二酸化炭素消火設備・・・注意喚起

東京都大田区で拓栄建設の社長やってます
⇒当社ＨＰ

昨年の暮れから立て続けに起こっている地下駐車場等
における二酸化炭素消火設備の点検業務等の際の労働災害


昨年12月には愛知県でホテル立体駐車場の昇降設備のチェーン、
シャフトの取り換え作業中に二酸化炭素が噴出し、１１人被災
うち１人死亡、１人重体

今年に入り２月、東京でビルの地下駐車場の消火設備点検中に
作業手順を誤ってボンベからガスが噴出し、３人被災
うち、２人死亡

４月に入り、またもや東京でマンション地下駐車場の天井の
改修工事中に誤作動した消火設備から二酸化炭素が噴出し
６人被災うち４人死亡１人重体

二酸化炭素消火設備とは高濃度の二酸化炭素を噴出し
発生した火災現場を瞬時に酸素濃度を下げて消化させる
仕組みなので現場に人間がいれば同じく瞬時に意識を失い
救助に時間がかかれば今回の事故のように死亡に至るという
消火能力は極めて高いのですが誤作動があれば恐ろしい消火設備です

昨日、建設業労働災害防止協会及び消防庁から注意喚起のお触書メール
が届きました

当社でも地下駐車場での作業があった場合を想定し、社員さんたちにも
注意喚起を回覧します

決してあってはならない事故であって・・
危険余地が十分に周知されていれば防げる事故でもあると
思っています

二酸化炭素消火器設備の点検作業等における労働災害防止に
ついてのブログでした！！