「現在過去未来進行形完了」
言えた?指折った?いくつかな?
前回はこちら
二時間弱の授業実況です。まずは前回の補足から。前回取ったノートに書き足しなさい↓
時制とは、時間による動詞の変化です(←ポイント!)
1,現在:三単現のs「します」
→主語がI,you以外で単数で現在なら動詞に-s,-esが付く
2,過去「しました」
→動詞に-d,-edが付く。不規則変化もある
3,未来「でしょう、つもり」
→will+動詞の原形(単純未来、意志未来)
または
→be going to+動詞の原形(予定、つもり)
4,進行形「しています」
→be動詞+~ing(現在分詞)
5,完了「してしまう、したことがある」
→have(has)+過去分詞
時間はたいてい文末や文頭に書いてあります。会話文や長文では、前後の文を見て時制をそろえます
受け身=受動態「される、された」
→be動詞+過去分詞(+by人)
ここまで書けばいい。忘れたらまた書けばいい。何度も書いていくうちに必ず覚えますから
書いたノートを見ながらでも構いません。入試問題を解いてみましょう↓
[問題1]
【2】B 次の英文は、中学生の拓也が英語の授業で発表するために書いている原稿である。拓也が一度書き終えたところで原稿を見直すと、下線部(a)~(c)の動詞の形に誤りがあることに気づいた。拓也になったつもりで、下線部の動詞をそれぞれ正しい形に直して書きなさい。
(注)kingfisher=カワセミ(水辺に住む鳥の一種)
Last Sunday,I went to a mountain with my father. I (a)am excited,and I got up at five a.m. On the mountain,we found some fish in a small river. Then a bird came,and caught one of the fish (b)swim in the river. Look at the picture. This is a picture of the bird. It was (c)take by my father. He said that the bird was a kingfisher.(平成28年度熊本県公立高校入試)
[解説1]
I (a)am excited,and I got up at five a.m.
amはbe動詞です。be動詞は、現在のam,is,are、過去のwas,were、原形のbeの六つです。英語の文型は主語+動詞。主語は文のなかの「~が」「~は」の部分です。be動詞amの前に主語のIがありますね。Iに合うbe動詞はam,wasだけ。どちらか時制を確認します。会話文や長文では、前後の文を見て時制をそろえます
and I got up at five a.m.
後の文から動詞gotを見つけます。不規則動詞で「手に入れる」get-got-gottenです。原形-過去-過去分詞ですからgotは過去形です。be動詞も過去にそろえましょう
僕はわくわくして、午前五時に起きました。
I was excited,and I got up at five a.m.
間違えたら「日本文一回+英文三回」書いて覚えます
Then a bird came,and caught one of the fish (b)swim in the river.
swimは「泳ぐ」という動詞ですが、この文の前の方にcame,caughtという動詞もあります。swimは、文頭に来る「主語+動詞」ではなさそうです。swimの直前か直後にある名詞を修飾(説明)している可能性があります。swimの直前に「魚」という名詞fishがありますね。「泳いでいる+魚」と修飾しているのです。「している」ですから、現在分詞の~ingの形にします
それから一羽の鳥が来て川で泳いでいる魚の一匹を捕(と)らえました。
Then a bird came,and caught one of the fish (b)swiming in the river.
間違えたなら(略)
This is a picture of the bird. It was (c)take by my father.
takeの前にbe動詞があります。英語は繰り返しを避けます。be動詞と一般動詞の二つの動詞が続くのは下に示した二つだけ。ここでは一般動詞を分詞という形に変えて使います
4,進行形「しています」
→be動詞+現在分詞
受け身=受動態「される、された」
→be動詞+過去分詞(+by人)
be動詞+一般動詞は、現在分詞か過去分詞のどちらかです。「撮影している」か「撮影された」のどちらかです。この文の主語「それは」は写真のことですから、「父によって撮影された」が合いますね
それは父によって撮影されました。
It was taken by my father.
