将来の自分を想像しても新人時代を思い返してみても結構です。あなたは社会に出たての新人です。このとき、あなたに期待することは二種類あります
新人ならではの斬新さは提供できるでしょう。でも、斬新な「解決策」なんかは期待してません。言ってみてください。やる気のアピールはできます。でもそれは予算や労働力や全体の状況を無視した斬新さですから採用はまずされません。例えるなら一枚の書類を仕上げるだけに二週間かけるようなもので、書類は納得のいく良い仕上がりになったとしてもプロの仕事にはなりません。プロのゴールは利益を得ること。それぞれの仕上がりは(大事ですが)その手段に過ぎません
あなたのやる気ほどに成果の期待もされません。でもがっかりしないで。ハードルが一番低い時期ですからちょっとしたことが大きく評価されます。言われたことをキッチリこなすとか、一つだけ自主的にチャレンジしてみるとか、横の繋がりをつくって励まし合うとか、自分から進んで報告相談するとか、失敗からも早く立ち上がるとか。どれも成果じゃありませんね。でも評価されます。それどころか失敗や勘違いですら歓迎されます(怒った顔はしてますけど)。小さな失敗を皆で共有し大きな失敗を防ぎたいからです。そもそも大損害が出るような仕事は回されませんから大失敗もありえませんし。こんなオイシイ時期そうはありませんよ。チャンスです、前へ出ろ!
現時点の成果より、数年先に期待をされているのです。ただし、やってる「つもり」じゃダメ。いまなにをどこまで求められているのか掴んでクリアしていかなきゃいけません。わかんなきゃ周りに訊けばいい。上司に直接訊いてもいいんです。受けた指示を整理して「これ〇〇ということでよろしいですか」ってね。そんなものでも、上司は新人をハラハラしながら見守るという業務から解放されます
プロの仕事は利益を出すこと。そのために日々の精度を上げ、周りとともに成長すること。期待する二種類とは、地味でも経験積め、相手の望むことを想定して試してみろってことです
思い返せばわたしは相手の望むことを想定してってとこが足りなかったなあ。聞きかじった華やかな成果が自分にも"いま"出せると思ってました。思うこと自体は悪くないんですが、出せるとしたらもっと経験を積んでからでした。若さに任せて空回りばかりで、自分の成長を優先していたわけです。でも相手の望んでいたのは小さくとも確実に任せられる成果でした。わたしの成長はその後です。それに上司の怒った顔を真に受けて焦りすぎました。これもムダになりませんでしたが、もうちょっと小さな成果を積み上げることに集中すれば良かった。だから新人のあなたにプレゼント。柔軟な発想をするヒントを示します。自己と他者のギャップを冷静に見直して「学生さん」を卒業しちゃいましょう
>ブレインストーミングとは、集団でアイデアを出し合うことによって相互交錯の連鎖反応や発想の誘発を期待する技法である。
>人数に制限はないが、5 - 7名、場合によっては10名程度が好ましく、議題は予め周知しておくべきである。
>ブレインストーミングの過程では、次の4原則(ルール)を守ることとされている。
>判断・結論を出さない(結論厳禁)
自由なアイデア抽出を制限するような、判断・結論は慎む。判断・結論は、ブレインストーミングの次の段階にゆずる。ただし可能性を広く抽出するための質問や意見ならば、その場で自由にぶつけ合う。たとえば「予算が足りない」と否定するのはこの段階では正しくないが、「予算が足りないがどう対応するのか」と可能性を広げる発言は歓迎される。
>粗野な考えを歓迎する(自由奔放)
誰もが思いつきそうなアイデアよりも、奇抜な考え方やユニークで斬新なアイデアを重視する。新規性のある発明はたいてい最初は笑いものにされる事が多く、そういった提案こそを重視すること。
>量を重視する(質より量)
様々な角度から、多くのアイデアを出す。一般的な考え方・アイデアはもちろん、一般的でなく新規性のある考え方・アイデアまであらゆる提案を歓迎する。
