つれづれなるままに。
愛猫蓮の棺桶が完成しました。
擦れてしまったので描きなおそうとおもっていた棺桶の折り目の部分は、下塗り絵の具塗ったらいい感じになったので、あえてペンで描き足すのはやめました。
火葬は本日か15日(金)がいいなとおもっていたのですが、今朝ほど火葬場に連絡しようとしたら、15日(金)は友引で受け付けていませんでした。
残念であると同時に、猫が2匹連続で亡くなった今ですと「ああ受け付けないでいてくれてありがとう」とおもいました。これ以上、何か引かれるのは嫌なのです。
気を取り直して夕方に電話で予約しようとしたものの「いっぱい空いているっぽいし、予約は明日でもいいかな」とおもって、電話の呼び出し音が鳴っている途中でで切ってしまいました。
なんというか遺体はもう空で蓮の魂はいないとおもっています。だけど火葬はちょっとした覚悟が必要で、いざ予約するとなると、呼吸が浅くなるというか止まるというかそういう状態になりますね。
火葬場はネットで空き状況が確認できるようになっていました。でもログインIDがないと予約はできないみたい。ログインIDをもらうほどの縁は作りたくないな。
今回、なかなか電話できないのは、3月に太陽の火葬をしていただいたとき、一度直前に日時を変更してしまったからでした。だからまた変更したら悪いなあと。
でも本当は「また2か月経たないうちに日程変更じゃ悪いかな?」じゃなくて、2か月経たたないうちにリピートで使う展開そのものが異常だとおもいたい。
新型コロナウイルスの感染予防で、全国で緊急事態宣言が発布されている。一部地域では解除される見込みのようで、解除と継続、どちらがよいのかわからない。どっちでも手放しには喜べない。
蓮ちゃんの火葬を予約しようとして発見しました。
最寄りの火葬場は新型コロナウイルスで亡くなられた方の火葬を1日1人まで受け入れているようでした。お見送りに立ち会えるのはひとり。準備ができるまでは車の中で待機のようでした。
新型コロナウイルスについての報道で一番気になっているのは、病院に入院中のご家族と面会できない状態となっていたり、面会できたとしても制限されている、そんな状況です。
蓮ちゃんは20歳でしたので、17年前に亡くなった父ともお互い知り合いでした(一緒に暮らしてはいなかった)。だからいま蓮との人生を振り返っていると父のこともおもいます。
父は食道がんになり、敗血症で亡くなりました。
父とは途中から一緒に暮らしていなかったので顔を合わせる機会は少なかったのですが、亡くなる直前はよく病院に会いにまいりました。亡くなるという現実味なかったけど、ほぼ毎日行っていた。ということはやっぱり心のどこかで最期だと認識していたんでしょう。
もしあたしが父に面会できなかったり、できても制限されたりしたら、とてもつらかったとおもう。会えて救われました。なんというか大切な思い出になっています。
当時とはがんをとりまく状況が異なるでしょうし、そもそも一緒に暮らしていなかったから、一般と比較して会いたいという気持ちが弱いのか、あるいは逆に強いのかわからないけど。
でも最期に、面会に通っていてよかったなとはおもっている。
ご家族の面会が、こころおきなくできる日が来ますように。
◆臼村さおり twitter @saori_u
思考していることを投稿しています。
◆エネルギーサロン・タンタン
~身体の健康と無意識のパワーへ Have a Beautiful Day~