みなでもくもくと自身のアート制作をする場、もくもくアート会は月2回やることが多いけど、先月は3回開催。
あたしはこのときもニス塗りをしておりました。
世界堂で大きなサイズの液体ニスを買ってきました。ホルベインのマットバーニッシュ。
クリスタル(艶出し)しかリンク探せなかったのですが、これの艶消し版です。
今までスプレーで軽くニス掛けしていた作品の上にもあらためてニスを塗っていきます。こういう時間が作れてよかったなあ。
今まではこのスプレータイプを使っていました。
ペンの上に液体ニスを塗るとペンがにじんでしまうかもとおもっていたのですがそうでもないことがわかり嬉しい発見。少なくとも洋紙にジェッソで下塗りの場合は大丈夫でした。
またあらたにスプレータイプの艶出しニスも手に入れました。
艶消しニスの上に艶出しニスを重ねたところ、作品にツヤが出て、金・銀のペン部分も輝いた。かつて艶消しスプレーニスを金のペンの上にかけて艶を消してしまってがっかりしたことあるので、それらも折を見て修復できるかも。これはとてもうれしいことです。
あまりニス塗をされない方には「なんのこと?」という文章かもですが、こんな感じのニス研究をしておりましたよ。この時間が作れたのは自分としてはとてもありがたい。
しかしですね、実はこの回は少しグデグデとしてしまい、集中力にかける場でした。
いろいろな背景の方が参加してくださっていて、それがもくもくアート会のよさでもある。だからどういう場にしていくかをある程度しっかりとファシリテーションしていくのはあたしの役目なので、自分自身に責任を感じました。
参加者としても少し疲れてしまい、夜中まで悶々と「これでいいのだろうか?」と考えるきっかけになり、変わるきっかけになりました。
過去においては、グデッとした感じになっても放置してひとり集中していた回もあったので、みなに疲れさせてしまっていたこともあるんだろうなとおもいました。当事者になって初めて気づきました。ごめんなさい。
これからも試行錯誤しながら進んでまいります。
自身が制作する場として大切であると同時に、世界について、これからの時代について、価値観について考えるきっかけになっている。役得ですね。
結局のところ、今回のグデグデを引き起こした原因は、あたしが古い価値観に引きずられたからだとおもっていて、だからそこから軌道修正していくきっかけをいただけたことに感謝している。
自由な場にしていきたいけれど、目的に沿った場にしていきたく、バランス、匙加減難しい。
今のところの結論としては、もくもくアート会はもくもくアート会の場としての在り方を大切にする。けれども前回参加してくださった方が必要としてくれるような別の企画もいつかできたらいいのかもしれないとおもいました。
⇒ もくもくアート会のウェブ (外部サイト)
そしてグデグデはしてしまったけれど、もしこのときにもくもくアート会がなかったらあたしの進みはたぶんゼロだった。だからちょっとでもやったということに満足したい。感謝なのだ。
どうもありがとうございました。
◆臼村さおり twitter @saori_u
思考していることを投稿しています。
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