べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

空が青い、とても青い、なんさま青い|相手に伝わる作文が書けるよ

2009年08月14日 | 国語
 明日から山鹿は、灯篭(とうろう)まつり。湿気もなく夏らしい日が続きます。今日は、夏らしい空の青さを文章で伝えたい。作文のコツを教えます。

「夏真っ盛り、空が青い。」
 うん、簡潔(かんけつ)。短すぎるかも。

「夏真っ盛り、空がとても青い。」
 「とても」は便利だけど、使いすぎると効果がうすくなるね。

「夏真っ盛り、空がなんさま青い。」
 熊本弁で来たか。なんさま=とても、変化球だね。会話で使えそうだ。

「夏真っ盛り、空が青い。雲がひとつぽっかり。」
 いいね。青と白を対比させて(くらべて)、読み手が情景を想像しやすくなる。

「夏真っ盛り、空が青い。ちょっと前の雨がうそのようだ。」
 時間をもどして、梅雨(つゆ)と夏を対比させてみたな。

「夏真っ盛り、空が青い。駅を降りて空をながめた。」
 今度は、場所を変えたね。電車に乗る前と後を対比してみた。

(a)会話をいれて、気持ちを表す
(b)色や景色(けしき)など、情景(感情を動かす風景)を対比する
(c)時間や場所を変えて、対比させる

 これだけで、ずいぶん伝わり方が変わるんだ。応用をしてみようか。

「いとこと、とうろうまつりであそびました。楽しかった。」

 これでは、あっさりしすぎだ。これを…

「いとこの太郎くんが、山鹿にやってきました。熊本駅まで、みなでおむかえに行きます。『やっぱり、熊本は暑かねえ』太郎くんのお父さんは、山鹿の生まれです。ひさしぶりのとうろうまつりで、楽しみだそうです。きょ年は、太郎くんが熱を出して来られませんでした。今年は、いっしょにどこであそぶか、ぼくも楽しみになります。」

 どうかな?(塾長)

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