水の都大阪は,河川や運河など多く流れており、 そこに何ヵ所かの渡し船が運航されている。
定年になり仕事が無くなってからの計画に、 渡し船に乗りに行くことがあった。
今回まず初めに安治川の天保山渡しに行く。
西九条から桜島線で桜島駅下車、 日曜のせいか人影も少ない。
やっと小さな案内版を発見。
船着き場には20人くらいの人が、船が出るのを待っている。
さてキップ売り場は? それらしいものはなし、 もしかしたら船の中で ,
制服を着た船頭さんに(すみません大阪市の職員さんでした)切符はどこで買うのですか? お返事 いりません
無料 タダ でした。
この大河を、 そして豪華客船がタダで乗れるとは、 なんと有り難い、 ここまで来たかいがあったと云うものです。
大海原の向こうには高い近代的なビル、 大きなクレーン、日ごろ我が家周辺からみる風景とは全然ちがいます。
あまりの気持ち良さにうとうとして眼をつぶっていましたら、 どこからか綺麗な歌声が聞こえてきました。
綺麗な娘船頭さんが、 かすりの着物に白いたすきを十字に結び、 腰には赤い帯、頭に菅傘をかぶって櫓をこいでいる。
船の中ほどには、 もしかしたらお嫁入り、 可愛い花嫁さん、綺麗な着物に身をつつみ、 真白い角隠し、年の頃なら十七,八でしょうか
恥かしそうにうつむいています。
遠くに見える山々の頂には、まだ白い雪が残っている。
青い空には綿のようなポッカリ浮かぶ白い雲、 トンビも1羽、2羽と花嫁さんをお祝いしているように輪をかいています。
トンビのおじさんが花嫁さんに呼びかけているようです。
おーい 幸せになるんだよー おじさんは何時も上から見まもっているからなー
潮来花嫁さん 潮来花嫁さんは船でいく ~
月の出潮を ギッチラ ギッチラ ギッチラコ~
人のうわさにかくれて泣いた 花も十八、、、、、、、、
はっ!と目お開けると目の前に、 大観覧車、 デカ!すごく大きい
こんな大きな物はどのようにして組み立てるのでしょう?
ヘリコプターで一本一本運んで組み立てるでしょうか?
お昼の弁当は下まで降りるのが大変でしょうから、当然空中ですますのでしょうね。
工事の人も物を落とさないようにしないと、
拾いに行くのが大変でしょう。 どうぞお気をつけてください。
対岸の天保山に無事上陸
上の写真はあの有名な山 天保山です。
日本の山には深田久弥氏が選んだ日本100名山があります。
これを達成するにはお金と暇、そして体力が必要です。 私も後10余りで出来る予定でしたが、
歳の方が猛スピードですすんでいき、 今は暇だけが出来ました。
金もなければ体力もなし、 せめて、 101番目の天保山(4,35m)で辛抱しょう。
山は登りより下りが要注意です。 ゆっくり下って無事家に帰るまで気をつけたいと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます