上記展覧会に行って来ました。
タリバーンのこの仏教遺跡破壊に於いては、
NYで起きた9・11に近い衝撃を感じ、
関心は持っていた。
場所的に私が観光等で訪れる事は有り得ないから、
その文化遺産が見られるのはいい機会。
行く日はその日と決めていたが、
外に出るのがイヤになる位雨風が強い日だった。
しかも駅から遠かった・・・
この展覧会では、
アフガニスタン内戦の影響で海外に流出し日本で保護された
仏教遺跡ハッダの仏像やバーミヤン石窟の壁画の段片などの
美術品含む87点が展示されています。
2001年3月にタリバーンによって破壊されたバーミヤン遺跡の
『太陽神と飛天』の想定復元図は原寸大で復元しています。
これらは東京芸大学美術館陳列館で見られます(無料)。
同時期東京国立博物館特別展『黄金のアフガニスタン』
と連動した展覧会です。後者は有料ですが、
お金を出して見てもいい位の展示品です。
(私、今調べて知ったんです、バカ!(>_<))
我々はこちらだけ見させて頂きました。
東京芸大学長であった故平山郁夫画伯が文化財保護を訴え、
文化財難民として保護・補完活動を始めかき集められたそうです。
そういえば何でも首相から要望があり、
是非サミットで展示したいとの事で伊勢志摩まで
移動して展示したらしいですよ。
これが破壊される前のバーミヤン遺跡
東西に男像(55m)と女像(38m)が鎮座していた
破壊後の状態
天井壁画まで切り取られている
ん・・・、この無念さはどうしたら・・・・。
帰りにランチしていた時に
コタスケがメールを打ってたのを
彼がトイレに行った隙にチラ見したら、
「親に美術館連れて来られたW 遅くなる」
ま、確かに自分が興味の無い事だと
無理矢理な感じになるよ・・・とはたーきち氏。
ただ、母としては無理矢理でも色んな物を
見させてあげたいのよね
展覧会は6月19日までやってます。