雨ばかり続いていた短い夏から、季節は秋へと移り流れ、ようやく秋晴れという言葉が相応しいお天気が連日続いています。
この度発生しました御嶽山噴火の際には、長野県に住んでいるということで、友人から心配のメールやお電話を頂きました。
ご心配を頂き本当にありがとうございました。
こちらは、御嶽山からは離れているので、現在は何も心配はありません。
ただ、松本市とお隣塩尻市からは、今回の噴火の犠牲になってしまった方がいらっしゃいます。
本当に私たちはご冥福をお祈りするより他にないのが切ないです。
信州には、日本の屋根と呼ばれる日本アルプスが雄大にそびえ立っています。
長野県は四方八方を山に囲まれ、湖はあるけれど海は無し。
険しい山もあれば、比較的登りやすい山もあります。
秋晴れの清々しい青空と太陽の下、早々に色づき紅葉を始めた広大な山々の景色を眺めながら、登山客の皆さんはその景色に癒され感動しながら
いつも通り登頂されたことと思います。
里はまだまだ紅葉は先になりますが、今、信州の山々は、紅葉が真っ盛りのようです。
登山した方々しか味わえない、360度の広大パノラマと、この季節ならではの色とりどりの素晴らしい色彩のコントラストに感動しながら、秋晴れの中、
何の迷いもためらいも不安もなく登っていたのだと思うと、運命の悪戯というのか、大自然がもたらす、誰も止めようのない大きな力に、逆らうことも
できない恐怖を感じた週末でありました。
行方不明の方々が大勢いらっしゃる中、安否確認が出来ず、不安な時間を過ごされている方々のお気持ちを考えると、本当に切なくなります。
もしもお怪我をされていたとしても、何処かで救助を待って居る方がまだ居て欲しい。
「72時間の壁」を迎えても生きていてくれること、ただそれだけを望みます。
今日も真っ青な秋晴れの空が続いていました。
そんな空に朝からヘリコプターの音が鳴り響き、夕方も仕事をしている窓の外からは、ヘリコプターの音が聞こえてきました。
今日は、火山性微動が噴火当日のレベルに達したとのとで、救助・捜索活動も直ぐに打ち切られたみたいですね。
まだ山頂付近で、心配停止状態の方々が取り残されているとのこと、ご家族の気持ちを察すると・・・・・・
今後、大きな地震の引き金になったりしないように、今は祈ります。
どうか、このままお天気が続き、火山性微動が収まり、救助・捜索活動が進みますように。
前日の日曜日は友達にお祝いをしてもらったみたいですが、9/29(月)は二男の25歳の誕生日でした。
が、私は仕事が忙しく帰りが遅かったので、コンビニスイーツを買ってきて、帰宅してからの夕食は慌てて猛スピードで二男が大好きな餃子を
なんとか沢山作って喜んでもらったけれど、お祝いするのが申し訳ない気持ちで、静かな誕生日を送りました。
人が生まれ、そしてそれぞれの人生を生きていく・・・・・・
日頃は自分自身の生活におわれていて、いつもと変わらない毎日が訪れ、当たり前のように朝を迎え、そしてまた日が暮れて・・・・・・
そういう当たり前のように過ぎていく毎日の中には、人の数だけいろんな人生があり、出逢いと別れがそこはあって、人はいろんな人に支えられ
生きていて、そこには必ず人と人との繋がりが出来ていく。
そして悔やまれますが犠牲になられた皆さんの尊い命のひとつひとつにも、当たり前ですがそれぞれの人生があったことを、二男の誕生日を迎え、
この災害という大きな出来事の中で改めて感じました。
どうか被害に遭われたご家族の皆様のお心が癒される日が早く訪れますように。