べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

身のまわりの体験から(2)|応用は「伝えるためのことば」

2010年05月11日 | 中学受験までに
 前回はこちら

 身のまわりのことから、応用力をつけよう!今回は、ヒントのなかの「ことば」から答えをだします。


[例題]

「花」ってどんなものでしょう?「ことば」で説明(せつめい)してください。

[例題の答え]

植物にさくものです。花びら、おしべ、めしべ、などでできています。花がかれると、実になって種ができます。

『解説』(かいせつ)

 ほかの答えもできますが、「植物」「花びら」「おしべ」「めしべ」「実」「種」が答えに入っているかがポイントになります。

 「花」
  ↓↑
「植物」「花びら」「おしべ」「めしべ」「実」「種」

 正解になるのは、「問題の花」と「説明のことば」の、どちらからきいても相手に伝わる説明です。


 「花」
  ↓
「きれい」「赤」「ピンク」「いいにおい」

 「きれい」「赤」「ピンク」「いいにおい」では、「花」ではないものにもあてはまります。相手に伝わりにくい説明になります。


 問題をとく前の注意を。応用では、完全な答えはありません。ヒントのなかの「ことば」をつかって、ためしに答えを書いてみましょう。

 自転車にのるにも、はじめは何度も転んだりしてためしてみたはずです。おなじように応用問題なら、たくさんまちがってもいいのです。

 ためしてみなきゃ、いつまでも自転車には乗れない。なにも書かなきゃ、いつまでも応用はできませんよ。さて、問題にいきましょう。たくさんまちがえよう!

 
[問題]

薬には飲み薬もありますが、注射(ちゅうしゃ)もします。これはなぜでしょう?

[ヒント]

血管(けっかん)には、血液(けつえき)が流れています。血液をを流すのは?心臓(しんぞう)ですね。

血液はからだ全体にひつようなもの、いらないものを運んでいます。

心臓→肺(息をするところ)→心臓を、くりかえす

心臓→からだ全体→心臓を、くりかえす


 次回、くわしいヒントと答え!(塾長)


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