前回はこちら。賢いって、どういうことでしょう?
[情報処理のながれ]
入力(インプット)→過程(プロセス)→出力(アウトプット)
>情報処理は、入出力があることによって完結すると考えられている。入力と出力の間に優れた過程があったとしても、入出力に不備があったり、入出力の相手に不具合を感じさせたりすると、情報処理全体がうまくいかない。
賢いってなんだろう(1)|ムリ!と思ったら、分けて解決する
『知性誕生』の著書で脳科学の権威が語る“インテリジェンス”の正体とその高め方 (ダイヤモンドオンライン・パソコンむけ)
>物語を理解できないコンピュータ
>簡単な例としては、一つのストーリーを理解することだ。誰かが童話を話しているのを聴くと、我々はいとも簡単に話のポイントを掴み取れるが、実際はそれが複雑な問題であることに気づいていない。いかなるコンピュータもその複雑なことをやろうと思っても、微塵もできない。コンピュータの大きな限界は、言葉が理解できないとか、問題について考えることができないというよりはむしろ、物語の内容を理解することができないということである。人間が内容を理解するときは、その物語が適合する世界についての、豊富な知識を使っているのだ。
>たとえば、「ジョンは、いつもの通りを歩いていたら、友人にばったり出くわした」と言われても、人や町の環境や社会的関係などについての知識がないと、内容についてまったく理解できない。コンピュータはそのレベルですでに人間に負けている。そういうことが本当に大きな限界として存在する。(ここまで引用)
「ものがたり」とは、物語文・児童文学・昔話・伝説・神話ともよばれます。映画・小説・スピーチ・うわさ話など、だれかになにかを伝えるのが「ものがたり」です。
「ものがたり」で伝わるのは、「経験」です。トイレにひとりでいけない子がじさまのために暗い道をお医者をよびにいったり、わがままなとの様にころされた白い馬を悲しむあまり楽器にしてしまったといった、だれかの経験です。
「そんなこともあるよね」と共感できばよいのです。ひとは、もじやことばで説明できることだけに心がうごかされるわけではないからです。
「ものがたり」によって、入出力がスムーズになります。ひとがそれぞれが持つ過程(プロセス)が共感でつながり、ひととひとの間の情報処理もスムーズに流れ出します。
【ワールドカップ・南アフリカ】感想はいらない、情景から伝わることがある
「ごんぎつね」を読もう(2)|「ものがたり」にはなにかのやりとりがある
「ごんぎつね」を読もう(1)|だけどいつか気づくでしょう、その「ものがたり」に
賢くなりたいのなら、"願望"が始まりです。好奇心を刺激すること。目標を決め、まずはとりかかること。
問題は、分けて解決する、さまざまな考え方や解決方法の過程(プロセス)を訓練しましょう。
「ものがたり」で、考えの入出力がスムーズに。ひとがそれぞれが持つ過程(プロセス)が共感でつながります。ひととひとの間の情報処理もスムーズに流れ出すのです。(塾長)
[情報処理のながれ]
入力(インプット)→過程(プロセス)→出力(アウトプット)
>情報処理は、入出力があることによって完結すると考えられている。入力と出力の間に優れた過程があったとしても、入出力に不備があったり、入出力の相手に不具合を感じさせたりすると、情報処理全体がうまくいかない。
賢いってなんだろう(1)|ムリ!と思ったら、分けて解決する
『知性誕生』の著書で脳科学の権威が語る“インテリジェンス”の正体とその高め方 (ダイヤモンドオンライン・パソコンむけ)
>物語を理解できないコンピュータ
>簡単な例としては、一つのストーリーを理解することだ。誰かが童話を話しているのを聴くと、我々はいとも簡単に話のポイントを掴み取れるが、実際はそれが複雑な問題であることに気づいていない。いかなるコンピュータもその複雑なことをやろうと思っても、微塵もできない。コンピュータの大きな限界は、言葉が理解できないとか、問題について考えることができないというよりはむしろ、物語の内容を理解することができないということである。人間が内容を理解するときは、その物語が適合する世界についての、豊富な知識を使っているのだ。
>たとえば、「ジョンは、いつもの通りを歩いていたら、友人にばったり出くわした」と言われても、人や町の環境や社会的関係などについての知識がないと、内容についてまったく理解できない。コンピュータはそのレベルですでに人間に負けている。そういうことが本当に大きな限界として存在する。(ここまで引用)
「ものがたり」とは、物語文・児童文学・昔話・伝説・神話ともよばれます。映画・小説・スピーチ・うわさ話など、だれかになにかを伝えるのが「ものがたり」です。
「ものがたり」で伝わるのは、「経験」です。トイレにひとりでいけない子がじさまのために暗い道をお医者をよびにいったり、わがままなとの様にころされた白い馬を悲しむあまり楽器にしてしまったといった、だれかの経験です。
「そんなこともあるよね」と共感できばよいのです。ひとは、もじやことばで説明できることだけに心がうごかされるわけではないからです。
「ものがたり」によって、入出力がスムーズになります。ひとがそれぞれが持つ過程(プロセス)が共感でつながり、ひととひとの間の情報処理もスムーズに流れ出します。
【ワールドカップ・南アフリカ】感想はいらない、情景から伝わることがある
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賢くなりたいのなら、"願望"が始まりです。好奇心を刺激すること。目標を決め、まずはとりかかること。
問題は、分けて解決する、さまざまな考え方や解決方法の過程(プロセス)を訓練しましょう。
「ものがたり」で、考えの入出力がスムーズに。ひとがそれぞれが持つ過程(プロセス)が共感でつながります。ひととひとの間の情報処理もスムーズに流れ出すのです。(塾長)