間違えたならやっぱり(略)
[問題2]
【2】A 次の英文は、中学生の亜希が、英語の授業で発表するために書いたものである。[1]~[3]に入る語を、下の《》からそれぞれ一つ選び、正しい形になおして書きなさい。ただし、答えは1語で書くこと。
Hi,everyone. Look at the picture. This is an animal [1] a panda. The panda in the picture is [2] bamboo. Pandas look cute and are very popular all over the world. Now we can see pandas at three zoos in Japan. Have you ever [3] to one of those zoos to see pandas? Thank you.
《 be,call,eat,make 》(平成27年度熊本県公立高校入試)
[解説2]
これはパンダと呼ばれる動物です。
This is an animal called a panda.
そのパンダは竹を食べています。
The panda in the picture is eating bamboo.
あなたは今までに~へ行ったことはありますか。
それらの動物園の一つ
パンダを見るため
Have you ever been to
one of those zoos
to see pandas?
[よく出る完了★]
現在完了は、過去にやったことが現在に影響がある状態です。過去から現在へつながった時間を表します。途切れなく連続し続けて「い」る「進行形」とは区別します。なお、日本語にも完了の時制は存在しましたが今はな失われています
have been in / ~にずっと住んでいる
have been to / ~に行ったことがある、~へ行ってきたところです
have gone to / ~へ行ってしまって今ここにいない
問題を解くときは、since / ~から、ever / 今までになど完了で使われる単語をいっしょに覚えてしまえばカンタンです。やはり受験用教材が使えます。慣れるためには「日本文一回+英文三回」書いて覚えろとあれだけ(略)
間違えたら「日本文一回+英文三回」書いて覚えます。書くから覚えるわけです。読んだだけで覚えるなら苦労はしない。書くことは暗記やカンに比べはるかに公平で誤魔化しがききません。どう書くかわたしは教えましたから、後はあなたがどうするかです
書けばいいんです。忘れたらまた書けばいい。書いてるひとだけ合格します。出来る事は自分でやる、それが高校入学の最低条件ですから(藤田)
言えた?指折った?いくつかな?
前回はこちら
二時間弱の授業実況です。まずは前回の補足から。前回取ったノートに書き足しなさい↓
時制とは、時間による動詞の変化です(←ポイント!)
1,現在:三単現のs「します」
→主語がI,you以外で単数で現在なら動詞に-s,-esが付く
2,過去「しました」
→動詞に-d,-edが付く。不規則変化もある
3,未来「でしょう、つもり」
→will+動詞の原形(単純未来、意志未来)
または
→be going to+動詞の原形(予定、つもり)
4,進行形「しています」
→be動詞+~ing(現在分詞)
5,完了「してしまう、したことがある」
→have(has)+過去分詞
時間はたいてい文末や文頭に書いてあります。会話文や長文では、前後の文を見て時制をそろえます
受け身=受動態「される、された」
→be動詞+過去分詞(+by人)
ここまで書けばいい。忘れたらまた書けばいい。何度も書いていくうちに必ず覚えますから
書いたノートを見ながらでも構いません。入試問題を解いてみましょう↓
[問題1]
【2】B 次の英文は、中学生の拓也が英語の授業で発表するために書いている原稿である。拓也が一度書き終えたところで原稿を見直すと、下線部(a)~(c)の動詞の形に誤りがあることに気づいた。拓也になったつもりで、下線部の動詞をそれぞれ正しい形に直して書きなさい。
(注)kingfisher=カワセミ(水辺に住む鳥の一種)
Last Sunday,I went to a mountain with my father. I (a)am excited,and I got up at five a.m. On the mountain,we found some fish in a small river. Then a bird came,and caught one of the fish (b)swim in the river. Look at the picture. This is a picture of the bird. It was (c)take by my father. He said that the bird was a kingfisher.(平成28年度熊本県公立高校入試)
[解説1]
I (a)am excited,and I got up at five a.m.
amはbe動詞です。be動詞は、現在のam,is,are、過去のwas,were、原形のbeの六つです。英語の文型は主語+動詞。主語は文のなかの「~が」「~は」の部分です。be動詞amの前に主語のIがありますね。Iに合うbe動詞はam,wasだけ。どちらか時制を確認します。会話文や長文では、前後の文を見て時制をそろえます
and I got up at five a.m.
