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秋のお彼岸です。
新型コロナウイルス拡大防止で人々が移動を控えていますが、お彼岸はお墓参りで移動が多い。今年の春のお彼岸中、大泉学園のカフェモフリーさんでタロット占いをさせていただく日だったので、バスに乗ったところ、いつもなら30分の道のりが80分以上で焦りました。
⇒ 猫好きの集うお店、ありがたい カフェモフリーさん
秋のお彼岸初日、9月19日(土)モフリーさんにお伺いいたしました。春の反省を生かし、けれども「そんなにまた混むことなんてあるのかな」と思いつつ向かったら、やっぱり混んでいました。
半年前の春のお彼岸の頃は、愛猫太陽が亡くなり、まだ遺体が家にありました。そして愛猫蓮ちゃんは元気に生きてくれていました。
しんどい半年でした。でも忘れていくくらいなら苦しくてつらいほうがよい。
時の経過は残酷なもので、ちょっとずつ動けるようになってきています。喪失感はありますが、日常を送るようになってきました。太陽君、蓮ちゃんありがとうね、大好きだよ。
お彼岸は年2回ある。春分と秋分、それぞれの前後3日間ずつ、合計7日間が2回。
今年2020年の秋のお彼岸は、秋分が9月22日(火)なので9月19日(土)から9月25日(金)までです。
彼岸花はまだ咲こうとしている途中。
2年前の秋のお彼岸、彼岸花は咲いていた。
⇒ 暦:お彼岸は見えざるものとの二人羽織 お彼岸 秋2018年
2年前よりも暖かいのかもしれない。植物の画像をつぶつぶタンタンに投稿すると、あとでその年の気候を振り返れるのがうれしいな。
お彼岸は曖昧、混沌なイメージがあります。
あの世とこの世、生命と非生命、死者の生きる者。定義があいまいになり、普段とは違うコミュニケーションが生まれやすい。実際、層が共有、重なった状態になるというか、逆にはがれかかった状態になるというか、異文化と実は同じ世界に暮らしているんだよということが感じやすくなる。
それはもともとの地球や日本の特性であると同時に、あたしたちが長い間かけて育てて来た、世界観、場なんだとおもう。
若いときはあまり重視しなかったけれど、齢を経るにつれて別れを経験しているので、お彼岸があることをとてもうれしくおもいます。いつも一緒にいるとはおもっているけれど、より彼らの存在を身近に感じさせてもらえる気がします。
人間に限らず、あたしにとっては猫たちも、幼いころに一緒にいた犬たちもそうです。特に今年は太陽と蓮を亡くしましたので、彼らとの距離がより近いことを喜ぶ気持ちがより強い。
ありがとう、大好きだよ。
もともとあたしたちが持っている傾向として、春に創始して秋に収穫、冬は冬眠というのがあります。だから彼らとのつきあいも、春に出会い、お互いに溶け込みともに創造し、秋に分かれて、冬眠に入るみたいな感じです。
山の神里の神という言葉があるように、神は春に出会い冬に分かれるかもしれない。けれども身近なエネルギーは冬も一緒だとおもっている。ただ春や秋は動きを仕掛けてくるから、存在を感知しやすくなるという感じ。
神と先祖や亡くなった家族の違いってなんだろうね。特に日本は八百万の神なのでその定義はあいまいかもしれない。
お彼岸にゆったりとした気持ちで過ごすと、普段見過ごしがちなことを思い出せたり、大切なメッセージを受け取れたりするかもしれません。お彼岸を堪能してまいります。
いつもどうもありがとう。感謝しています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
みなさまとみなさまの大切な方たちにとってもよい秋のお彼岸となりますよう。
◆臼村さおり twitter @saori_u
思考していることを投稿しています。
◆エネルギーサロン・タンタン
~身体の健康と無意識のパワーへ Have a Beautiful Day~