2013年10月8日(火)
【曇り 所により 雨】
劇団 三ヵ年計画の主宰のぶさんが、
役者として参加されている、
日・中・韓 三国共同制作の演劇「祝/言」の稽古が、
今月の頭から始まっていて、
11日(金)の青森公演・初日から、
三国ツアーもスタートする。
仙台公演は、
11月24日(日)なのだけれど、
その前に、作品を観ておきたかった。
本当は、
青森公演を拝見できれば良かったのだけれど、
それが無理だったので、
稽古を拝見しに行こうと計画を立てた。
当初の予定では、
車で行くつもりだった。
前後の予定を加味して、
7日か8日に伺えるなぁ、と、
候補日が浮かび上がった時点で、
どちらかに伺って良いかどうか問い合わせた処、
8日ならば全員揃った通し稽古ができると言われたので、
迷わず即決。
稽古時間を確認したら、
10時から22時ということだったので、
22時まで稽古を拝見して帰って来る方法が、
車しかなかったから、
・・・高速道路は苦手だけれど、
車で行くつもりだった。
処が昨日、
「役者が揃っていなくて通しができない、
明後日(9日)なら通しをお見せできるのだが、、、」と、
ご連絡を頂いたのだけれど、
じゃ、明後日にします♪ ・・・という訳にもいかず(^_^;)、
まぁ、普通の稽古でもいいですょ、と、
予定通り伺う意志を伝え、
稽古時間を確認したら、
「17時まで」ということで・・・、
え? それなら車で行くこともないか、と、
急遽、高速バスを取った次第。
予想通り、
青森県立美術館には、
13時ちょうどに着いた。
着いたら連絡下さいと言われていたT邉さんに、
電話をしてみたけれど、出て頂けず(∋_∈)、
まぁ、舞台監督でいらっしゃるけれど、
ご出演されているのだから、まぁ、そうだろう。と、想定内だったので、
自力で部屋まで辿り着き、
中の様子を窺うと、
稽古・真っ最中の雰囲気。
このドア(写真中)を開けると、
どういう状態の所に出るのか分からず、
開けて稽古を邪魔するのは避けたいと思って、
しばらくドアの外で様子を窺っていた。
処が、
13時半を過ぎても、
稽古の流れは止まりそうになく、
せっかく来たのだからと思って、
総合案内の方に、
あのドアを開けると、
どういう状態の所に出るのか訊いてみると、
「どうなんでしょうねー?」と、
ご存知ない様子。(-o-;)
観念して、もぅ少し様子を見ようと思った時、
取材の方がいらっしゃって、
臆せず入って行かれるようだったので、
私も後について入っちゃった。(^w^)
そうしたら、
中は(実際に上演する)劇場で、
客席の後ろに出た。
なんだ、いつでも入れたな。f^_^;
そして、
止まる様子もなく続いている稽古を、
取り敢えず拝見。
やっと止まって場内が明るくなると、
「祝/言」を密着取材されていて、
その関連で、三ヵ年計画の朗読会にも取材に来て下さった、
テレコムスタッフのM木さんが目の前にいらっしゃった。
再会の挨拶を交わして、
状況を教えて頂くと、
13時10分頃から通し稽古が始まっていたらしい。
なんだぁー、間に合ってたじゃん!(>Σ<)
役者が揃っていないと聞いていたのは、
韓国の役者陣が帰国されていたみたいなのだけれど、
芝居中の「今、着いた。」という出のシーンの直前に、
本当に戻っていらしたらしく、
それで、出のシーンに笑いがおきたのかと納得。
そうして、
実際の上演では休憩なしだけれど、
前半が終わった処で休憩に入ったようだった。
後半の稽古は、
のぶさんの長台詞からスタート。
のぶさんは、長台詞が多い印象と、
イイ台詞が多い印象が残った。
そんな台詞を滔々と言い切って、
私達の心に届かせてしまう。
のぶさん流石だなぁ、と思った。
団体の主宰でもなく、
劇作でも、演出でもない、
一役者としての のぶさん(写真右)、
凄くイイ仕事されている。
「祝/言」は、
日本人の花婿と、
韓国人の花嫁の、
結婚式の打ち合わせを行うのに皆が集まるというストーリー。
その集まった日が、
2011年3月11日。
お芝居の中で、
時間を確認するシーンがあるのだけれど、
「2時半」という返答に、ドキッとする。
もぅ直ぐ、・・・もぅ直ぐ。
タイムマシーンで過去に来てしまったかのような錯覚で、
「みんな逃げてー!?」と、
叫んでしまいそうな衝動にかられる。
そうして、
実際には叫ぶことなどないまま、
問題の時間に突入する。
そこを境に、
