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タンホイザーゲート付近より入電Ⅱ

『関ケ原』

石田三成を主人公に据えて、秀吉の最晩年期に天下取りへの謀略を徐々に実行に移しつつある徳川家康と、それを阻止しようとする石成との闘い。

関ケ原、というタイトルにはなっているけれど、関ケ原の合戦それ自体に焦点を当てるというよりはそれに至るまでの諸国の諸侯を西軍✖東軍にどう組み分けていったか、味方に引き入れる三段屋的勢力内で派閥を分断したりする謀略をフォーカスしている。

そういう意味で見れば、腹の底の知れぬタヌキおやじ家康より三成は実直・正直すぎて謀で一歩劣らなかったのはある意味仕方のないことかもしれない。

 

岡田准一の演じる石田三成は思った以上に戦闘力が高くここでも岡田無双を見せつけている。

歴史で習ったときは 秀吉の事務方というか文官のイメージが強かったけど、

本当は戦闘力もあったのだろうか?

 

有村架純の体さばきも、どこまで本人なのかわからないけど良かった。

 

 

オススメ度:★★★★☆

 

 

厭離穢土欣求浄土vs大一大万大吉 この旗印も興味深かったな。

えんりどごんぐじょうど:家康の旗印。穢れた戦国の世を改めて清らかな国へと為す

だいいちだいまんだいきち:三成の旗印。ひとりが万民のために、万民はひとりのために尽くせば、天下の人々は幸福になれる

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