秘密の結婚２

お帰り～、遅かったね♪♪って？



シン君！！
さっき学校で見たばかりなのにもう家に来ているの？
いつもながらする事が早いんだから♪



ま、あんな大袈裟な車で通っているのだから当然だけどね。
それより、その荷物は何なの？
今夜チェジュンとパジャマパーティの約束でもした？
ほんと仲がいいんだから・・？？



って？？もしかしてのサプライズ？
今日から私と同級生になれたから一緒にお祝いしようとか？
それとも私の弟分だって事を黙っていて欲しいから
賄賂なのかな～？＜悪＞



心配しなくても大丈夫よ！
私ももう子供じゃないから今までの様に苛めたりしないわよ、多分ね(笑)
でも～シン君の態度次第だけどねぇ～＜悪＞



それにしても沢山持ってきたわね,何が入っているの？
勿論、私の好きな物よね？
でも冷蔵庫に全部入いるかな？



何を入れるって？
そんな事よりチェギョン！
シン君は今日から弟分じゃなくてアンタの夫よ！



え？おっと？オット？夫？
夫って、もしかしてアノ夫？汗



そう、もしかしなくてもアノ夫よ！断



どうして～？それも今日から～？
聞いてないよ～～。。涙



そりゃあ、あの日から毎日の様に遊びに来ているから
シン君が家に居ても不思議じゃないし、
チェジュンとも仲良し兄弟みたいだし、
私も弟の様に可愛がってきたわよ！



それに婚約者だって事も昔から知っていたけれど
いくらなんでもまだ早いでしょ？と反論しようにも、



忙しそうに電卓を叩きながら電話するママに聞くのは無理だから
パパに聞いてみると、夕べ話しただろう！断　って。。



夕べ？



そう言えば夕べのご飯の最中、
入学のお祝いに私の大好物のサンギョプサルを用意してくれて
チェジュンと肉の取り合いをして居た時に



明日の夜から誰かが来るとか、書類上どうとかって言っていたけれど
もしかしてこの事だったの？　　●～* 汗



パパ達は私がシン君から聞いていると思っていたし、
シン君はパパ達が言うだろうと思っていたみたいで、知らなかったのは私だけ。。泣
チェジュンの裏切り者～。、、、怒



ぐすん。。。



せめて友達にはお祝いの言葉を貰いたかったな～。。涙
でも全てが秘密だから大親友のガンヒョンにも話せないの。。
シン君を夫どころか知り合いだとも感じさせちゃいけないんだって。。。寂



同じクラスにユル君がいるから何処でバレナイとも限らないでしょ？
チングなのに秘密。辛いわ～～泣



と、大ショックを受けている私の後ろでごそごそと
大きな箱と小さな箱を出してきたシン君！



ジャーン☆
と、出てきたのは宮の大膳部特製の大きなウエディングケーキ♡



女性の憧れ☆ケーキ入刀無しで結婚生活に入るのは
夫として重大なリスクを背負うから絶対に忘れるな！！断



と、先輩既婚男性一同のアドバイスを受けて持ってきたらしいのよ
勿論ユル君サイドには気付かれない様にそぉ～～っとね♪



いいとこあるじゃない？シン君☆
ソレでこそ、弟分、アニ今日から夫か●～* 笑



とちょっと見直していた時、そっと出してきた小さな箱には
キラキラと無数の光を放つ結婚指輪とツイになった婚約指輪



たとえ秘密の結婚でも正式な結婚だから教会でもお寺でも友達の前でも無いけれど
人生の先輩の両親と尚宮達の前で神聖な結婚の誓いを立てた



そして私の薬指には二つの輝く指輪がシン君の手から嵌められたの♡



学校に行く時は薬指には付けられないけれど、指輪をチェーンに通して
お互いに肌身離さず持っていようねって♪



でも誓いの熱い♡kiss♡はまだダメよ！
頬にちょっと触れるだけ♪



友情が愛情に変わるまで暫くはお預けね♪♪



貰ったばかりの指輪に見とれていると
いつの間に来たのか気味尚宮や料理長達が手早く食卓の準備を始めた
宮殿からお祝いの膳が届けられたの



本当なら新婦側の私達家族が宮殿に出向くのが筋だけど
あくまで秘密の結婚だから私の家でお祝いする事になったらしい



今まで食べた事の無い様な豪華な料理が次々と出来てきて
最高級の国産牛肉のステーキが出てきた時には



初夜♡には必須の良質淡白質だ！なんて、、、汗
ソレが新婦の父親が言う言葉？恥、



ソレが一番大切な事でしょう！！断　とママ、●～* 汗



判っているけど何もこんな席でいう事じゃないじゃないねぇ～？と
振った先のシン君は、咳払いを1つして



そうですね。。。爆汗　って？・・



意味判ってる？と目で合図する私に



聞くなよ！怒　って(笑)



この先どうなる事やら、、汗



前途多難な新婚生活の始まり始まり～☆　●～* 笑