>アイディアを結合し発展させる(結合改善)
別々のアイデアをくっつけたり一部を変化させたりすることで、新たなアイデアを生み出していく。他人の意見に便乗することが推奨される。
ブレインストーミング(ウィキペディア・パソコン向け)
相手の望むことを想定するには、まず自分の狭いセカイから抜け出すことです。気付いてませんが皆ビックリするぐらい自分のセカイのままですよ。自分だけで考えたって抜け出せません。他者の視点が必要です。同僚とガチで話をしたり先輩に相談をすればいい。そこで大いに恥をかきましょう(わたしはそれ自体評価します)。成長したいならカッコつけんな。それから、具体的に4原則を試せばいい。ただ一人で妄想を膨らませたって仕方ありません。考えたことは必ず書き出すこと。最初から伝わることはないので書いたノートを…そう誰かに見せればいい。成長したいならね。そこで自分を伝えようと試行錯誤すれば、どう説明すれば伝わるのかあなたに何が足りないのかが見えてきます。身だしなみを整えたければ鏡を見ろ。他者は自身を写してくれる鏡です。仕事のスキルはほとんどが対人関係のなかにあります。あなたが教える職業であるならなおさらです
なんだコレ学生時代や就活中にやってましたね。でもまだ足りない。今度は職場でより具体的なゴールに向かって経験を積みながら学ぶんです。「学ぶ」ってのは実際に仕事で役立つトレーニングです。わたしからあなたへメッセージ。次はあなたが生徒に教えてあげよう
>ワークショップとは体験型講座です。受け身で聞くだけではなく参加者自身が試し参加することで、より理解を深めワークショップ終了後も具体的なスキルとしてその体験が活かされます
ワークショップ(ウィキペディア・パソコン向け)
新人に期待されることは二種類あります。地味でも経験積め、相手の望むことを想定して試してみろ、です。どっちかだけってわけにはいかないよ。ゴールにたどり着くにはどちらも重要だから。利益はあなたの経験が相手の役に立ったときに始めて生まれるのだから
それが作業ではなく「仕事」であるなら、ワークや穴埋めプリントみたいに準備なんてしてもらえません。言われてこなすだけの作業に留まるならあなたはまだ「お客さま」です。あなたが成長をしたいのなら、まずお客さま気分から抜け出そう。そこから裁量が増えやり甲斐も生まれるのだ。経験を積むことにチカラを入れても、想定して試すことにチカラを入れても、それはあなたが決めていい。周りのチカラも上手に頼ってゴールを目指せ。いまあなたがしている教育だってそのためのトレーニングなんだよ(藤田)
アクティブ・ラーニングってなんだ?|2020年度以降小中高で実施する学習指導要領
新人ならではの斬新さは提供できるでしょう。でも、斬新な「解決策」なんかは期待してません。言ってみてください。やる気のアピールはできます。でもそれは予算や労働力や全体の状況を無視した斬新さですから採用はまずされません。例えるなら一枚の書類を仕上げるだけに二週間かけるようなもので、書類は納得のいく良い仕上がりになったとしてもプロの仕事にはなりません。プロのゴールは利益を得ること。それぞれの仕上がりは(大事ですが)その手段に過ぎません
あなたのやる気ほどに成果の期待もされません。でもがっかりしないで。ハードルが一番低い時期ですからちょっとしたことが大きく評価されます。言われたことをキッチリこなすとか、一つだけ自主的にチャレンジしてみるとか、横の繋がりをつくって励まし合うとか、自分から進んで報告相談するとか、失敗からも早く立ち上がるとか。どれも成果じゃありませんね。でも評価されます。それどころか失敗や勘違いですら歓迎されます(怒った顔はしてますけど)。小さな失敗を皆で共有し大きな失敗を防ぎたいからです。そもそも大損害が出るような仕事は回されませんから大失敗もありえませんし。こんなオイシイ時期そうはありませんよ。チャンスです、前へ出ろ!
