歩くざふくい まちのとっておきスポット１００選 まちあるき Vol.1 防空壕

７月の終わりの休日　歩くざふくい　

「まちのとっておきスポット１００選　まちあるき」に参加しました。

今迄参加してきた、歩くざふくいは福井の歴史を語る語り部の会の皆さんの案内でした。

今回はまちづくり福井㈱の方の案内です。

初めに配られたまちあるきの地図に沿って回ります。



初めは福井県庁の東側、三の丸付近の某私邸

ここには第二次世界大戦時代に活用された（？）防空壕が現存しています。



防空壕は雪のかまくらみたいなものが地下にあるとか、

自然の岩のくぼみを利用したものみたいなイメージのぶ～たん

真っ暗で急な階段を恐る恐る降りていきます

昭和１８年にタイムトリップ

実際は普通の地下倉庫のようにしっかりした作りに感心しました。



ワインセラーやビールの保管にいいかも

学校の友達と一緒にキャンプ代わりに過ごしたい。

・・・ぶ～たんここのお宅の子供だったら、そう言ってゴネたかも。

お邸の方に伺うと

実際は湿度も高く水漏れもにじむようにあり、居心地は良くないとか。


今は昔


空襲の最中、ここへ家族やご近所で息を潜めていた気配はありません。

実際、防空壕がＢ29の空爆下、安全だったのかもわかりません。

でも、ほんの６０年くらい前には

家の庭に防空壕を本気で必死で作ったのは事実です。

ここで蚊に刺された腕をかき、階段を上りながら

ああ、戦争のない時代、場所に生まれて幸せなんだな・・・

ほんの一瞬の昭和１８年から、

ぶ～たん、無事帰還しました

砂山征服

夏草は勢いがあることの譬えに使われます。

これは先日、夏草の生命力を感じた一枚。

散歩道、畑の横に無造作にあった砂山が

２日見ない間に

覆い尽くされていました。

動物も植物も（人も）伸び盛りって、

頼もしいけど、グロテスクなくらい迫力があります。

これ何が成るのか、わからないのですが、

砂山も征服していくこの勢い



ぶ～たんも暑さに干し芋みたいになっていないで

この地を這い伸びていく勢い欲しいですね。