四半世紀を卒業

2015年9月19日(土)



　昨日の不安定な天気はどこへやら、
　暑いくらいの良い天気！

　三ヵ年計画の第三回公演「徒然だ」も、
　どうにかこうにか無事に終了し、
　私も、制作を卒業いたしました。

　もう直ぐ15年になろうとしていた、制作人生。
　制作を始める前は役者を10年やっていたから、
　演劇というものに関わった、約25年にピリオドを打った。

　生まれてから今までの半分以上の月日に終止符を打ったのに、
　未練が少しも残っていないというのが、
　ちと寂しい気もするのだけれど・・・(^。^;)

　それにしても昨日と今日と、
　色々な方から、
　「今度は何を始めるの？」とか、
　「何処に行くの？」とか訊かれたのだけれど、
　新しいことを始めるために制作を辞める訳ではなく、
　何処に行く訳でもなく・・・、
　ただ、制作を辞めるだけなのです。f^_^;

　震災以降、
　ずっと気持ちが動かないままだった。

　金銭的に割に合う仕事ではないため（割に合う所までできなかった）、
　この作品はメチャクチャ面白い！　とか、
　この団体さんを何が何でも応援したい！　とか、
　気持ちが動かないと辛くて、、、

　そして震災の時、
　何もできずに過ごした１ヶ月の間に考えたこと、
　それは、
　演劇関係者じゃない知り合いに「観に来て」と言えないというのは、
　どういうことだろう・・・ということ。

　これからは「観に来て」と言えるものにしか関われない、ということだった。

　震災の前までも、
　私は自分が面白いと思える作品、或いは団体さんだけ、
　選んで受けさせて頂いている。
　・・・と、思っていた。

　だけど最初から、
　演劇関係者じゃない知り合いには、
　なかなか「観に来て」とは言えなかったのだ。

　だから、きっと、
　仙台演劇界が変わったんじゃない。
　私が変わってしまったのだ。

　昔は、面白いと思い込んでいた。・・・のかも知れない。

　震災以降、
　受けられるものがなくなってしまっていた。。。

　ここ 1～ 2年は、
　のぶさんの所の三ヵ年計画さんにしか、
　関わっていなかった。

　「観に来て」と言えずに、
　制作と言って関わっているのは、
　団体さんにも申し訳なくて、、、

　だから、震災以降フェイドアウト気味ではあったのだけれど、

　とあるキッカケがあった時に、
　スイッチを切り換えるようにパチッと、
　「辞めよう」と心が決まったのだった。

　当日の受付だけで良ければ、
　今後も細々と受けていくつもりはあるのだけれど、
　ま、ご依頼があれば。ネ。f^_^;

　いくら受付だけとは言え、
　気持ちが動かない奴は迷惑かも知れないし。。。(＞Σ＜)

　これからは、
　映画を観に行くのと同じように、
　純粋に観たいと思う舞台を観に行こうと思う。


　解散になってから、
　久し振りにサントキへ♪

　やっぱりキンニクマン、
　美味しかったぁ～☆(≧∇≦)


　帰って来てから、
　先にシャワーを浴びちゃって、
　「夜遊び」を聴いた♪o(^-^)o