みどりを求めて!

野や山、森が発する自然のエネルギーを全身に受け
二度と来ない今日が、素晴らしい一日であるように!

大峰奥駈け道 大普賢岳

2013-11-27 22:20:26 | その他

    

     風、樹頭を吟じ、

        波、沙石を打つ

             (風が木々を揺するその音、あるい波が砂浜に打ち上げるその音、

                    それこそが 仏の説法である)

晩秋の天気の良き日を選んで、大峰奥駈け道の1500m以上の山が50座あるという、 その中の一つ大普賢岳登る

国道169号線吉野川沿いに南下、 対岸の山肌の木々の紅葉は今が見ごろ

 

169号線新伯母峰トンネルすを過ぎた、和佐又口を右折、舗装された林道を山上向かって進む

林道の周辺も紅葉に染まっていた。

 

今夜の宿、和佐又ヒュッテに到着。   夕暮れまでの時間、和佐又山へ登る予定

和佐又山の風景

和佐又山(1344m)

和佐又山頂上からの、遠望  奥の山、右が、弥山(1895m) 左の山が、八経ヶ岳(1915m)

山を下って小屋での風呂 、期待してはいなかっただけに、山でのお風呂は一番の御馳走。

夕食も終わり、後は明日に備えて早めに寝る  今夜の客は我々2人だけ、どこでも好きな所を

早朝、朝日に輝く 和佐又

朝食を済ませて

今回の目指す山、 大普賢岳へ出発 

和佐又のコル 西へ行けば無双洞、そして七曜岳へ、 南へ登れば昨日の和佐又山 北に進めば大普賢岳

遠くのほうで、鹿の鳴き声が聞こえてきた。 この地方の奥山を歩けば鹿の鳴き声がよく聞かれる。

あれは10数年も前になるだろうか 奥駈け道を単独行で縦走している時、 次の宿泊予定地までの距離が、

まだまだと言うのに、日も暮れてきて、風も吹いて寒くなってきた、そんな時,遠くの山から鹿の鳴き声が聞こえる。

あれは母鹿が、小鹿をよんでいるのだろうか、小鹿が、母鹿を、呼んでいるのだろうか、そんなことを思いながら歩いていると

むしょうに、物悲しい気持ちになった。   そんな遠いの昔の事を思い出させる。

  

長い鉄階段、 これがあると、大分高度を稼げる

笙ノ窟 大峰修験の参籠行場の一つ、  修験道の開祖、役小角(役の行者)が最初に修業したところと言われ、

西行、など

ここを訪れた高僧の古詠も多いと言う。  また日蔵上人という高僧も承平四年(934)37日間断食修業したと

太平記に語っている。

           寂寞の苔の岩戸のしずけさに

               涙の雨のふらぬ日ぞなき

                       日蔵上人

強大な絶壁、 鷲ノ窟、朝日ノ窟 、シタンノ窟、など一帯に岩窟がある。

高度を上げるにしたがい、冬の様相

修験道では、特に定まった経典は用いない。

修験道が依るべき経とは、つねにあるがままのすがたが経である,という

松風、妙法を談ず  松風の音声を聞くことがそのまま、仏が説く妙法を聞くことになる。

雪も多くなった

 

石ノ鼻 登山道の中で展望のいいところ、晴れた天気のいい日は果無の山々までみえるかも

ようやく奥駈け道の分技まできた  右に行けば山上ヵ岳、左で大普賢頂上だ。  あと少し、一頑張り!

雪の奥駈け道 雪も深くなってきた。

樹氷はきれいだが、風も強く強行軍

 

 

ようやく来ました。 雪道と、数多い鉄の階段ががすべりやすく、簡単な登山では

 無かっただけに、きっと思い出の登山になるでしょう。

                 大普賢岳(1780m) 頂上     

冷たくなった弁当を食べ、下りは気をつけようと、声掛け合いながら、もと来た道を和佐山の小屋まで

 

 

   今回の2日間の登山終わり。

 

再びR169号線 大阪方面に向かって

 

R169号線 杉の湯ホテル でトイレ休憩

登山は自宅の玄関に入るまで気をつける。

 

  事故もなく我が家に無事帰る。 現在、人間二人とタマ、 トラ 、四人で テレビの前で歌謡番組をみています。

     次の山行を考えながら、、、

                

             大普賢周辺の山々

     

 


紅葉を求めて!

2013-11-15 21:26:46 | その他

 

秋がなくて、すぐ冬になってしまいそうな天気状況、木枯らしが吹いて風の音に、

震えるまえに 紅葉の山へ行こう。

大阪、 奈良の県境、金剛山(1125m)へ

金剛山には、何十もの登山道があると言う本を読んだことがある、今回はリーダの発案で千早本道になった。

久し振りの金剛山に一番厳しいコースのように思えるけれど、足を交互に前に出せばいつか頂上にたどり着くだろう。

  頑張って前進あるのみ。

 

階段の奥に楠公さんの塚がある。

空は青く、暖かさも登山には快適な1日。

千早本道の登山道からみる紅葉、今が見ごろか。

 

5合目のろし台、 ずーと前、ここに茶店があったなー

やっと、山頂へ、 眼下に大阪の町が。

国見城跡、   お弁当も特別おいしい。 

大和葛城山 生駒の山もきれいに

山の上、気温は6度でした。

下山途中、帰りのお土産に、3段の紅葉を見せてくれました。

ちょっと疲れたので今夜はぐっすり寝られそう!

 


12日のお天気、 師走並みの寒さになるそうです。

2013-11-12 21:05:29 | その他

12日、今日から寒くなる、と天気予報士のお嬢さん。

山の紅葉はどれくらいになっているかと槇尾山へ出かける。

根来谷から入山、寒さは予報どうりで、手袋を持ってきてよかった。

夏はありがたい水飲み場も寒そうでした。

登り慣れた登山道、

お寺のもみじも、一部はきれいに、色ずいていました。

本堂裏の一番いいところは、まだ青い葉っぱのままでしたが、この寒さで、次に来た時は素晴らしい紅葉を

見せてくれる事でしょう。

こんな鮮やかなもみじも、見られました。

 


懐かしい人に

2013-11-04 21:14:31 | その他

 

月も変わった1日、近畿自然歩道の檜原越えから,槇尾山(600m)、蔵岩、へと歩いた。

檜原越えから見える山、手前から、猿子城山岩湧山から西に延びる尾根、奥に南葛城山(822m)

南朝の砦があったといわれる猿子城山。(以前登った時、頂上は台地状で、ここが砦跡かな?という感じでしたが

なにぶん南北朝という昔の話で、、、)

南大阪で名のあるゲレンデ、蔵岩、今日も誰か練習しているかも、  

ここを歩く山登りの人は、だいたいここで弁当を開く、  当方もその予定でおにぎり3個

持参。

 な、なんと懐かしい人、もう2~3年は逢っていない山の仲間、 Kさん夫妻が

 クライミングをやっていました。

 当方、足が痛い、腰が痛いと病院通いしている状態なのに、ますますお元気で、ロープを握っている。

 なんと羨ましく、又、わが身の衰えをつくづく感じさせられました。

 一緒に海外へ行った事もあり、いろいろな事を御指導いただきました。

 いつまでもお元気で、お幸せに!