じーじがコタスケにとお年玉を持って来てくれた日に、
その話を聞いた。
じーじの事務所に行くとよく顔を合わせ、
私にも息子にもよくしてくれたYさんが、
<亡くなったそうだ> と。
年末28日頃、無断欠勤が続いたので、
Yさん家まで様子を見に行ったら、
既に亡くなっていたそうだ。
詳細は知らないが、とにかくそういう事だと聞かされ、
しばし茫然。
バブル時代は外車に乗り、小金持ちだったYさん。
『 会社がだめになり
廻り廻ってこの仕事をする事になったけど、
tamiちゃんと会えた事で運気もモチベーションも上がった。
tamiちゃんは俺の幸運の女神様だ! 』
『いや、それは絶対に無い!私とは関係ないと思いますよ』
いやいや・・・と、
私と出会ってから、あれやこれやと
いい事があった事を熱心に話すんだけど、
私にはどうしてもこじ付けにしか聞こえないわよ。
じーじの足が直れば
また事務所で会えるだろうと思ってた。
それだけに残念で、しかも1人で逝った事も悲しくて、
色んな事を思い出しお風呂で泣いてしまった。
こんなに号泣したのは何年ぶりだろうって位に。
夕べはYさんの分のビールも注いで、ふたりで飲んだ。
事務所の最後の日に挨拶出来なかったのが、
今では悔やまれる。
Yさんの御冥福をお祈りします。