今の部署に配属されてからもうだいたい3年たつんですが・・当時この部署内の人間関係わりとドロドロで、職場の雰囲気めっちゃ悪かったんですよね。ドラマで出てくるほどドロドロじゃないですけどね。
で、その部署のリーダーというか、まぁ課長として赴任したわけですが、ほとんどが年上の部下でなかなかいうこと聞いてくれない中どうやって部署を回してこうかと悩んでた時期に手に取った本の一つ。
3年たって、なんやかんやイロイロありましたが、いまはまぁメンバーそれぞれ機嫌よく働いてくれてるので、職場の雰囲気も良くなったなぁ。毎日平和でいいなぁ。と思ったりしてます。
まぁ別にこの本のおかげじゃないけど。
さて、本の内容について少しメモしておこう。
●部下に率先してあいさつして雰囲気をよくしていこう。
たとえば、人の心理にも閾値があるらしく、ある一定量以上の声量(目安は普通の2倍)であいさつをされると思わず返事をしてしまう。らしい。
ということで、普段なかなかあいさつ返してくれない部下に対しても、にこやかに大きな声で機嫌よく挨拶し続けてやろう作戦。
結果・・・
うちの課の連中、僕にはにこやかに挨拶してくれるようになったけど、他の部署の人とかにも、挨拶されなくても自分から挨拶しろよ、大儀そうに挨拶すんじゃねぇよ、知らない人にも挨拶しろよ。。。
僕はまぁ飽きずにやってますけどフォロワーをうむのは難しいなちょっとな。。
元気なくても、さも元気があるふうにしてると何となく元気になるもんですよ
快活さを失った場合、それを取り戻す最善の方法は、いかにも快活そうにふるまい、快活そうにしゃべることだ。-ウィリアム・ジェイムス
今回の本にこの名言は出てきませんけど、
僕はこの名言に何度すくわれたもんだか。。。
てなことで、根拠のないカラ元気、根拠のない自信を発揮することに関してはワールドクラスである自信があります(根拠はないけどなw)
●仕事を振るにしても”物は言いよう”
指示:上位者から下の者へ
要望:人と人の間での個人的なリクエスト
まぁ業務命令であれば部下に指示することになりますよね。
ふつうほとんどの業務はそうやってやるんですけど、
でもね。「●●やっといて」「はーい」で業務指示が済むのって日系企業だからじゃね? そういう偉そうな上司が海外赴任すると苦労するんですよ。ざまみろ。
ぼくの海外駐在中はそうだったんですけど、まず最初に上司と部下の間で契約を結ぶんですよね、今年のあなたの仕事はこれであなたのサラリーはこのレベルね、って。で、そのjob descriptionから外れる?あるいは範疇なのか微妙な内容って、都度 部下と交渉ですわ。
なぜこの仕事をしないといけないのか、またそれをなぜ君に頼まなければならないのか、っていうのを議論してですな(英語でな)納得してくれたらやってくれるのが普通なので、帰任後もその感覚で部下との会話を楽しんでおりますよ。
でもまぁその経験があってなおさらたぶん思うんですけど、なんにしても物は言いようだなって
単に●●やっといて、というにしても、ついでに「それをやると君にこんないいことがあると思わないかい?」って提案してあげるといいよね。
誰だって高圧的に、「●●やっといて」ならまぁまだましなほうで、「言われる前にやっとけよ」とか「なんで言われる前にできないの!?」とか上司に嫌味言われたらヤだよね。僕ならそんな上司のために仕事するのヤダ。だから僕はそれ言わない。
言わなくてもやってくれたのね、すごいねぇキミ!言わなくてもやってくれるって、ありがとね!! って上司に言われるほうがいいじゃない。
ま、
課長!・・ほめてるふうですけどぜんぜん心がこもってませんよ?、って部下に返されるんですけど。
なんにしてもいいふうに言う、いいことがあるふうに言うことを心がけてます。はい。
一日のうち20時間くらいはポジティブでいられる気質なので。居ようと思えば。
たとえば
Please send it(送ってください)というより、could you please send it?(送っていただけませんか?) のほうがいいし、
さらにへりくだれば、I would like to ask you to send it(送っていただくようお願いしたいです)
I would appreciate if you send it(送っていただけるととてもありがたいです)
クソ英語でもいくらでもへりくだれるんだけど、そこは人の感情表すに関しての多様性を体現した日本語の語彙のこそうまく使うべき。
しまった、ちょこっと雑談をかくだけのつもりが案外長くなってしまった。
誰も読まないと思うのでそろそろ閉めよう。
自分は上司だから部下を指導しなきゃとか、そんなことを想うこと自体おこがましい、とは思いませんか。
部下からも何かを学び取ろう、とそういう姿勢で対応するよう心がけております。ハイ。
できてるかは知りませんけど。