たまきの日記

このブログは、Ameba日記( http://ameblo.jp/tc-tama/ )の50%位コピペです。

落語のハシゴ

2017年12月11日 22時00分37秒 | インポート
2017年12月10日(日)



 今日の予定は、13時から、
 卸町の能-BOXにて、鳥屋の「らくご」を。

 お昼ご飯食べてから行かなくちゃネ、って、
 午前中は利府方面へ。
 すし兵衛で、ランチにした♪

 軽く戴いたつもりだったのに、
 結構お腹いっぱいになっちゃった。(^◇^;)
 美味しいから、ついつい食べ過ぎちゃう♪

 満足して、卸町へ。

 「鳥屋のらくご」
 普段、舞台に立たれている役者さんが落語。

 声優を目指す方も、訓練のために舞台に立ったり、
 朗読も、アナウンサーの方より舞台役者の方が味わい深い場合が多かったり、
 舞台経験がある方が、芸の幅も広がるのだろうなと思っているので、
 そんな皆さんの落語、チラシを拝見した時から興味があって、
 けっこう早い段階から予約を入れていた。

 私が劇団の養成所でレッスンを受けていた頃、
 講師の先生方から、よく聞いていた話は、
 間を怖がるな、ということ。

 私が実際に舞台で演じるにあたって、
 間を取るということは、物凄く恐ろしかった。
 セリフを忘れたように見えるんじゃないか、とか、
 そんな余計なことが浮かんで来て。。。

 だけど、気持ちが繋がっていて成立している間は、
 そんな風には決して見えない。
 逆に、お客様の想像力を更に深めて効果的になる。

 それから、講師の先生方から耳にタコが出来るほど教え続けられた、
 「高低・強弱・緩急・間」を使いこなせ、ということ。

 高い声と低い声、
 強く発する時と弱く囁く時、
 ゆっくり話したり、早く捲し立てたり、
 そうして、やっぱり大事な、間。

 私は、自分のセリフだけではなく、
 台本一冊を全て覚えていた。
 ・・・覚えようとして覚えたというよりは、
 私が所属していた劇団は、
 立ち稽古が始まる前に、1ヶ月から長くて3ヶ月くらい、
 週に3回くらいのペースで、ひたすら読み稽古をしていたので、
 その期間に自然に入っていた感じ。

 そうして、覚えているもんだから、
 口が勝手にペラペラペラペラ喋っちゃう。

 だから、よく「もっとゆっくり」とダメ出しを受けていた。

 自分がゆっくりだと思う、更にもっともっとゆっくり。

 ゆっくり話したり、たっぷり間を取ったりということは、
 実は、物凄く難しいこと。

 だけど、そう出来るようにならないと、
 お客さんの想像力が置いてけぼりになっちゃう。

 お客さんがイメージしようとするのに待たずに先に進んじゃうと、
 結局、よく解からなかった、ってなっちゃう。勿体ない。

 見たかった「平林」という演目をやった、
 前田家かすみちゃんが面白かったので、満足♪

 付き合って貰った彼も、「平林(ひらりんって読み方が気に入ったみたい(笑))」面白かった、って言ってくれて、あと、
 「目黒のさんま」も面白かった、って。
 そうネ、私も2番目は「目黒のさんま」だったかな。

 そして私は、もぅお一方、主催の白鳥さんの「芝浜」も期待していた。
 ・・・のだけれど、ん~、ちょっと残念!

 私が拝見したのが昼の回だったから、
 夜の回、成功してたら良いのだけれど。(>人<;)

 そうして、お次は、
 ちょっと久し振りになっちゃった「東方落語」。
 そう、今日は落語のハシゴだった。(^ω^)

 いやぁ~、今日も面白かったぁ!
 笑いっ放し!!(*≧∀≦*)

 そして、トリが世はねさんの「築港」という演目だったのだけれど、
 枕から演目に入った瞬間に、あれ? もしかして・・・と思ったら、やっぱり!

 内容は「芝浜」だった!?

 私の中で、
 「芝浜」はメチャクチャ有名で、
 「築港」というのは初めてだったけれど、
 「芝浜」が元で、アレンジされたのが「築港」なのか、
 それとも逆なのか、はたまた全く別物なのか、、、
 詳しいところは、分からない。

 だけど、ハシゴして見た(聴いた)落語のトリが、
 どちらも「芝浜(築港)」だったというのは、
 季節的なものなのかなぁ。
 大晦日が近いし、ネ。

 「芝浜」は、笑わせてくれるだけじゃない、
 最後は、ちょっとホロッとする、素敵なお噺。
 何度でも、流れも落ちも知っていても、
 新鮮に良かったと感じられる、大好きなお噺。

 満喫して、炉だんを出ると、
 今日の夜ご飯はカレーを作ってくれると言っていた彼が、
 「おそば食べたくなっちゃった」と、珍しく。

 実は、「鳥屋のらくご」でも、「東方落語」でも、
 どちらにも「時そば」があったのだ。(笑)
 これも、まぁ季節ものなのかな。

 そうして、サンモール一番町の立ち食いそばやさん「丸富」でおそばを戴いて、
 定禅寺通りでペイジェントを見て・・・いたら、
 何か、皆が立ち止まって上を見上げている場所があって、
 何だろ? …と思って私たちも上を見上げたら、
 何と! 赤い(噂のピンクの?)電球が!?
 ・・・あったみたいなのだけれど、視力の悪い私には結局は見つけられず( ̄▽ ̄;)
 視力がいい彼が写メって、更に写メった画像をズームして見せてくれた。

 確かに赤い点が一つ、・・・肉眼では見えないのだけれど。(;^_^A

 まぁ、取り敢えず、ペイジェントも満喫して、今日も一日が終了しましたとさ。