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昨日はオンラインで開催した、読書交換会でした。オンラインのときはお互いの読書体験を語り合う会にしていて、昨日は6名で語り合いました。
昨日は初参加の方が2名いたり、関東以外の方が2名いたり、なんだかオンラインの読書交換会が新たに芽吹き始めた気がしました。秋なので表現が適切じゃないのかもだけどそんな感じ。久しぶりの方もいてうれしかったのだ。
いろいろと本の話を聞けて、買いたい本がいっぱいになりました。オンラインの読書交換会でお話をお聞きしても、あまり実際に買うところまでたどり着かないのだけど、今回はいつも以上に買いたい気持ちが強い。それだけ話が吸収しやすかったということなんだろうなあ。
自分が楽しいと同時に、きっとみんなも楽しんでくれているんだろうとおもえる瞬間にしあわせを感じます。
あたし自身は、沼田まほかるさんの小説」「猫鳴り」を紹介いたしました。
⇒ 【読書】沼田まほかる「猫鳴り」、偏愛でいいのだ
オンラインに慣れて来たというのもあるのかもしれません。
緊張しなくなった。またダンボール箱を利用してウェブカメラの位置を調整したり、モニターを2台体制にしたり、自分の背中にパテーションを立てて背景をコントロールしたりもしました。スピーカーとマイクを導入したり、
1年前には考えられなかったですね。
今年の読書交換会は12月をお休みにするつもりです。となると、オンラインの読書交換会は今年はあともう1回だけ。さきほど来月の告知ページをつくっていて、ちょっとしんみりしてしまいました。
淋しいな。心のどこかに、今の世の中が仮の世で、元に戻らないまま終わるという気持ちがあるからなのかもしれない。
いまこの瞬間も大切な人生の一部だから、今の状況にフォーカスして堪能しようと、いまあらためておもいます。
自粛や非常事態宣言を経ても、オンラインに切り替えてずっと月2回続けてきた読書交換会。がんばったときもあった。なのに、12月は年の瀬で忙しいだろうとおもってお休みするところにおもわず微笑みたくなります。
何が起きても12月は12月だとおもえているのはしあわせなことなのかもしれません。
そうなんだ、そういう価値観なのか、と自身が面白いです。
昨日もどうもありがとうございました。おかげさまでとても楽しく充実したときを過ごさせていただきました。またご一緒しましょう。
東京読書交換会を開催しています。池袋で本を持ち寄ってお互いの本を交換したり、オンラインで読書経験を交換したりする会です。⇒東京読書交換会ウェブサイト
※今後の予定は10月26日(土)夜・池袋、11月13日(金)夜・オンラインです。
◆臼村さおり twitter @saori_u
思考していることを投稿しています。