久しぶりの歌舞伎です
夜の部は
「不知火検校(しらぬいけんぎょう)」
「馬盗人(うまぬすびと)」
の二本立て。
連れを待ってる間、
コタスケの同級生のパパに遭遇
オタクと呼ぶほど歌舞伎好きな方です。
そういや当日券で入ってたような・・・。
一幕目の「不知火検校」。
最初は盲目の可愛い子坊主富之助(後の検校)が、
盗みをして親に叱られ・・・・てたのが、
父親の死後、弟子をしながら隠れて悪行に手を染めていき、
ついには殺しまでするようになる。
ここまで悪くなるか!?というほどワルになるのよ。
子役は別として、登場する検校のメイクが、
暗転する度(度ごとではないかもだけど)徐々に変わって行き、
その風貌、人となり、をかもし出していた。
もちろん衣装も!
松本幸四郎が、憎いほど悪い、
存在感のある按摩の主人公を演じていました。
二幕目 「馬盗人」。
おとぎ話を芝居仕立てにしたものだけど、
この擬人化した馬の妙技。
詳しくは説明しないけど(しろって?笑)
これは見て納得の馬の演技(妙技)のおもしろさ。
悪の後のほのぼのとしたお芝居に、
和んで笑って帰る事ができました
今回はなんと、花道のすぐ横の席だったので、
役者さんにかぶりつき
色んな意味で眩しかったです
次は新しくなった歌舞伎座で見たいものです・・・