修正出来ないのでボルトを反対から入れてナットで固定している場所も有るので(フロート4ヶ所のネジ部分)、次の機会に再調査します。
返信する

コメントを投稿

バイク」カテゴリの最新記事