鞠智城は、663年の「白村江(はくそんこう)の戦い」で唐・新羅(しらぎ)の連合軍に大敗した大和政権(やまと・せいけん)が西日本各地に築(きず)いた城の一つです。大宰府(だざいふ)などに武器・食糧を補給(ほきゅう)する支援(しえん)基地でした。
663年;む、無残(むざん)と知られる白村江
りつりょうせい【律令制】
律令とよばれる法(法律)にもとづく政治のしくみ。「白村江の戦い」で敗(やぶ)れた大和政権は、「唐」の律令をまねて天皇を中心に国の力を強めた。「律令政治」ともいう。
701年;なお、ひとをしばる大宝律令(たいほう・りつりょう)
だざいふ【大宰府】
現在の福岡県にあった、外交(がいこう・外国とのつきあい)・防衛(ぼうえい・国を守る)と周辺地域(しゅうへんちいき)をおさめるための役所。「府」は役所のこと。
「われは神鳴り(1)|学問の神様と平安時代」
熊本県にある鞠智城と福岡県にある大宰府の連絡には、火を燃やし煙をあげる烽火(のろし)が使われたと考えられています。今回は、20キロメートルはなれた場所までリレーのように烽火をつないでいけるかを実験しています。
くまにちコムより 2010/10/24
>古代の「警報」白煙リレー 鞠智城で烽火の実験
煙や炎を使った古代の通信手段「烽火」の実験が23日、山鹿市菊鹿(きっか)町の歴史公園鞠智城などであり、遠くの山腹(さんぷく)から次々と白煙が上がる古代さながらの光景がくり広げられた。
烽火は、古代の基本法「養老(ようろう)律令」(757年施行)に基づき各地で整備された。鞠智城には、外敵の侵攻(しんこう)に備え有明海との間を結ぶネットワークがあったと考えられている。
実験は、県などが開いた「鞠智城の日」イベントの一環(いっかん)。和水町の江田船山古墳と同城の間約22・5キロを、見通しの良い山腹などに設(もう)けた3カ所の中継(ちゅうけい)点でつないだ。
最初の点火は午前10時半すぎ。やぐらの中のドラム缶で青葉の付いたヒノキやスギの葉を燃やし、白煙を確認した中継点で順次点火していった。
同城で約5・5キロ離れた最後の中継点・不動岩からの烽火が確認されたのは約20分後。同城の鼓楼(ころう)で合図の太鼓(たいこ)が打ち鳴らされ、蒲島郁夫知事と地元の小学生らが到達(とうたつ)を知らせる烽火に点火した。
(ここまで引用)
歩く速さを4kmとすると20kmはなれたところまで 20÷4=5時間かかります。烽火を使えば…どれくらいで連絡がつくと書いてありましたか?(塾長)
「今昔田舎亭BLOG」(パソコン・携帯共通)
山鹿を中心とした写真ブログです。こちらに実験の手順がくわしく。まさに通信プロトコルですね。
663年;む、無残(むざん)と知られる白村江
りつりょうせい【律令制】
律令とよばれる法(法律)にもとづく政治のしくみ。「白村江の戦い」で敗(やぶ)れた大和政権は、「唐」の律令をまねて天皇を中心に国の力を強めた。「律令政治」ともいう。
701年;なお、ひとをしばる大宝律令(たいほう・りつりょう)
だざいふ【大宰府】
現在の福岡県にあった、外交(がいこう・外国とのつきあい)・防衛(ぼうえい・国を守る)と周辺地域(しゅうへんちいき)をおさめるための役所。「府」は役所のこと。
「われは神鳴り(1)|学問の神様と平安時代」
熊本県にある鞠智城と福岡県にある大宰府の連絡には、火を燃やし煙をあげる烽火(のろし)が使われたと考えられています。今回は、20キロメートルはなれた場所までリレーのように烽火をつないでいけるかを実験しています。
くまにちコムより 2010/10/24
>古代の「警報」白煙リレー 鞠智城で烽火の実験
煙や炎を使った古代の通信手段「烽火」の実験が23日、山鹿市菊鹿(きっか)町の歴史公園鞠智城などであり、遠くの山腹(さんぷく)から次々と白煙が上がる古代さながらの光景がくり広げられた。
烽火は、古代の基本法「養老(ようろう)律令」(757年施行)に基づき各地で整備された。鞠智城には、外敵の侵攻(しんこう)に備え有明海との間を結ぶネットワークがあったと考えられている。
実験は、県などが開いた「鞠智城の日」イベントの一環(いっかん)。和水町の江田船山古墳と同城の間約22・5キロを、見通しの良い山腹などに設(もう)けた3カ所の中継(ちゅうけい)点でつないだ。
最初の点火は午前10時半すぎ。やぐらの中のドラム缶で青葉の付いたヒノキやスギの葉を燃やし、白煙を確認した中継点で順次点火していった。
同城で約5・5キロ離れた最後の中継点・不動岩からの烽火が確認されたのは約20分後。同城の鼓楼(ころう)で合図の太鼓(たいこ)が打ち鳴らされ、蒲島郁夫知事と地元の小学生らが到達(とうたつ)を知らせる烽火に点火した。
(ここまで引用)
歩く速さを4kmとすると20kmはなれたところまで 20÷4=5時間かかります。烽火を使えば…どれくらいで連絡がつくと書いてありましたか?(塾長)
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山鹿を中心とした写真ブログです。こちらに実験の手順がくわしく。まさに通信プロトコルですね。