とても淋しく悲しいことがありました。本日、愛猫蓮が亡くなりました。太陽が亡くなり、このところこのつぶつぶタンタンに場所をお借りして、太陽との思い出をつづらせていただいておりました。その太陽の四十九日が明けていない本日、もう1匹の猫、蓮が亡くなりました。
とても悲しく同時にまだ実感がありません。2000年に我が家に来てから20年。20歳、オスのキジトラでした。悲しい。蓮ちゃん、ありがとう。
あたしの勝手な個人的な事情をいわせていただけば、早い。20歳なので大往生と言えるわけですが、だけど早い。もっともっと一緒にいたかった。なにもこの太陽が亡くなって四十九日経たないうちなんて、人生は厳しすぎる。
猫好きですが、一度に大勢の猫を買っているわけではなく、おそらく一番多いときでも3匹。今この蓮がなくなり、我が家で飼っている猫はいなくなりました。(現在、外のごはんを食べに来ている猫はいますが。)だからそういう問題ではないのはわかっているけれど、ショックが大きい。悲しい。ありえない。何も連続で来なくたっていいじゃないかと。
とても悲しい、哀しいけれど、太陽のときほどの衝撃はないのもまた事実です。太陽のときは数日間食事が喉を通りませんでしたが、今日は普通にもりもり食べています。
20歳だったり、少しずつ弱っていくところをみているというのもありますが、猫の死に慣れているのだとおもいます。慣れたくない。
太陽が亡くなった時点では、蓮は元気でした。太陽のことがあったので、死んだら悲しすぎるから、太陽の亡くなった1週間後(後日編集)くらいに、歴代猫のかかりつけのホームドクターである動物病院に連れて行きました。
検査は良好。利尿剤を飲んでいた腎臓の数値も9歳の太陽よりずっといい。ちょっと白血球が高いけど、おおむね健康。次の健康診断は3か月後、半年後でいいですよ、という状態でした。
しかし、その1週間後くらい(後日編集)にお腹がたぽたぽしだし、再度診察してもらい、腹水が溜まっていることがわかりました。急展開でした。見落としていたとかではなく、体調が変わりました。
検査機器の関係で、詳しいことを調べるために、太陽のかかりつけになっていた病院に行くことにしました。そこでいろいろと検査をしていただいたのですが、最終的に原因はわかりませんでした。きわめて健康。念のため、病理検査にも出したけれどわからない。
おそらく、わからないけれど腫瘍があるのだろう推測したものの、わからない。高齢なこともあり、利尿剤などは用いず、直接腹水を抜いていただいていました。毎回200ミリリットルくらい。間は3日間~1週間。
どんどん体力が低下して食べなくなりました。自分では食べられなくなり、歩くのもやっとでフラフラしだし、ここ3、4日は、ねここたつが置いてあるエステベッドに上るのもつらそうなので、こたつを床にセッティングしていました。まあでも一昨日には2階まで階段を上ったりしているし、やっとのなかにもなんというか波があったのかもな。
昨日くらいから、猫トイレに入る段差がきつくなり外に漏らしてしまったので、猫トイレの蓋を取り、またビックトイレの代わりには、あたしがアートで使っている木炭紙版の木製パネルをひっくり返して、スーパーワイドのトイレシートを2枚敷いて、トイレ砂を載せました。
14時頃、蓮が苦しそうにぎゃおと鳴く声が聞こえ、こたつやトイレを置いてある部屋へ見に行きました。すると、入りやすくした猫トイレの中に横たわっていて、口を開けて呼吸困難。息が荒いというよりは、首を振ってけいれんをするような感じで体が震えていました。後ろ足が不規則に動き、苦しいんだろうなとおもった。
どうしようとおもい、動揺して酸素濃縮器じゃなくて酸素室のほうをみて、「あ、こっちじゃなくてスイッチ入れなきゃ」とおもって酸素濃縮器に向かおうとしたところ、聞き覚えのあるエンジン音がしたので、「もしや?」とドアを開けて確かめると母でした。予定よりだいぶ早い。14時10分ごろ。
だけど取り急ぎ酸素室に蓮を入れて、猫用のキャリーバッグを玄関まで運び、母が玄関を入ってきたところで、蓮をキャリーバッグに入れて、すぐさま病院に向かってもらいました。
あたしはすぐに14時18分ごろに病院に電話して、事情を説明して、対応してもらえるようにしました。
14時38分、無事ついたと母から電話がありました。けれども14時48分に再び連絡があり、心配が停止して、人工呼吸を20分くらいしている。30分くらいは続けると言われました。蓮ちゃん、ごめんなさい。
あとで話を聞いたところ、母が蓮のところへ案内されたときは、送管して呼吸、器械があちこちに接続されて、心臓マッサージをしてくれている状態だったそうです。
蓮の帰宅後、やっぱりショック。ショックだけど太陽ほどの衝撃はない。心のどこかに覚悟があったし、慣れてもいたのだとおもう。
蓮は出かけたとき同様、ペット用キャリーバッグに入った状態で帰宅しました。ひとまずあたしのベッドの上に横たえました。送管の影響で口が開いてしまっていたので、死後硬直に合わせてちょっとずつ閉じてあげました。
送管をしていただいた関係で、首が伸びていました。全体的にきれいにしていただいてありがたかったです。このところの強制給餌によるやつれや汚れがあり、亡くなったらきれいにしてあげたいな、その前にもきれいにしてあげたいなとおもっていました。
回復を信じている気持ちと、老いと死を受け入れる気持ち、両方がありました。
蓮ちゃん、どうもありがとう。あなたとの20年間は宝物。長すぎてあなたがいないのは信じられない。もう空気というか家族というか当たり前の存在。一緒にいるのが普通過ぎてまだ実感がわきません。
長くなったので一度投稿します
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