前回は、ロードマップの説明をしました。今回は、クリティカルパスについてです。
【critical】決定的な、臨界の+【path】小道
プロジェクトマネジメントで使われる用語で、プロジェクトの最初から最後まで最短でつなぐひとつなぎの工程のこと。新規の開店プロジェクトでは、店を借り→商品を買い付け→商品の納入→店員を雇い→開店準備といった工程。それぞれの入れ替えが難しい工程で、仮に商品の納入に遅れが出れば予定通り店員を雇っても仕事がなくて無駄がでます。ここでは避けては通れない追い抜きもできない一本の小道にたとえてるわけです。
実際は小規模なプロジェクトでは責任者のカンと経験でまとまりますが、大量受注し短期間に売り切ってしまう半導体の生産、多くの人間がかかわるコンピューターを使ったシステムの構築、コンビニのように多品目小分け配送が必要な流通業などでは、無駄を省き生産性をあげる道具のひとつとして活用されています。
検索すると、企業のシステムを作って納入するシステムエンジニアの現場での実例がみられます。最小限の正社員とプロジェクトごとに雇われた多くの契約社員とで仕事をすすめるため、年齢・経験・能力・やる気・所属がバラバラでしかもおたがいに知り合える時間もない現場では、カンや経験を形にしてみせる道具が必要なのでしょう。
ここで挙げたのは1990年代ごろから正社員率が下がっていたIT・製造・流通・販売ですが、現在ほかの職種でも正社員の割合が60%を切りつつあります。今の子供たちが社会に出たころは、生産性をあげるこのような手法がどの職種でもあたり前になってるかもしれません。(塾長)
【critical】決定的な、臨界の+【path】小道
プロジェクトマネジメントで使われる用語で、プロジェクトの最初から最後まで最短でつなぐひとつなぎの工程のこと。新規の開店プロジェクトでは、店を借り→商品を買い付け→商品の納入→店員を雇い→開店準備といった工程。それぞれの入れ替えが難しい工程で、仮に商品の納入に遅れが出れば予定通り店員を雇っても仕事がなくて無駄がでます。ここでは避けては通れない追い抜きもできない一本の小道にたとえてるわけです。
実際は小規模なプロジェクトでは責任者のカンと経験でまとまりますが、大量受注し短期間に売り切ってしまう半導体の生産、多くの人間がかかわるコンピューターを使ったシステムの構築、コンビニのように多品目小分け配送が必要な流通業などでは、無駄を省き生産性をあげる道具のひとつとして活用されています。
検索すると、企業のシステムを作って納入するシステムエンジニアの現場での実例がみられます。最小限の正社員とプロジェクトごとに雇われた多くの契約社員とで仕事をすすめるため、年齢・経験・能力・やる気・所属がバラバラでしかもおたがいに知り合える時間もない現場では、カンや経験を形にしてみせる道具が必要なのでしょう。
ここで挙げたのは1990年代ごろから正社員率が下がっていたIT・製造・流通・販売ですが、現在ほかの職種でも正社員の割合が60%を切りつつあります。今の子供たちが社会に出たころは、生産性をあげるこのような手法がどの職種でもあたり前になってるかもしれません。(塾長)