前半は、(拝見できていないけれど多分)より芝居仕立てで、
後半はイメージ的な。
そして、
のぶさんのイイ台詞たちが、
心にズキッと突き刺さる。
震災を経て、
「生き残ってしまった者の運命」、
「日本人であるとか、韓国人であるとかの前に、人間なんだなぁ、って。」
・・・などなど。
後半部分の稽古も最後まで終わって、また休憩。
M木さんに感想を訊かれて、
色々と話した。
先ずは、
稽古を拝見しに来て良かった。
かなり興味深く、
惹きつけられる作品だった。
アンサンブル・シナウィの生演奏が物凄く良くて、
ダンスや舞いも、しっかりと魅了してくれる。
問題の14時46分のシーンは、
見事な演出で、
地鳴りを感じ、
異様さを覚える。
一瞬にして、
あの日の、あの時間が蘇る。
・・・だからこそ、辛い。
間違いなく、辛いシーンだと思う。
だけど、目をそらす訳には、
いかないのかな、って。
そうして、
それでも生きていかなければならない。
生き残ってしまった、みんな。
何もない、平凡な毎日が、
どれだけ幸せなことか。
「希望」って、
軽く聞こえてしまいがちだけれど、
本当は、もっと重く響く筈なんじゃないか。。。
色々と話していたら、
何度か「のぶさんも、そう仰ってました。」と、
M木さんに言われた。
なんだか、嬉しかった☆
休憩後、
後半部分の最後に端折った、
海や船が出現するシーンを入れて再度ということで、
凄く見たかったのだけれど、
・・・タイムリミット。(∋_∈)
やっぱり、車で来れば良かったかなぁー。(^。^;)
それにしても、
来て良かった。
自信を持って、
勧められると思った。
仙台公演は、11月24日(日)。
旭ヶ丘の青年文化センターにて、
14時開演。
・・・あ!
青森県立美術館まで行って来たのに、
青森犬を、生で見て来るの忘れたぁー!?(┳◇┳)
◆散文「成長」
会える時に
ちゃんとしていようと
思っていたけれど
いつ会えても大丈夫なように
いつもちゃんとしていようと
気に掛けられるようになった
(自作「散文日記」 http://www.freeml.com/bl/59516/ より引用)
【曇り 所により 雨】
劇団 三ヵ年計画の主宰のぶさんが、
役者として参加されている、
日・中・韓 三国共同制作の演劇「祝/言」の稽古が、
今月の頭から始まっていて、
11日(金)の青森公演・初日から、
三国ツアーもスタートする。
仙台公演は、
11月24日(日)なのだけれど、
その前に、作品を観ておきたかった。
本当は、
青森公演を拝見できれば良かったのだけれど、
それが無理だったので、
稽古を拝見しに行こうと計画を立てた。
当初の予定では、
車で行くつもりだった。
前後の予定を加味して、
7日か8日に伺えるなぁ、と、
候補日が浮かび上がった時点で、
どちらかに伺って良いかどうか問い合わせた処、
8日ならば全員揃った通し稽古ができると言われたので、
迷わず即決。
稽古時間を確認したら、
10時から22時ということだったので、
22時まで稽古を拝見して帰って来る方法が、
車しかなかったから、
・・・高速道路は苦手だけれど、
車で行くつもりだった。
処が昨日、
「役者が揃っていなくて通しができない、
明後日(9日)なら通しをお見せできるのだが、、、」と、
ご連絡を頂いたのだけれど、
じゃ、明後日にします♪ ・・・という訳にもいかず(^_^;)、
まぁ、普通の稽古でもいいですょ、と、
予定通り伺う意志を伝え、
稽古時間を確認したら、
「17時まで」ということで・・・、
え? それなら車で行くこともないか、と、
急遽、高速バスを取った次第。
予想通り、
青森県立美術館には、
13時ちょうどに着いた。
着いたら連絡下さいと言われていたT邉さんに、
電話をしてみたけれど、出て頂けず(∋_∈)、
まぁ、舞台監督でいらっしゃるけれど、
ご出演されているのだから、まぁ、そうだろう。と、想定内だったので、
自力で部屋まで辿り着き、
中の様子を窺うと、
稽古・真っ最中の雰囲気。
このドア(写真中)を開けると、
どういう状態の所に出るのか分からず、
開けて稽古を邪魔するのは避けたいと思って、
しばらくドアの外で様子を窺っていた。
処が、
13時半を過ぎても、
稽古の流れは止まりそうになく、
せっかく来たのだからと思って、
総合案内の方に、
あのドアを開けると、
どういう状態の所に出るのか訊いてみると、