後の文から動詞gotを見つけます。不規則動詞で「手に入れる」get-got-gottenです。原形-過去-過去分詞ですからgotは過去形です。be動詞も過去にそろえましょう
僕はわくわくして、午前五時に起きました。
I was excited,and I got up at five a.m.
間違えたら「日本文一回+英文三回」書いて覚えます
Then a bird came,and caught one of the fish (b)swim in the river.
swimは「泳ぐ」という動詞ですが、この文の前の方にcame,caughtという動詞もあります。swimは、文頭に来る「主語+動詞」ではなさそうです。swimの直前か直後にある名詞を修飾(説明)している可能性があります。swimの直前に「魚」という名詞fishがありますね。「泳いでいる+魚」と修飾しているのです。「している」ですから、現在分詞の~ingの形にします
それから一羽の鳥が来て川で泳いでいる魚の一匹を捕(と)らえました。
Then a bird came,and caught one of the fish (b)swiming in the river.
間違えたなら(略)
This is a picture of the bird. It was (c)take by my father.
takeの前にbe動詞があります。英語は繰り返しを避けます。be動詞と一般動詞の二つの動詞が続くのは下に示した二つだけ。ここでは一般動詞を分詞という形に変えて使います
4,進行形「しています」
→be動詞+現在分詞
受け身=受動態「される、された」
→be動詞+過去分詞(+by人)
be動詞+一般動詞は、現在分詞か過去分詞のどちらかです。「撮影している」か「撮影された」のどちらかです。この文の主語「それは」は写真のことですから、「父によって撮影された」が合いますね
それは父によって撮影されました。
It was taken by my father.
間違えたならやっぱり(略)
[問題2]
【2】A 次の英文は、中学生の亜希が、英語の授業で発表するために書いたものである。[1]~[3]に入る語を、下の《》からそれぞれ一つ選び、正しい形になおして書きなさい。ただし、答えは1語で書くこと。
Hi,everyone. Look at the picture. This is an animal [1] a panda. The panda in the picture is [2] bamboo. Pandas look cute and are very popular all over the world. Now we can see pandas at three zoos in Japan. Have you ever [3] to one of those zoos to see pandas? Thank you.
《 be,call,eat,make 》(平成27年度熊本県公立高校入試)
[解説2]
これはパンダと呼ばれる動物です。
This is an animal called a panda.
そのパンダは竹を食べています。
The panda in the picture is eating bamboo.
あなたは今までに~へ行ったことはありますか。
それらの動物園の一つ
パンダを見るため
Have you ever been to
one of those zoos
to see pandas?
[よく出る完了★]
現在完了は、過去にやったことが現在に影響がある状態です。過去から現在へつながった時間を表します。途切れなく連続し続けて「い」る「進行形」とは区別します。なお、日本語にも完了の時制は存在しましたが今はな失われています
have been in / ~にずっと住んでいる
have been to / ~に行ったことがある、~へ行ってきたところです
have gone to / ~へ行ってしまって今ここにいない
問題を解くときは、since / ~から、ever / 今までになど完了で使われる単語をいっしょに覚えてしまえばカンタンです。やはり受験用教材が使えます。慣れるためには「日本文一回+英文三回」書いて覚えろとあれだけ(略)
間違えたら「日本文一回+英文三回」書いて覚えます。書くから覚えるわけです。読んだだけで覚えるなら苦労はしない。書くことは暗記やカンに比べはるかに公平で誤魔化しがききません。どう書くかわたしは教えましたから、後はあなたがどうするかです
書けばいいんです。忘れたらまた書けばいい。書いてるひとだけ合格します。出来る事は自分でやる、それが高校入学の最低条件ですから(藤田)