べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

成績を確実に下げる方法教えます|中学準備!夜ふかしはなぜだめなのか(1)

2011年02月17日 | 高校受験大学受験
 成績を下げる確実な方法。夜ふかししてください。ダラダラと時間を使ってください。

 高校生の成績が下がる原因は、ほぼコレです。夜遅くまで勉強しても、寝不足で次の日の授業が頭に入らない。家に帰ってわからないから、また夜遅くなる。悪循環(あくじゅんかん)ですね。

 これを断ち切る方法はかんたん。段取りをつけ、質問をすること。

 まずは、眠れなくてもふとんに入って電気を消し目と脳を休めましょう。

 勉強にとりかかるときには、どれだけの時間どれだけの量をするのか、確認するくせをつけてください。これが段取りです。

 段取りをつければ、時間がかかるものや自力では時間内におわらないものに気づくはず。自力でできないものは…、そう質問持っていけばいいんです。

 なにもかも自分の力だけで完成させることは、求められていないんですから。


 小学校とちがい、中高ではしなければならないことが増えます。なぜこんなにやらなくてはいけないんでしょうか。義務教育を終えた高等教育の話です。自分一人だけでは解決しない内容や量を、わざとさせているからなんです。

 なぜ?チームで仕事をするためのトレーニングだから。

学校の勉強は仕事で役に立つんですか?


 なにもしないとご飯は食べられない。これは生き物のルールです。自分で野菜を作ってもいいでしょう。でも冬のあいだはどうする。一人だけでできることは、すぐに限界が来ます。

 だから、なかまとチームを作って狩りに出かけます。力が弱いひと、足の遅いひとはどうする。肉を燻製(くんせい)にして保存したり、毛皮を服にしたり、自分の担当する分だけ完成させればいいのです。子どもは狩りの練習をしますね。これがひとの世のルールです。

 このルールを守る限り、おたがいに力を貸したり借りたり、頼りあって生きていくことができます。勉強をするということは、だれかに貸せるだけ自分の力をのばすこと。だから、だれかの力を借りてもいいわけです。段取りをつけて質問を持ってきてください。

「ここまでやったんですけど、ここからわかりません」

 上手に力を借りる練習をしていきましょう。なにもかも自分の力だけで完成させることなんか、求められてはいないんですよ。

 続きます。(塾長)


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