「どうなんでしょうねー?」と、
ご存知ない様子。(-o-;)
観念して、もぅ少し様子を見ようと思った時、
取材の方がいらっしゃって、
臆せず入って行かれるようだったので、
私も後について入っちゃった。(^w^)
そうしたら、
中は(実際に上演する)劇場で、
客席の後ろに出た。
なんだ、いつでも入れたな。f^_^;
そして、
止まる様子もなく続いている稽古を、
取り敢えず拝見。
やっと止まって場内が明るくなると、
「祝/言」を密着取材されていて、
その関連で、三ヵ年計画の朗読会にも取材に来て下さった、
テレコムスタッフのM木さんが目の前にいらっしゃった。
再会の挨拶を交わして、
状況を教えて頂くと、
13時10分頃から通し稽古が始まっていたらしい。
なんだぁー、間に合ってたじゃん!(>Σ<)
役者が揃っていないと聞いていたのは、
韓国の役者陣が帰国されていたみたいなのだけれど、
芝居中の「今、着いた。」という出のシーンの直前に、
本当に戻っていらしたらしく、
それで、出のシーンに笑いがおきたのかと納得。
そうして、
実際の上演では休憩なしだけれど、
前半が終わった処で休憩に入ったようだった。
後半の稽古は、
のぶさんの長台詞からスタート。
のぶさんは、長台詞が多い印象と、
イイ台詞が多い印象が残った。
そんな台詞を滔々と言い切って、
私達の心に届かせてしまう。
のぶさん流石だなぁ、と思った。
団体の主宰でもなく、
劇作でも、演出でもない、
一役者としての のぶさん(写真右)、
凄くイイ仕事されている。
「祝/言」は、
日本人の花婿と、
韓国人の花嫁の、
結婚式の打ち合わせを行うのに皆が集まるというストーリー。
その集まった日が、
2011年3月11日。
お芝居の中で、
時間を確認するシーンがあるのだけれど、
「2時半」という返答に、ドキッとする。
もぅ直ぐ、・・・もぅ直ぐ。
タイムマシーンで過去に来てしまったかのような錯覚で、
「みんな逃げてー!?」と、
叫んでしまいそうな衝動にかられる。
そうして、
実際には叫ぶことなどないまま、
問題の時間に突入する。
そこを境に、
前半は、(拝見できていないけれど多分)より芝居仕立てで、
後半はイメージ的な。
そして、
のぶさんのイイ台詞たちが、
心にズキッと突き刺さる。
震災を経て、
「生き残ってしまった者の運命」、
「日本人であるとか、韓国人であるとかの前に、人間なんだなぁ、って。」
・・・などなど。
後半部分の稽古も最後まで終わって、また休憩。
M木さんに感想を訊かれて、
色々と話した。
先ずは、
稽古を拝見しに来て良かった。
かなり興味深く、
惹きつけられる作品だった。
アンサンブル・シナウィの生演奏が物凄く良くて、
ダンスや舞いも、しっかりと魅了してくれる。
問題の14時46分のシーンは、
見事な演出で、
地鳴りを感じ、
異様さを覚える。
一瞬にして、
あの日の、あの時間が蘇る。
・・・だからこそ、辛い。
間違いなく、辛いシーンだと思う。
だけど、目をそらす訳には、
いかないのかな、って。
そうして、
それでも生きていかなければならない。
生き残ってしまった、みんな。
何もない、平凡な毎日が、
どれだけ幸せなことか。
「希望」って、
軽く聞こえてしまいがちだけれど、
本当は、もっと重く響く筈なんじゃないか。。。
色々と話していたら、
何度か「のぶさんも、そう仰ってました。」と、
M木さんに言われた。
なんだか、嬉しかった☆
休憩後、
後半部分の最後に端折った、
海や船が出現するシーンを入れて再度ということで、
凄く見たかったのだけれど、
・・・タイムリミット。(∋_∈)
やっぱり、車で来れば良かったかなぁー。(^。^;)
それにしても、
来て良かった。
自信を持って、
勧められると思った。
仙台公演は、11月24日(日)。
旭ヶ丘の青年文化センターにて、
14時開演。
・・・あ!
青森県立美術館まで行って来たのに、
青森犬を、生で見て来るの忘れたぁー!?(┳◇┳)
◆散文「成長」
会える時に
ちゃんとしていようと
思っていたけれど
いつ会えても大丈夫なように
いつもちゃんとしていようと
気に掛けられるようになった
(自作「散文日記」 http://www.freeml.com/bl/59516/ より引用)
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