拓栄建設株式会社 社長のブログ

大田区の建築会社社長が感じた事・お役立ち情報、雑学・趣味である釣りの釣果・ペットのチワワの成長記録など
ご報告します。

床レベラーとは・・・コテむら無しにツルツルに!

2019-09-04 09:09:31 | 建築
東京都大田区で拓栄建設の社長やってます
当社HP

久しぶりに本業のブログ(^_^)/です

建築工事では、床仕上げが同じでも
下地作りにさまざまな工法・材料が有ります

例えば、トイレの床仕上げ材を塩ビシート貼りにする場合下地は様々。
*コンクリートを直にコテで押えてツルツルに仕上げる場合
*コンクリートを打設してから、さらにモルタルを打設してコテで仕上げる場合
*コンクリートを打設してから、さらにレベラーと言う材料で仕上げる場合
*その他、木下地や置床下地等々
数えきれないほどの工法が有ります

工期や予算、場所や条件などにより工法を選択しますが・・・

今回、ご紹介する工法は、床レベラー

建設関係の方以外には、あまりご存じない方が多いと思いますので
ご紹介します。

今回ご紹介するのは、現在、小学校のトイレの改修工事中の
床下地施工状況です

先ず、床にコンクリートを打設します


打設完了後には、コテむらが有るのが解ります

(完全な金コテ押えでは無いので・・・)

コンクリートが乾いたら(48時間以上の養生時間必要)

プライマーを2回塗布


プライマーを乾燥させて・・・いよいよ

レベラーを施工します

決められた稀釈を行い、ミキサーで丹念に攪拌


そして、施工面に流し込みます


レベラーは、水を撒いたように平滑に施工面に広がります
セルフレべリングしてそのまま硬化するのです

したがって・・・・

仕上がりは、ツルツル!!

コンクリート下地 ⇒ レベラー下地

コテむらが一切ない、床レベレーのご紹介でした!!