たまきの日記

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赦すこと

2010年03月08日 06時50分06秒 | テーマ:ブログ






3月7日(日)
【曇り のち 雨】

★13:00開演/東北福祉大学
 オリジナルミュージカル『卑弥呼』(写真左)観劇

☆(16:00頃に顔出し)~17:00/利府町公民館
 利府町民劇団ありのみ『河童外伝』稽古(写真中)

★18:35開映/109シネマズ富谷
 『インビクタス/負けざる者たち』(写真右)鑑賞



 福祉大の『卑弥呼』の公演への折込みの問合せで、代表の方とお話しさせて頂いた時、
 「折込みは良いんですけど、是非観て下さい。」と言われて、観たいと思っていると返事をした。
 前売は完売らしく、当日券狙いで会場へ。
 立ち見ということで案内されたのだけれど、席が用意出来たと座らせてくれた。
 「世界へ通用するものを作っていますので、」
 ・・・そう言われて、期待し過ぎちゃったかな?
 いや。凄かったんだょ。
 とにかく凄かった。
 でも・・・。
 終演後、会場を出て歩いていると前を歩いていた2人連れが、
 「プロっぽかったネ。」と話していた。
 そうか。成る程。
 私は、作品を観たら、内容に関しての感想を持ちたい。
 それが、何故か薄かったのかな。
 そして、内容とは関係ない処で2つ気になった点があった。
 1つは、途中に少し長い暗転があったのだけれど、ゴロゴロ・・・、とか雷が鳴ったりしていて、如何にも何かが起きそうな雰囲気。
 ・・・処が。
 明転すると、暗転前と変わらない場所、人々の居方も。・・・え?
 あぁ。卑弥呼さまの、お召し替え。え? それだけ??
 ちょっと残念。
 それから、卑弥呼さまのオーラ。
 動けば優雅だし、言葉を発すれば威厳も感じるのだけれど、ただ立っている時のオーラ。・・・が、少し足りなかった感じがする。
 前で群衆が踊っているのを、見守っているシーンが結構長かった。
 その時、ただ真っ直ぐ立っているだけだったのだけれど、その時のオーラ。
 その2つが、ちょっと気になった点。
 でも、凄かったのだ。
 本当に、凄かった。

 観劇後、ありのみの稽古に顔を出した。
 ラストシーンの稽古中だった。
 まだ全然カチッと決まっていないし、休んでいる人もいて代役が立っていたりしたのだけれど、何か、感動しちゃった。
 ちょっと、うるっと来た。
 やっぱり、人の心を打つのは、人が人を想う気持ちなのかも知れない。

 そして稽古終了後、映画を観に。
 貯まっていたポイントで、『インビクタス』を観た。
 変えたければ、変わるしかない。
 赦すことが、魂を自由にする。
 赦すこと。・・・私に最も足りない、成分。
 赦すこと。赦すこと。・・・赦すこと。





◆散文「不便さ」

 便利さが
 心の豊かさを
 蝕むのであれば
 不便な方が
 幸せだったりするのではないか
 しかし
 一度手に入れてしまった便利さは
 なかなか手放すことが出来ない
 情けなさよ