つぶつぶタンタン 臼村さおりの物語

身体の健康と無意識のパワーへ 癒しの旅~Have a Beautiful Day.~

愛猫蓮との20年間は癒しの旅でした 蓮ちゃんありがとう

2020-05-10 19:08:05 | 太陽

愛猫蓮ちゃんが亡くなって今日で11日。正直実感が湧かない。喪失感でいっぱいになる瞬間もあるけれど、まだ普通に生きている気がするときもある。

太陽と矢継ぎ早だったから心が付いていっていないのもあるだろうし、猫がゼロになってしまったから蓮ちゃんとの差を見せつけてくれる生命がいないというのもあるんだろうな。
「今たまたま猫たちはおとなしく眠っている。けれどもそのうち起きだす」という位置に自分の認識が設定されている気がする。

太陽の場合は、蓮ちゃんの声を聞いたり、温かい体を触ったり、歩いているのも見たりするたびに、一方のいなくなった猫を想起させられた。けれども今はそれがない。

あとは5日に外出して寝込んだのもあるだろうな。そこが気持ちの切り替わり点になっている。
なんというか思い出を大切に、それを宝物にして生きるのって体力を必要とする。健康じゃないと過去を大切にする余裕がないんだなとおもった。そこで一度リセットされてしまった感じはある。まだ遺体が部屋にあるのにもかかわらず。病というよりはエネルギー交換が多すぎて寝込んだのにこうなっている。

もちろん、あたしのことですので、エネルギー的な見方が強くなったからというのもある。けれどもそれだけじゃない気がする。


蓮ちゃんとの思い出、太陽君との生活、ともにまだまだ綴りますよ。

蓮ちゃんの棺桶をつくっていて、今は蓮ちゃんの棺桶つくりにまい進します。
愛猫蓮のための棺桶を制作中 まさかの2つ連続です

蓮との日常に思いをはせると何か特定の思い出がすぐに出てくるわけではない。20年間のあたしの相棒だったなあとおもう。二人家族ではないので相棒というのは変なのだけど、20年間のあたしの人生を見守ってくれた存在。


そして相当癒してもらったなあ。この20年を振り返ると、自身の過去を癒す旅だった気がします。これはあたしの個人的な特性なのか、あたしたちみんなにいえることなのか、両方なんだろうな。

あたしたちは過去生でやり残したことをもう一度経験するために、生まれ方を選んで生まれてくるという考え方がある。あたし自身はこの考えに共鳴しています。

でも過去生の記憶って、たいていないじゃない? だからやり直せるように、わざと自分の人生にトラウマや癖をつくる。その癖はつらいときもあるけれど、人生を通じてその癖を癒していければいいよね。

誰でもそうなのかもしれないけれど、振り返ると昔のことが自分の人生に影響を与えているなあとおもう。未来を切り開くというよりは、ひょっとしたら過去を癒すこと、軽くすることに心やエネルギー、時間を割いてきたかも。

そしてそんなあたしに蓮ちゃんはいつも一緒にいてくれたなととおもったのだった。蓮ちゃんがいなかったら心細かっただろうし、今ほどは自分を愛せなかったかもしれません。

当たり前の存在、いつも一緒にいてくれた。


と今朝考えていて、「わ、ずいぶん、昔のことを気にするのに時間を使ってしまったなあ」とちょっと後悔した。

だけど、今、これでもよかったなと思いなおした。なぜなら、結果として、あたしは自分の心や、人というのものについて考えるのに膨大な時間を使いました。

それはつらくて必要に迫られてというのもあるけれど、そうやって心を見つめるのが好きなのです。だから、自身の心を見つめない人生だったら嫌だなあ、つまらないだろうなとまでおもった。

もちろんほかの人生を選んだら、きっとほかのことを考えただろうけど、今はそうおもっている。

そしてそんなあたしのそばにいてくれたのが蓮ちゃんなのだった。これからも形を変えて、そばにいてくれているとおもっているよ。

蓮ちゃんは猫なのに、犬みたいな猫というか、裏表や計算がない猫だった。思い込みが激しく、ちょっと自閉症っぽく、一度決めたこだわりをなかなかリセットできない。

と書くとあたしと似ているね。

蓮ちゃんのことをかわいがるというか、上から目線で「しょうがないな」という感じで対応して、家の中でもそういうキャラにしてしまったけれど、今振り返ると、なかなか蓮ちゃんから自分の癖を知ることも多いね。

太陽のときは早く書かないと忘れてしまうという恐れがかなりあった。今も、蓮や太陽のことを書かないと忘れてしまうという恐怖がある。
だけど、今うちに猫がいなくなったら2016年9月に亡くなった由芽ちゃんのことも思い出すようになって、あたしがまた猫を飼わない限り、二人の思い出が薄れるペースはゆっくりなのかもしれないとおもった。

とはいえ書くよ。


まずは蓮ちゃんの身体をお見送りするために、棺桶をつくろう。作っている瞬間、絵を描いている瞬間は、蓮ちゃんのことを考えられてとてもしあわせ。終わってしまうこと、でもしあわせ。

ではまた

臼村さおり twitter @saori_u
思考していることを投稿しています。

エネルギーサロン・タンタン
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