
大雪(たいせつ)の振り返りをする。大雪(たいせつ)とは暦・二十四節気のひとつで、昨年2019年は12月7日(土)ごろから12月21日(土)ごろだった。
もう過ぎたとき。来年の大雪のころにまた思い出したくて、そのときに向けて書いている。この場をお借りいたします。
大雪は太陽が誕生する日である「冬至」に備えて、だんだんと枯れていく、死んでいく、一度無に近くなる。
再生するために。
再生するために無になるわけだけど、消していく、消えていく過程で、次を思い出すことはない。点灯するために、生まれ変わるために、あるいは未来のためにというような、消したあとのことはイメージしない。気にしない。
ただひたすら消し、沈黙し、静寂していく。
外界と繋がっている扉があればパタンパタンと閉じていく。窓も雨戸も閉じる。さあこれで完成と思いきや、パタンパタンと立体だった家が閉じて、2次元平面にまでなる。
そんなニュアンスなのだ。沈黙を楽しむ。
大雪の頃に書いたつぶつぶタンタンを振り返ってみた。今年の大雪は、結実しないことを楽しむときだったなとおもう。
ただぽわんとイメージとしてそこにある感じ。であると同時にひょっとしたら来年の夢を少しみていた気もする。
今の等身大の自分を楽しみ、等身大の自分を愛してくれる人たちと一緒に過ごす。
そんなときだった気がします。どうもありがとうございました。
時が止まるような、時間の流れが存在しない気すらするそんな感覚。
宇宙は振動し続けていて、あたしたちは静止することができない(だからこそヨガのポーズで静止が重視されているんだとおもっておる)。
そんななか、点にとどまるのではないけれど、時があたかもとまったような次元がいつもよりひとつ少ないような時空間で漂う。とても面白いエネルギーかもしれない。
この時期に人のあたたかさを感じることができたらしあわせだとおもう。
と書きつつ。よく考えたら、12月といえば、社会はまさに師走で、年納め前で一番忙しいときです。
12月の忙しさ、あわただしさと大雪のエネルギーはなじまない気がする。暦はいろいろあるといういい方もできるけど、なんとなくその言葉だけでは終わらせたくないな。
このことについては来年までの宿題にします。
あとこの時期は、おもえばスマホがないときを堪能していたときだった。
11月の後半にスマホ端末を手放しタブレット生活になりました。少し時間のペースが変わった気がする。今後は不明です。
ではまた
◆臼村さおり twitter @saori_u
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◆エネルギーサロン・タンタン
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