現時点の成果より、数年先に期待をされているのです。ただし、やってる「つもり」じゃダメ。いまなにをどこまで求められているのか掴んでクリアしていかなきゃいけません。わかんなきゃ周りに訊けばいい。上司に直接訊いてもいいんです。受けた指示を整理して「これ〇〇ということでよろしいですか」ってね。そんなものでも、上司は新人をハラハラしながら見守るという業務から解放されます
プロの仕事は利益を出すこと。そのために日々の精度を上げ、周りとともに成長すること。期待する二種類とは、地味でも経験積め、相手の望むことを想定して試してみろってことです
思い返せばわたしは相手の望むことを想定してってとこが足りなかったなあ。聞きかじった華やかな成果が自分にも"いま"出せると思ってました。思うこと自体は悪くないんですが、出せるとしたらもっと経験を積んでからでした。若さに任せて空回りばかりで、自分の成長を優先していたわけです。でも相手の望んでいたのは小さくとも確実に任せられる成果でした。わたしの成長はその後です。それに上司の怒った顔を真に受けて焦りすぎました。これもムダになりませんでしたが、もうちょっと小さな成果を積み上げることに集中すれば良かった。だから新人のあなたにプレゼント。柔軟な発想をするヒントを示します。自己と他者のギャップを冷静に見直して「学生さん」を卒業しちゃいましょう
>ブレインストーミングとは、集団でアイデアを出し合うことによって相互交錯の連鎖反応や発想の誘発を期待する技法である。
>人数に制限はないが、5 - 7名、場合によっては10名程度が好ましく、議題は予め周知しておくべきである。
>ブレインストーミングの過程では、次の4原則(ルール)を守ることとされている。
>判断・結論を出さない(結論厳禁)
自由なアイデア抽出を制限するような、判断・結論は慎む。判断・結論は、ブレインストーミングの次の段階にゆずる。ただし可能性を広く抽出するための質問や意見ならば、その場で自由にぶつけ合う。たとえば「予算が足りない」と否定するのはこの段階では正しくないが、「予算が足りないがどう対応するのか」と可能性を広げる発言は歓迎される。
>粗野な考えを歓迎する(自由奔放)
誰もが思いつきそうなアイデアよりも、奇抜な考え方やユニークで斬新なアイデアを重視する。新規性のある発明はたいてい最初は笑いものにされる事が多く、そういった提案こそを重視すること。
>量を重視する(質より量)
様々な角度から、多くのアイデアを出す。一般的な考え方・アイデアはもちろん、一般的でなく新規性のある考え方・アイデアまであらゆる提案を歓迎する。
>アイディアを結合し発展させる(結合改善)
別々のアイデアをくっつけたり一部を変化させたりすることで、新たなアイデアを生み出していく。他人の意見に便乗することが推奨される。
ブレインストーミング(ウィキペディア・パソコン向け)
相手の望むことを想定するには、まず自分の狭いセカイから抜け出すことです。気付いてませんが皆ビックリするぐらい自分のセカイのままですよ。自分だけで考えたって抜け出せません。他者の視点が必要です。同僚とガチで話をしたり先輩に相談をすればいい。そこで大いに恥をかきましょう(わたしはそれ自体評価します)。成長したいならカッコつけんな。それから、具体的に4原則を試せばいい。ただ一人で妄想を膨らませたって仕方ありません。考えたことは必ず書き出すこと。最初から伝わることはないので書いたノートを…そう誰かに見せればいい。成長したいならね。そこで自分を伝えようと試行錯誤すれば、どう説明すれば伝わるのかあなたに何が足りないのかが見えてきます。身だしなみを整えたければ鏡を見ろ。他者は自身を写してくれる鏡です。仕事のスキルはほとんどが対人関係のなかにあります。あなたが教える職業であるならなおさらです
なんだコレ学生時代や就活中にやってましたね。でもまだ足りない。今度は職場でより具体的なゴールに向かって経験を積みながら学ぶんです。「学ぶ」ってのは実際に仕事で役立つトレーニングです。わたしからあなたへメッセージ。次はあなたが生徒に教えてあげよう
>ワークショップとは体験型講座です。受け身で聞くだけではなく参加者自身が試し参加することで、より理解を深めワークショップ終了後も具体的なスキルとしてその体験が活かされます
ワークショップ(ウィキペディア・パソコン向け)
新人に期待されることは二種類あります。地味でも経験積め、相手の望むことを想定して試してみろ、です。どっちかだけってわけにはいかないよ。ゴールにたどり着くにはどちらも重要だから。利益はあなたの経験が相手の役に立ったときに始めて生まれるのだから
それが作業ではなく「仕事」であるなら、ワークや穴埋めプリントみたいに準備なんてしてもらえません。言われてこなすだけの作業に留まるならあなたはまだ「お客さま」です。あなたが成長をしたいのなら、まずお客さま気分から抜け出そう。そこから裁量が増えやり甲斐も生まれるのだ。経験を積むことにチカラを入れても、想定して試すことにチカラを入れても、それはあなたが決めていい。周りのチカラも上手に頼ってゴールを目指せ。いまあなたがしている教育だってそのためのトレーニングなんだよ(藤田)
アクティブ・ラーニングってなんだ?|2020年度以降小中高で実施する学習指導要領