読んだ本の感想です。
吉濱ツトムさん著「今ひきこもりの君へおくる踏み出す勇気」を読みました。
吉濱ツトムさんは、2017年にみたテレビドラマで自閉症役を演じていてそのときから気になっていました。南果歩さんが主演していた「定年女子」というNHKの連続ドラマで、大手企業を早期退職した南さんがハローワークに就職して活躍するという話。そこで職を求める男性を演じていたのが吉濱さんでした。
迫真の演技。ひょっとしたら本当に自閉症なのかもしれないとおもっていたらそうでした。
あたしは発達障害で、診断を受けたわけではないですが、自閉症、アスペルガーの症状が一番強いです。子どもの頃には発達障害という考え方が一般的ではなかったのでこのことを考えることはなかったのですが、いまにになって考えています。そして振り替えるきっかけになり、腑に落ちることも多い。
ちなみに、このとき寝込んだのは感覚過敏ですね。音とか光が苦手です。もっと詳しく書いたつもりだったけれどそうでもないけど、一応リンク置いておこう。
⇒ キャンドル展御礼 & gooマルシェル始めました
発達障害について、向き合い始めた最近です。うん向き合うきっかけになった一つの出来事は確実にこのときの寝こみだろうね。
過去のつまずきを振りかえっている。
その振り返りの一環にしたくて、吉濱ツトムさんの本を読みました。
読んでよかった。がっつり向き合おうという気持ちになったのがひとつ。腑に落ちることが多かったのがひとつ。そしてなんとなくないことにしていた過去も、トラウマじゃなくて冷静にみれたというのがもうひとつ。
吉濱さんほど壮絶ではないけれど、でも比べるものではないし、自分の中では波乱万丈でいろいろあったなあと。
もっとも大好きな自分の人生で誰かと変わりたいとはおもわない。
本の感想といいつつ、自分語りになってしまいました。
また吉濱さんの本を読みたいです。書いてくれてどうもありがとうございました。
この本は昨日の読書交換会でも紹介しました。
⇒ 【読書交換会】今回もどうもありがとうございました。
今日もみなさまにとってよい日でありますように。
どうもありがとうございました。
⇒東京読書交換会ウェブサイト
※今後の予定は2021年9月4日(土)・オンライン、9月19日(土)夜・オンラインです。
◆臼村さおり twitter @saori_u
思考していることを投稿しています。