電車のなかで原田マハさんの「奇跡の人」を読んで号泣していて切符をなくしました。軽く凹みました。
今は電車のなかで泣くと、恥ずかしいという気持ちよりも顔を触りまくってしまいそうになることのほうが気になります。そんな自分にそうなんだなとおもいました。
啓蟄について。
啓蟄は二十四節気の節目のひとつで2021年は3月5日(金)頃から3月19日(土)頃です。
春になって虫が穴から出てくるころと言われています。
あたしたちの身体、臓器だと、肝臓が活発に動いて、肝臓のセルフメンテナンスが進行するとき。
ご存じのとおり、我慢の臓器といわれている肝臓。このタイミングでいたわってあげたいですね。
肝臓が自分のケアに時間を割いているので、あたしたちが摂取した不要物を分解するところまで手が回らないことも。吹き出物が出やすい季節でもあるようです。
でも吹き出物として外に出してくれるのはとてもありがたい作用でもありますよね。なかに溜め込むよりもできるだけ外に出したい。
今は花粉症の時期でもありますが、個人的には症状を薬で抑え込むよりも、外に出してあげたり、外に出す必要性が軽減されるようにエネルギー状態や体の状態をメンテナンスしたりするほうが好み。
占い的な動きとしては自身の体調を整えながら、湧いてきた不調和は一つ一つ丁寧に対応して、土台をどっしりとつくっていくときかなあ。
と書こうとして、あたしはどちらかというと一年中、ふわっと待ちで、自然体で、ゆったりでと言っているときが多い気がします。
もともとのあたしたちの風土による特性というのはあるだろうなあ。それと時代の変化というかこれからの生き方、そしてあたしの個性。
であると同時に、自己否定が強くなるとまるきり逆のことをしてしまうので、その自戒を込めている部分もありそう。
このあたりのことは一度整理する時間をつくりたいですね。
やっぱりすべてはあたしのフレームをとおしての世界なので、偏っているとおもう。偏っていることが悪いともおもっていないのだけど、ひとまずひとつの認識として心に留めておきたいです。
みなさまにとってすばらしい啓蟄のときでありますよう。
⇒東京読書交換会ウェブサイト
※今後の予定は2021年3月20日(土)夜・オンライン、4月3日(土)夜・オンラインです。
◆臼村さおり twitter @saori_u
思考していることを投稿しています。