僕の宝物70 ジンの宝物♪

この頃色んな事に興味を持ちだしたジン、

歩ける様になってからはおむつパンツを履いているので
歩く度にお尻が右・左と動いて、
アヒルがお尻を振りながら歩いているみたいで
凄く可愛い☆

こっそりビデオを撮ったりして。。。笑

歩くと言ってもゆっくりとマイぺースで、
２メートル進むのにどれだけ掛るんだって感じだけど
自分の足で歩ける事にとても満足しているようだ

元気に育つ事が今のお前の仕事だものな♪
のんびりでいいんだよ♡


今日もジンと公務の合間に散歩に出かけると、
少し歩いては止まりじっと地面を眺めて、
僕は気がつかない様な小さな光る物を見つけては

これは何？と僕を見上げて聞いてくる

多分、ガラスの破片が摩耗した物だろう？と言うと

ふ～ん？と言いながら僕の手に預ける
おかげで散歩が終わる頃には
僕の手には沢山のジンの宝物(笑)が握られていた

部屋に戻ると僕の手の中に有る収穫物を返してと
握りしめた僕の手を小さな指で開こうとする

その姿が可愛くてちょっと意地悪したくなり
すぐには開けてやらなかった

するとジンは知っている限りの言葉を並べて
早く返してと僕の足をよじ登る

早く早く！とついには怒りだした
まん丸のほっぺを膨らませて♪(笑)

こうなると益々意地悪したくなる僕 (笑)
ジンと居るとチェギョンと話している様な気になる
って事はジンはチェギョンに似ているのか　泣。。。

ジンの助けを求める声が聞こえたのか
はたまた以心伝心か？

ジン相手に大人げないわね、
シン君はパパになっても子供なのね♪♪

偉そうに言うチェギョン
またジンの味方をするつもりなのか？
ついジンに焼きもち焼く僕

男同士の駆け引きなんだから女は口出しするな！！

つい言ってしまってから後悔する。。汗
またジンとママを取り合ってしまった、反省。。。

そうね、男同士の駆け引き？
今からしっかり勉強しておくのよ、ジン！

でもね、賢い男になりたいなら、
「口出しするな！」なんて言葉は使わない方がいいわよ
心の中で思ってもグッと抑えるのが本当の男なんだから！
と嫌みタップリに言うチェギョン。。💦

じゃあ僕は本当の男じゃないのか？。。。
とちょっとへこたれそうになっていた時

まぁ今日のところは許してあげるわ
可愛いジンに免じて♡
男同志の駆け引きはママには出来ないけれど、
ママの㊙作戦でパパの手を開いてあげるからしっかり宝物を拾うのよ！


チェギョンも喧嘩するつもりは無いらしい、
ホッ良かった♡
でも㊙作戦ってなんだ？

と、考えている僕を目掛けて
突然チェギョンが飛びついて来た

危ない！！

思わずチェギョンを受け止める為に手を開くと
手に持っていたジンの宝物が床に広がった

おい、何するんだよ、危ないだろう？驚。。

だって、こうすれば自然に手を開くでしょ？(笑)
もし受け止めてくれなかったら
私を愛してないって事だものね♡？(笑)

試したのか？

とんでもない！！
シン君の愛を信じていたからよ♡

と平気な顔で言うチェギョン！

ジンと僕のどっちが子供だとお前は言うけれど、
一番子供なのはお前だ！！と言いたくなるのを我慢して、
思いっきりギュッと抱きしめた♡

僕らがラブラブしている間に
ジンは床に落ちたガラスや宝物を一つ一つ丁寧に拾って
「お邪魔しました♪ごゆっくり」と静かに部屋に戻って行った(笑)

ひとしきり抱き合って、愛を確認した僕達♡

僕らの愛の結晶(笑)は何処に行ったのかと探していると
パビリオンからピチャピチャと言う
今の時期にはふさわしくない音が聞こえてきた

一瞬想像するのが怖くなって急いで、二人で見に行くと
想像通りの光景に思わず目を覆いたくなった

あの水槽の中に両腕を突っ込んで今にも頭から落ちそうになるジン

間一髪で水も滴るいい男になりそうだった(笑)

もう少しで取れそうだったのに！と言いたげに僕を見上げるジン

さっき僕が落とした光る物が水槽の底に沈んでいた

ほら、これだろう？
ここに入れちゃいけないよ、
ジンの玩具箱に入れなさい！
と、小さな手のひらに乗せてやると

アイッ！と元気な返事が聞こえた

お前にとっては大切な宝物なんだな

でも、親に心配させるなよ
僕にはママとお前が一番大切な宝物なのだから☆

PS.この順番↑が大事なんだ　爆笑＞＞